物部の森

日常感じたこと、趣味のこと、仕事のこと・・・等々
日記風に書いてます。

【書籍】赤線跡を歩く

2008年07月08日 | Weblog
 『赤線跡を歩く』(木村聡著、ちくま文庫)を読む。

 全国各地の赤線跡を訪ね、現在の街並みや建物を撮影した写真と紀行文で構成されている。
 昭和33年に赤線が廃止され、営業店舗はアパートや旅館、町工場などに姿を変えている。それらの建物も、築50年以上経ち風化が進む。
 大阪では飛田と枚方が掲載されている。飛田は料亭街という名目で今も“営業”をしているが、建前上そのことは文章には書かれていない。
 数多くの写真から、湿気を帯びた昭和の風俗が伝わってくる。

 
コメント
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