monoろぐ

古典和歌をメインにブログを書いてます。歌題ごとに和歌を四季に分類。

「両葉草(もろはぐさ)」用例

2016年04月30日 | 日本国語大辞典-ま行

 「両葉草(もろはぐさ)」という語は、京都・賀茂神社の葵祭で用いる「もろかずら(諸鬘)」と同じ意味で使う場合がありますが、日本国語大辞典・第二版の用例よりもさかのぼる用例があります。

日影山けふのかさしのもろ葉草かけてたのむを神は知るらん
(百首歌合 建長八年、809)
『新編国歌大観 第五巻 歌集』角川書店、1987年、652ページ

そのかみの-ひかけのやまの-もろはくさ-けふはみあれの-しるしにそとる
(亀山殿七百首・141)
日文研の和歌データベースより


コメントを投稿