monoろぐ

古典和歌をメインにブログを書いてます。歌題ごとに和歌を四季に分類。

「千と千尋の神隠し」より「いつも何度でも」

2011年05月01日 | 音楽

 いつも何度でも 作詞:覚和歌子、作曲:木村弓

呼んでいる 胸のどこか奥で
いつも心躍る 夢を見たい

かなしみは数えきれないけれど
その向こうできっと あなたに会える

繰り返すあやまちの そのたび ひとは
ただ青い空の 青さを知る
果てしなく道は 続いて見えるけれど
この両手は 光を抱ける

さよならのときの 静かな胸
ゼロになるからだが 耳をすませる

生きている不思議 死んでいく不思議
花も風も街も みんなおなじ

呼んでいる 胸のどこか奥で
いつも何度でも 夢を描こう

かなしみの数を 言い尽くすより
同じくちびるで そっとうたおう

閉じていく思い出の そのなかにいつも
忘れたくない ささやきを聞く
こなごなに砕かれた 鏡の上にも
新しい景色が 映される

はじまりのあさの 静かな窓
ゼロになるからだ 充たされてゆけ

海の彼方には もう探さない
輝くものは いつもここに
わたしのなかに 見つけられたから

 フィギュアスケートの世界選手権で、川口・スミルノフ組(ロシア)がエキシビションの曲に選びました。


世界がひとつになるまで

2011年03月29日 | 音楽

 世界がひとつになるまで 作詞:松井五郎、作曲:馬飼野康二

まぶしい陽ざしが
君の名前を呼ぶ
おんなじ気持ちで
空が見えるよ

つらいとき
ひとりきりで
涙をこらえないで

世界がひとつになるまで
ずっと手をつないでいよう
あたたかいほほえみでもうすぐ
夢がほんとうになるから

はじめて出逢った
あの日 あの場所から
いろんな未来が
歩きはじめた

なぜみんな
この地球に
生まれてきたのだろう

世界がひとつになるまで
ずっと手をつないでいよう
思い出のまぶしさに負けない
とても素敵な夢がある

世界がひとつになるまで
ずっと手をつないでいよう
あたたかいほほえみでもうすぐ
夢がほんとうになるから

世界がひとつになるまで
ずっと手をつないでいよう
思い出のまぶしさに負けない
とても素敵な夢がある

世界がひとつになるまで
ずっと手をつないでいよう
ときめきは宝物いつでも
愛が明日を守るから
愛が明日を守るから


「それいけ! アンパンマン」の主題歌

2011年03月27日 | 音楽

 アンパンマンのマーチ  作詞:やなせたかし、作曲:三木たかし

そうだ うれしいんだ
生きる よろこび
たとえ 胸の傷がいたんでも

なんのために 生まれて
なにをして 生きるのか
こたえられない なんて
そんなのは いやだ!

今を生きる ことで
熱い こころ 燃える
だから 君は いくんだ
ほほえんで

そうだ うれしいんだ
生きる よろこび
たとえ 胸の傷がいたんでも
ああ アンパンマン
やさしい 君は
いけ! みんなの夢 まもるため

なにが君の しあわせ
なにをして よろこぶ
わからないまま おわる
そんなのは いやだ!

忘れないで 夢を
こぼさないで 涙
だから 君は とぶんだ
どこまでも

そうだ おそれないで
みんなのために
愛と 勇気だけが ともだちさ
ああ アンパンマン
やさしい 君は
いけ! みんなの夢 まもるため

時は はやく すぎる
光る 星は 消える
だから君は いくんだ
ほほえんで

そうだ うれしいんだ
生きる よろこび
たとえ どんな敵が あいてでも
ああ アンパンマン
やさしい 君は
いけ! みんなの夢 まもるため

(大震災で被災した子どもたちを勇気づける歌、ということで引用しました。
以下に、やなせたかし先生のメッセージも引用します。
公式HPはこちら。)

おそれるな がんばるんだ
勇気の 花が ひらくとき
ぼくが 空を とんでいくから
きっと 君を 助けるから


いきものがかり「YELL」

2011年03月23日 | 音楽

 YELL 作詞・作曲:水野良樹

「“わたし”は今 どこに在るの」と 踏みしめた足跡を何度も見つめ返す
枯葉を抱き 秋めく窓辺に かじかんだ指先で夢を描いた

翼はあるのに 飛べずにいるんだ ひとりになるのが 恐くて つらくて
優しいひだまりに 肩寄せる日々を 越えて 僕ら 孤独な夢へと歩く

サヨナラは悲しい言葉じゃない それぞれの夢へと僕らを繋ぐ YELL
ともに過ごした日々を胸に抱いて 飛び立つよ 独りで 未来(つぎ)の空へ

僕らはなぜ 答えを焦って 宛ての無い暗がりに 自己(じぶん)を探すのだろう
誰かをただ想う涙も 真っ直ぐな笑顔も ここに在るのに

“ほんとうの自分”を 誰かの台詞(ことば)で繕うことに 逃れて 迷って
ありのままの弱さと 向き合う強さをつかみ 僕ら 初めて 明日へと駆ける

サヨナラを誰かに告げるたびに 僕ら また 変われる 強くなれるかな
たとえ違う空へ飛び立とうとも 途絶えはしない 想いよ 今も 胸に

永遠など無いと気づ いた時から
笑い合ったあの日も 歌い合ったあの日も
強く 深く 胸に刻まれていく
だからこそあなたは だからこそ僕らは
他の誰でもない 誰にも負けない
声を挙げて “わたし”を 生きていくよと
約束したんだ ひとりひとり ひとつひとつ 道を選んだ

サヨナラは悲しい言葉じゃない それぞれの夢へと僕らを繋ぐ YELL
いつかまためぐり逢う そのときまで 忘れはしない 誇りよ 友よ 空へ

僕らが分かち合う言葉がある こころからこころへ 言葉を繋ぐ YELL
ともに過ごした日々を胸に抱いて 飛び立つよ 独りで 未来(つぎ)の空へ


早春賦

2011年02月17日 | 音楽

早春賦 (吉丸 一昌作詞、中田章作曲)

春は名のみの風の寒さや
谷の鶯 歌は思えど
時にあらずと声も立てず
時にあらずと声も立てず

氷解け去り葦は角(つの)ぐむ
さては時ぞと思うあやにく
今日もきのうも雪の空
今日もきのうも雪の空

春と聞かねば知らでありしを
聞けば急(せ)かるる胸の思いを
いかにせよとの この頃か
いかにせよとの この頃か