今日は良い天気であったが気温が低く蝶の活動は静かだった。
黄色系の蝶はやけに大人しく正面飛来を試みる個体はいなかった。
その代わり 珍しく白色の大きめの蝶が何かを伝えたげに接近して来た。
紅葉も進み秋も深まり タテハチョウ ヒョウモンチョウなどが
せわしく飛来する。
これから日を追って飛来する蝶の数は減っていく。
毎年のことだが一抹の寂しさを感じる季節である。
かれらの一部のものはこれから冬ごもり(冬眠~越冬)に入る。
過去何度かその決定的シーンを見せてもらった。
どれだけの個体が無事越冬を終え春の日差しに舞い上がれるのか
未知数だが春の兆しが今からワクワク楽しみである。
現象界では暫しの別れだが 自然量子界ではいつでも逢える。
そんな約束ももうすでに伝えてある。
かれらのことだから 雪積もる最中でも陽射しが強く当たれば
その陽だまりに姿を現すことだろう。
でも もうそんな無理はすることなく 春の季節を待ち
その穏やかな光の中で心ゆくまで舞い躍ってほしいと心から思う。
… … … … …
四季は廻る。
物理現実である。物理五感の色付けでそれらは彩られる。
しかし その奥で
魂同士の約束は 創造原初の光の中 すべては末代に至るまで
語り尽くされていたのだ。
現象界では暫しの別れだが 自然量子界ではいつでも逢える。