monoろぐ

古典和歌をメインにブログを書いてます。歌題ごとに和歌を四季に分類。

「三日月の〔枕詞〕」用例

2021年02月16日 | 日本国語大辞典-ま行

 日本国語大辞典では、「三日月の」という枕詞は「ほの見る」にかかるとされており、1835年頃の良寛歌集を用例として挙げています。検索してみると、さかのぼる用例が見つかりました。ただ、枕詞ではなく序詞という解釈もあり得るのかもしれません。

02402  [詞書] 寄月恋 家良 
しられしな霞にもるる三日月のほのみし人にこひわひぬとも
(宝治百首~日文研HPの和歌データベースより)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「公卿勅使」用例 | トップ | 文旦マーマレード »

コメントを投稿

日本国語大辞典-ま行」カテゴリの最新記事