物部の森

日常感じたこと、趣味のこと、仕事のこと・・・等々
日記風に書いてます。

これもアウト?

2008年07月02日 | Weblog
 外出先での夕方の会議が早く終了。もともと事務所の行き先ホワイトボードにはNRと書いてきた。それでマネジャーのTさんと「業務終了、フレックス。キタへバーゲンでも行くか。」ということになり、二人で阪急メンズ館へ。
 平日の夕方にもかかわらず、館内はサラリーマン風の男性でかなり賑わっていた。Tさん「こいつら、会社大丈夫なんかい!?」われわれもだ(^_^ゞ
 1階でシャツを物色。クールビズ用に半袖コーナーを探していたら、Tさんが「こんなやつ好みちゃうん?」見ると、紫と青とブルーと茶のストライプでわりと派手な感じ。確かにかなり私好み。値段も結構ディスカウントされている。即決しようと思ったが先日のシャツの件があり、「それで、これ着てきたら『アウト』言わんといて下さいよ。」とTさんに念押し。「大丈夫、大丈夫。」、ということでレジへ。Tさんもブルーの爽やか系長袖シャツを一枚購入。
 家へ帰って袋から出す。やはり少し派手(嬉しい)。さて、いつデビューさせようか。着てきた時の周りのリアクションが今から少し楽しみな40才、われながらカワイイオッサンだと思う。
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会社入って初めて目が真っ赤になりました

2008年07月02日 | Weblog
 アタマが真っ白になった後、更に話は続く。

 発表会終了後は本社レストランで新入社員研修の打ち上げ。新人たちと、研修のお世話所属のメンバーも入っていただき立食パーティ。
 宴もたけなわの頃、会の出し物として、現場所属で新人のお世話をしてくれた先輩社員10人くらいが、会場の前へ出て一言ずつしゃべる、ということになった。その時にハプニングが起きた。
 先輩社員の一人、大阪地区担当の4年目社員F君が、壇上で突然私の名前を出したのである。「僕が2005年に入社した時の担任の先生は人事部のMさんでした。Mさんからいただいた言葉を皆さん新入社員に捧げたいと思います。」アルコールですっかりできあがっている新入社員たちが「オーッ!」と歓声をあげながら一斉に私を見る。またしても突然のことで、先ほどの発表会での悪夢が一瞬頭をよぎった。F君は、私が彼ら2005年新人研修の最後に贈った「同期とのネットワークは一生(会社を辞めてからも)大切にしろ。」という言葉を紹介してくれた。場内はまたも「オーッ!」私はそれを聞きながら心の中で(あ~、その言葉のことか。誰か俺にコメントを振ってくれ!今やったら前へ出てFの横に立ってオモロイことが言える!)と汚名挽回のチャンスをうかがったのだが、そういう流れにはならず。
 壇上から降りてきたF君に「よ~、そんな言葉覚えてたなあ。」と言うと、彼はボロボロになった一枚の紙を出してきた。「この紙ずっと持ってるんですよ。」それは「同期とのネットワークうんぬん」も含めて、私自身が新人~若手時代を振り返って、是非心がけておきたい15のメッセージを箇条書きにして彼らに渡したメモ。それを今でも大切に持っていてくれたのである。しかもF君はそれに自分のオリジナルの想いを2つ加え、17のメッセージとして自分がお世話をした今年の新人君たちに渡したそうだ。
 「その17の言葉、メールで送ってくれ。」と頼むと翌日早速送ってくれた。もともとの私の言葉を見事にブラッシュアップしてくれている。

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<以下紹介(一部固有名詞は改定)>

1. 初心忘れるべからず。入社式や新入社員研修の緊張感、訪問隊で経験したことを時々思い起こせ。
2. 職場で一番最初に求められるのは、仕事の成果ではなく倫理・道徳観である。
3. 「郷に入れば郷に従え」。会社には100年を越す歴史があり、所属部署それぞれにもその時間分の文化がある。たとえその文化が自分の価値観と違っても、まずは受け入れる姿勢を持て。理解されるためには、まず相手を理解して受け入れることが大事。
4. 仕事によって個人は成長する。自分のやりたいこと、やりたかったことと違っても構わない。まずはやってみる!(プランド・ハプスタンス理論)
5. 与えられた仕事は必ずやり遂げる。「ボクはがんばった」という自己満足ではダメ。君たちは野球選手やサッカー選手と同じ「プロ」である。
6. 最初の3年間が会社での人生を決める。現場で活躍するヤツの噂はすぐに伝わってくる。
7. PCを使いこなそう。会社で用いるWord・Excel・Powerpointは一通り使えるようにすること。
8. メモを取る習慣をつけよ。取るだけでなく、すぐに読み返す習慣を。どんどん記憶は薄れていくし、理解を深めるには「詰め込み」が重要。
9. 「報・連・相」を常に意識。「報・連・相」=上司とのコミュニケーション。仕事を円滑に進めるコツ。
10. 上司や同僚・先輩の協力を促せ。3人集まれば文殊の知恵。アウトプットの精度を上げるためのコツ。
11. 計画的に資格を取ってエンプロイアビリティ(被雇用能力)を高めろ。TOEIC650点以上・ガス主任はとりあえず必須。その他、自分に必要な資格も。
12. 横のつながりを大事にすること。同期・訪問隊のメンバーとのつながりは途切れることの無いよう、ずっと関係を構築し続けること。
13. 会社の動向には絶えず注意を払うこと。社内報・日経新聞・エネルギーフォーラム・ポータルサイトなどの情報源に常に触る。
14. カイゼン・全セ・LPO・組合・飲み会…いろいろな社内行事に参加せよ。職場に溶け込むためのきっかけになる。
15. プライベートでも当社の社員であることを忘れずに行動すること。君子危うきに近寄らず。自分の身を守ることは、会社の存在を守ることでもある。
16. 体調管理に気をつけること。サッカー選手と同じで、身体のケアができなければどんなに能力が高くともそのパフォーマンスを発揮できない。
17. 「至誠通神」…誠意を持って物事に取り組めば、誰かが必ず見てくれていて、そっと手を差し伸べてくれる。

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教え子が私の言葉を大切にしてくれて、なおかつそれを後輩に伝えていってくれる。こんな自分でも会社での存在意義が少しはあるのかな?ちょっとウルウル来てしまったぜぃ。
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