前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

共産党全国活動者会議。議員会議。「住民と県議の意見を聞きあう会」でお話し。西川知事が切れた・・・

2012年05月25日 | Weblog
    昨日は、日本共産党の全国活動者会議が開催され、志位委員長の報告を視聴しました。会議には南県委員長や地区委員長、衆院候補らが福井県からも参加しています。原発問題でも、原発ゼロの日本への決断をしてこそ、電力供給や自然エネルギーへの転換でも、原発立地自治体の雇用と営業でも本腰がはいると述べ、そのためには財界中心の政治を断ち切ることが必要だ、と強調しました。そして、原発ゼロの日本実現のためにも、きたる総選挙でなんとしても日本共産党は躍進しなくてはなりません。自民も民主も原発固執政党だからです。総選挙で躍進するために、自力である党員や赤旗読者を拡大する目標を達成する「特別期間」がよびかけられました。藤野比例候補、かねもと1区・山本3区候補勝利のためにがんばろう!ぜひみなさんのお力をお貸しください

    午後は、福井県内の地方議員の会議を開催し、わたしから全国活動者会議をうけた活動や、原発、新幹線、暮らし問題での政策活動などについて報告しました。各市議会議員、町議会議員からも自治体状況の報告がされ、議会での取り組みや大衆運動の取り組みについて意見交換をおこないました。

    夜は、アオッサで、大飯原発再稼働反対集会実行委員会のみなさん主催による「住民と県議の意見を聞きあう会」が開催され、私が大飯原発再稼働の問題点などを報告しました。主催の福井大学の佐分利教授があいさつをおこないました。
   報告の後の質疑応答では、質問や意見が相次ぎました。
   「関西が電気いらないというなら原発動かさない、という西川知事の本音はどこにあるのか」「知事のやり方は安全問題でも、防災でも自分が傷つかないやり方ではないか」「県議も知事にまかせるというし、知事も国の姿勢を言うし、この問題に誰が責任をもつのか」「あいまいな県議会の議論ではなく、きちんと議会を開催してこの問題を議論すべきでないか」「原発労働者の生活補償をどう考えているのか」「防災計画ができていないのに、なぜ再稼働できるのか」「地震では3連動しか議論されてないではないか」「県議会として住民の意見を集約することにとりくんでほしい」「県として県民説明会を開催すべきでは」・・・・などなど90分ちかくのやりとりが続きました。私なりにせいいっぱいお答えさせていただきました。ありがとうございました。
    福井県内であれば都合がつけば、原発問題・県政懇談にうかがいます。
    お気軽にお声かけください。mmasao.sato@gmail.com

  
    昨夜の意見交換でも質問がだされた西川知事記者会見の報道です。「プッツン」という感じです。近畿知事会議も欠席するとか。
関西近畿との関係は、副知事が言うように「最悪」になっていると思われます。
    
     しかし、滋賀でも、京都でも、「福島原発事故をうけ、住民の命と安全を守る」立場からの発言と再稼動への心配であり、このことをふまえない政府の対応が最悪なのです。そのことは、原発の安全確認について、安全委員会の「了解」を経ずに、政治判断で確認して動かそうとしていることにも端的にあらわれています。日本の原子力史上にも例のない、「いい加減さ」が国民の不信を増幅させているのです。
財界の要求にそって安易な「政治判断」をした政権。総選挙後は次のない政権がおこなっている、「安全の専門機関の了解もない、指針もつくられていない」「きちんとした規制庁もできていない」なかでの原発推進姿勢こそが一番の問題でしょう。


■朝日・・・・「電気必要ないなら動かさない」 大飯再稼働で福井知事

   関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働について、福井県の西川一誠知事は24日の記者会見で「(電力消費地や国が)電気が必要でないと言うならば、無理して動かす必要はない」と述べた。西川知事は、再稼働に反発している関西の自治体に対する政権の対応の遅さを批判しており、改めて再稼働に向けた政権の決意を促す意味があるとみられる。

 19日に開かれた関西広域連合の首長会合では、細野豪志原発相が再稼働への理解を求めたが、出席した知事らから「安全確認の態勢が不十分」として再稼働に否定的な見解が相次いだ。西川知事は、こうした関西の首長らの言動について「消費地が将来の見通しもないままいろんなことを言うのは望ましくない」と批判。同会合で大阪市の橋下徹市長が「1~3カ月の臨時運転」を提案したことについては、「ご都合主義は話にならない」と不快感を示した。

 一方で、西川知事は「いくら何でも政府の対応が遅すぎる」と政権の対応にいらだちを見せた。「関西の同意を待っているわけではない。政府が姿勢を示すことで解決できる」とも述べ、関西の首長への説得を打ち切ってでも再稼働への決意を示すよう政権に求め、野田佳彦首相のリーダーシップを改めて促した。 ・・・・