前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

「再稼働やめて」、福井県庁に要望相次ぐ。今日、県議との意見交換。福井県職員の「雇い止め」問題。今日は

2012年05月24日 | Weblog
    福井新聞・・・・福井弁護士会の11人でつくる自由法曹団県支部は23日、関西電力大飯原発3,4号機について現状の安全対策では不十分として、再稼動に同意しないよう県に要請した。

坪田康男支部長ら3人が県庁を訪れ、岩永幹夫原子力安全対策課長に要請書を提出した。
要請書では、2基の安全対策が不十分なまま拙速に再稼動に同意すれば、
県民や国民の安全、生活に取り返しのつかない被害をもたらす恐れがあると指摘している。

坪田支部長は「事故の深刻さは他と度合いが違うので、絶対的な安全が必要。慎重に議論して判断してもらいたい。」と訴えた。
岩永課長は、国が示した安全基準に基づく2基の安全性を原子力安全専門委員会で検証中とし「危険を指摘する声に真摯に耳を傾け、対応する対策がなされているか議論している」と述べた。・・・・・・・


     自由法曹団福井支部が結成されて、さっそくの要請行動ですね。
福井新聞によれば、原発を考える女性議員の会も「安全基準確立まで再稼働認めるな」との要望書をだした、とあります。
また、福井県庁前でおこなわれている「大飯原発再稼働反対」行動に参加した、京都の労働組合や医療団体のみなさんも福井県に要請活動をおこなった、とお聞きしました。
今日も要請活動がおこなわれる予定だそうです。県外のTV局も注目して取材にはいる、とのこと。

県民、国民のなかに、ますます、「福島事故をふまえた対策もされていないのに、再稼働なんてとんでもない」の声と行動はますます拡がっていますね。

     福井県庁前での「大飯原発再稼働反対」行動は、今月いっぱい、午前9時から午後5時までおこなう予定です。
30分でも、1時間でも、ご参加ください。昨日も、子連れのお母さんや、仕事帰りの若者らが気軽に立ち寄っていただいてます。


      昨日は、大飯原発反対の宣伝行動や、福井県職員の「雇い止め」相談の対応、9条の会の例会、などでした。
いま、自治体での「非正規職員」の増大がどこでも問題になっていますが、これは「不安定雇用拡大」という面もあります。
「雇用は正規で」の世論が広がる中で、公務の現場での非正規職員拡大と、「雇用喪失」は大きな問題です。

      9条の会例会では、福島原発事故での補償問題などについて学習しました。1年以上たっても被害は収まらず、拡大するいっぽうです。住宅や土地など財産が奪われたり、雇用がなくなったり、家族バラバラになったり・・・・病気、自殺もつづいています。
前途がみえず胸がくるしくなる議論でした。このような巨大な被害をもたらすリスクのある原発からは撤退すべきです。

          ★

     今日は、再稼働反対集会を企画された市民団体主催で、県議会議員との意見交換会。初日は私です。
午後7時から、福井駅東口アオッサ607会議室。ぜひ、ご参加ください。

    明日以降も、各議員との意見交換が予定されています。党派では、自民、民主、公明、共産、のすべての党の県議が意見交換に応じています。県民の声を県議会が聞く、という点で大きな一歩だと思います。