萌える若葉がまぶしい
葉先がゆれて
まるで意志あるものの
存在を知らせているかのように
本源観察者を招いている
物理的には
風の道が出来
気流の渦が巻かれ
局所的に葉先がゆれる。
そのような納得手順になるだろう。
しかし
何故ジャストタイミングで一陣の風が生ずるのか?
その深い原因にはそっぽを向いて口を閉ざすか
判で押したように「偶然!」と嘯くのが
地球学思考ループの常である。
果ては粘着的に気象学やら何やら
持ちだして来るんだろうが
そんなことを脳内構築して表層満足している間に
自然界の精霊は呆れ果て
悲しみと共に去ってゆくのだ。
自然界との本源交信(振)は
地球学を超えた本源メビウス・センスがなければ
成り立たないのである。