物部の森

日常感じたこと、趣味のこと、仕事のこと・・・等々
日記風に書いてます。

Eels

2008年07月15日 | Weblog
 ENZOで集まる。ヒューガルデン・ホワイトを飲みながら、メンバーとあれやこれやと談笑してると、ずっと流れているBGMが気になる。「これ何?」マスターのH君に聞くと、「Eelsっていうバンドです。」ロック検定2級合格者の私が知らないのだから、結構マイナーなバンドなのだろう。聴いていると非常にメロディーラインが美しく、どの曲もアレンジに一工夫ある。
 家へ帰ってからLime Wireで何曲かダウンロードして聴いてみた。独特の雰囲気がある。しいて言えばサウンド的には、Beckか、Van Morrisonを髣髴させる。ボーカルはTom Waitsのような、少ししゃがれて声量は感じさせないが深みがある。
 ネットで調べてみると96年デビュー。バンドのフロントマン、E(本名マーク・エヴァレット)の半生は非常に不幸なものだったらしい。劣悪な家庭環境で虐待等を受けて育った幼少時代に始まり、少年時代は問題児として警察の世話になり続けた。19歳の時に父親を亡くしたのに端を発し、肉親や身近な友人を次々と亡くし、失い続けてきたのでした。1998年、2ndアルバムの発表後、最後の肉親だった母親をガンで失い、それが最後の不幸かと思ったら、バンドのツアーマネージャーであり親友だった男性を亡くし・・・。
 ということらしい。言われてみれば、サウンド全般的に、内向性の強い少し“ひねくれた”世界観がある。ちょっとクセになりそう。次は何枚かアルバム単位で聴いてみよう。
 しかしそれにしてもバンド名がEelsって。ウナギって。カブトムシ、ニワトリ、ワシ、白蛇…、いろいろいたけど、よりによってウナギって…。この辺りから何やらフクザツである。
コメント (2)
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