前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

原水爆禁止世界大会・平和行進実委が福井県庁・県議会に要請。大飯原発再稼働、専門委員会21日開催へ。

2012年05月19日 | Weblog
    昨日も相次ぐ生活相談、会合や、県庁・県議会への要請行動などでした。
要請は、原水爆禁止世界大会・国民平和大行進実行委員会の山川さん、辻さんとごいっしょして、県庁、県議会に世界大会成功への協力要請をおこないました。

      県庁では観光営業部観光振興課の辻岡課長と坂井国際室長に、県議会では日野岡次長に応対していただきました。
山川さんらから世界大会・平和行進の取り組み状況や、核兵器廃絶めぐる情勢、県内被爆者の状況などが話されました。

    県内の被爆者は100人程度。みなさん、高齢化と病気で苦しんでいる。」とのお話し。20年ほど前には「県内被爆者200人」とお聞きしていましたので、100名前後の方が亡くなられたことになります。
原爆被害を忘れることなく、核兵器廃絶に世界が向かうようにがんばりましょう。

     福井県庁としてもさまざまなことに協力いただいていますが、被曝の実相を語り継ぐ「原爆パネル展」などの企画もおおいにすすめるべきでしょう。


              ★


    大飯原発再稼働をめぐり、注目の福井県原子力安全専門委員会が開催されます。
5月21 日(月)15 時00 分から。委員会がまとめるとされる報告書にもとづいて、県議会の議論、知事の判断がされるだけに重大です。傍聴希望の方は14 時に県庁3階304会議室へおこしください。

     今朝の報道によれば、報告書案はしめされない、とあります。
そうすると、さらに委員会開催が計画されることになるはずです。委員のなかには、委員会としての報告書をまとめることに慎重な方もおられる、とのこと。
私は、委員会として一定の結論をだす際には、県民説明会を開催することや、県議会へ説明することなどを中川委員長に文書で求めています。
国民、県民注視の大問題であり、専門家として説明責任を果たすという社会的責任は果たしていただきたいと思います。