前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

終始一誠意。最終日にようやく「岡倉天心」。石破幹事長の「テロ」発言撤回。法案撤回こそ!

2013年12月02日 | Weblog
 昨日は、親戚の法事でした。久しぶりにお会いしたみなさんと故人を偲んで歓談させていただきました。仏間にはいくつかの額がかけられていました。
 なかに、林羅山の「終始一誠意」という額も。ながめていたら、80過ぎの俳句の先生から「あなたも政治を志していくのならこの心を忘れずにがんばりなさい」と声をかけていただきました。
 人間の正しい心の在り方として、「始めから終わりまで事に当たって、また人に対して、実の心即ち真心を以て対し、持するところの節を変えない」という意味だそうです。
 「節を変えない」・・・・共産党にも共通します。

 また、昨日は最終日、ということで県立美術館に「岡倉天心」展を連れ合いとともに観にいきました。最終日もナイター営業、ということでけっこうなにぎわい。なにしろ大家の大作がまとまって展示されてますから。
私は、三国出身の山田鬼齋の作品などはじめて観ましたが、ひきつけられました。また、天心の奈良などの古美術調査活動などのたんねんな仕事にも感銘。
 図録の売り上げも好調だそうで、増刷するとか。
 いま、美術界では日展の「金銭」問題などが騒がれていますが、純粋な美術の追求者であっていただきたいものです。


              ★

 昨日批判した、自民石破幹事長の秘密保護法反対の運動を「テロ」呼ばわりした問題。厳しい世論の批判の前に撤回に追い込まれました。
 しかし、本音でしょう。秘密保護法の撤回こそが必要です。
 昨日は越前市でも抗議集会・パレードが開かれ、100名が参加した、とお聞きしました。
 参議院で廃案に追い込むためにがんばりましょう!

■NHK・・・・石破氏 ブログの「テロ」部分を撤回の考え
12月1日 18時7分

自民党の石破幹事長は、特定秘密保護法案に反対する国会周辺のデモに関連し、「絶叫戦術はテロ行為とその本質であまり変わらない」とみずからのブログに書き込み、1日、表現が足りないところはおわびするとして、「テロ」という言葉を使った部分を撤回する考えを示しました。

自民党の石破幹事長は先月29日、みずからのインターネットのブログに、特定秘密保護法案に反対する国会周辺のデモに関連し、「主張を絶叫し、多くの人々の静穏を妨げるような行為は、決して世論の共感を呼ぶことはない。単なる絶叫戦術はテロ行為とその本質において、あまり変わらないように思われる」などと書き込みました。
これについて、石破氏は1日、富山県南砺市で講演し、「国会の周りに大音量が響き渡っているが、周りにいる人たちが恐怖を感じるような大きな音で『絶対に許さない』と訴えることが、本当に民主主義にとって正しいのか。民主主義とは少し路線が異なるのではないかという思いがするが、もし表現が足りなかったところがあればおわびしなければならない」と述べました。
そして、石破氏は講演のあと、記者団に対し、「『テロだ』と言ったわけではないが、テロと同じだという風に受け取られる部分があったとすれば、そこは撤回する」と述べ、「テロ」という言葉を使った部分を撤回する考えを示しました。
.

抗議活動参加者から批判相次ぐ

自民党の石破幹事長のブログの書き込みについて、特定秘密保護法案に抗議する活動をしてきた人たちからは、批判の声が上がっています。
このうち、1日、国会周辺で行われた法案への抗議活動に参加した女子高校生は、「私たちは選挙権もないので声を上げることしか方法がない。抗議活動がテロ行為だとされたことは全く信じられない」と話していました。
また、横須賀市の19歳の男性は、「抗議活動をテロとみなしたことは、政治家が国民の声を聞こうとしない表れだと思う」と批判していました。
先月21日、日比谷公園の野外音楽堂で大規模な集会を開いた団体は、「法案に危機感を覚え、社会にメッセージを発しようという人たちをテロと同一視する発想で、民主主義の否定につながるものだ。発言の背景には国会で与党が多数を占めていることへのおごりがあるのではないか」とコメントしています。