落葉松 野上彰
落葉松の秋の雨に
わたしの手が濡れる
落葉松の夜の雨に
わたしの心が濡れる
落葉松の陽(ひ)のある雨に
わたしの思い出が濡れる
落葉松の小鳥の雨に
わたしの乾いた眼が濡れる
落葉松 野上彰
落葉松の秋の雨に
わたしの手が濡れる
落葉松の夜の雨に
わたしの心が濡れる
落葉松の陽(ひ)のある雨に
わたしの思い出が濡れる
落葉松の小鳥の雨に
わたしの乾いた眼が濡れる
里の秋
しずかな しずかな 里の秋
おせどに きのみの おちる夜は
ああ かあさんと ただふたり
栗の実 煮てます いろりばた
あかるい あかるい 星の空
なきなき よがもの わたる夜は
ああ とうさんの あのえがお
栗の実 たべては おもいだす
さよなら さよなら 椰子の島
お船に ゆられて 帰られる
ああ とうさんよ ご無事でと
今夜も かあさんと いのります
思い出のアルバム
いつのことだか 思い出してごらん
あんなこと こんなこと
あったでしょう
うれしかったこと おもしろかったこと
いつになっても わすれない
春のことです 思い出してごらん
あんなこと こんなこと
あったでしょう
ぽかぽかおにわで 仲よく遊んだ
きれいな花も 咲いていた
夏のことです 思い出してごらん
あんなこと こんなこと
あったでしょう
麦わら帽子で みんな裸んぼ
お舟も見たよ 砂山も
秋のことです 思い出してごらん
あんなこと こんなこと
あったでしょう
どんぐり山の ハイキング ラララ
赤いはっぱも とんでいた
冬のことです 思い出してごらん
あんなこと こんなこと
あったでしょう
寒い雪の日 暖かいへやで
楽しい話 聞きました
一年中を 思い出してごらん
あんなこと こんなこと
あったでしょう
桃のお花も きれいに咲いて
もうすぐみんなは 一年生
(冬の部分を以下の歌詞に差し替えると、より現代的な感じになるでしょうか。)
冬のことです 思い出してごらん
あんなこと こんなこと
あったでしょう
もみの木かざって メリークリスマス
サンタのおじいさん わらっていた
今日の日はさようなら
いつまでもたえることなく
友達でいよう
明日の日を夢見て
希望の道を
空を飛ぶ鳥のように
自由に生きる
今日の日はさようなら
またあう日まで
信じあうよろこびを
大切にしよう
今日の日はさようなら
またあう日まで
またあう日まで
さようなら
すばらしい時はやがて去りゆき
今は別れを惜しみながら
ともに歌ったよろこびを
いつまでもいつまでも忘れずに
たのしい時はやがて去りゆき
今はなごりを惜しみながら
ともに過ごしたよろこびを
いつまでもいつまでも忘れずに