海 2012-08-20 09:52:00 | ノンジャンル しばらく 海に行っていない。 人気のない海で 2012年の夏を 取り戻すつもりだ。 「おいでよ。」 と美しい浜辺が 時々夢に出てくる。 「この身の血潮とおなじだよ。」 「…どこにいても。」 そう呟いて 事実 海の鼓動を遠くに聴いてはいるが… リアルに触れ合う海の うねり しぶき 躍動感。 包み穢れを呑み込む圧倒的な透過感は 較べるものがない。 海はこの惑星の恵みであり涙でもある。 果てしなく広がり 空に融け込む マザーアースの慈愛。