前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

農業委員会大会に参加。会場前で、鈴木市議、猿橋おおい町議と宣伝

2014年11月06日 | Weblog
  昨日は、朝の金元書記長との街頭宣伝にはじまり、農業委員会大会会場前での鈴木市議との街頭宣伝・・・・、介護職場のみなさんとの懇談会などでした。

 農業委員で農業委員会大会に参加の、猿橋おおい町議もマイクをにぎって訴えました。会場内では加藤越前市議ともばったり。各地で共産党議員が奮闘していますね。
 安倍政権のTPP推進、米価下落対策もうたない、農業委員会解体では、日本の農業の礎がくずれていきます。
 今年は国連の家族農業年です。世界もこの方向に農業の未来がある、と政策をすすめています。安倍政権は、家族・地域農業の解体の方向です。許されませんね。
 
 会場内では、同僚議員のみなさんからも「宣伝してたな」「がんばってるな」などと声がかかりました。
議会を代表してあいさつにたった田村議長も「個人的にはTPP反対だ」と演説!









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 大飯原発運転差し止めを命じた感動的な福井地裁判決。いよいよ控訴審がはじまりました。

 4年ちかくたっても、福島原発事故を収束させ、住民の、家族の、集落の、豊かな生活を原状回復させることができない。
避難生活をつづけている12万人のみなさんをはじめ多くのみなさんが苦しみつづけています。

 技術論でなく、ほかの技術とは比較にならない異質の災難をもたらす可能性を排除できない原発はやめるしかないでしょ!



■NHK・・・・大飯訴訟 控訴審始まる

「確たる根拠のない楽観的な見通しのもとに成り立ち得る脆弱なもの」。
大飯原発の安全対策をこのように指摘した福井地裁の判決からおよそ半年。
裁判は、名古屋高裁・金沢支部で争われることになりました。

 5日の法定で住民側は、大飯原発の安全対策は、福島第一原発事故の教訓が生かされていないとしたうえで、万が一にも深刻な事故が起きるおそれがあるのなら、裁判所が原発を止めるべきだなどと訴えました。
一方の関西電力側は、わずかな危険性が少しでもあると原発の運転が許されないというのであれば、法律の枠組みを否定することになるなどと、控訴の理由を述べた書類を提出し、両者の主張は真っ向から対立しました。
 福島第一原発の事故の後、初めて言い渡された原発の運転差し止めという福井地裁の判決。
大地震への備えなど、原発の安全性をめぐる指摘が今回の裁判でどう審理されるのか注目されます。

11月05日 19時28分・・・・・・・・


 それにしてもお粗末な規制委員会です。
昨日の記者会見で赤旗記者に質問されて、できもしないことを答弁。
 再稼働さえできれば、「後は野となれ」では規制機関の資格はありません。

■時事・・・・核燃料搬出「3カ月で可能」=川内火山対策で「石棺も」-規制委員長

  原子力規制委員会の田中俊一委員長は5日、定例記者会見で、九州電力川内原発(鹿児島県)の再稼働の前提となる基準適合性審査で焦点となった火山の巨大噴火予測に関し、「3カ月前に分かれば、すぐ止めて準備をし、(核燃料を)容器に少しずつ入れて遠くに運ぶことができる」と述べた。
 だが、具体的な方法については「どこに運べばいいのかということも出てくるから、真面目に考えるとなかなか難しい」と釈明。その一方で「チェルノブイリもそうだが、石棺という方法もある」と発言した。石棺は核燃料の周囲をコンクリートなどで覆ってしまう方法。取り出しは困難となり、委員長の発言は原発の立地場所で核燃料が長期保管されると受け取られる可能性がある。
 
 規制委事務局によると、現時点で、3カ月で核燃料を搬出する方法は検討していない。通常、使用後の発熱量が多い核燃料の搬出には、5年程度プールで冷却することが前提とされている。(2014/11/05-19:50)


 しんぶん赤旗の三浦記者はFBで次のように述べています。

「田中原子力規制委員長が本日の記者会見で私の質問に答えた内容を訂正しました。
以下は、私との質疑応答です。

記者:(火山噴火で住民避難は)3カ月前に分かれば少しでも何とかなると思いますが、3カ月前では原子炉(の使用済み核燃料の移動)はどうしようもならないでしょう。
田中委員長:3カ月前と言うことが分かれば3カ月前にすぐ止めて、準備をして容器に少しずつ入れて、遠くに運ぶことができますよ。
記者:3カ月で全部できると思ってるんでしょうか。
田中委員長:できると思いますよ。

以上です。
田中委員長は訂正で、噴火に対応して使用済み核燃料を移動できないことを事実上認めました。勝負あった、という感じです。」