ほっぷ すてっぷ

精神保健福祉士、元新聞記者。福祉仕事と育児で「兼業」中。名古屋在住の転勤族。

セキュリティー対策商品市場

2007-04-26 00:34:52 | Public
都心に、一心不乱に増え続ける高層ビル。それらには例外なく万全のセキリュティー対策がなされている。
入り口にはガードマン。入館には入館証。過剰反応ではないか!?これってどんどん過激化してないか!?

なぜセキュリティーが強化されてきているか。

1.ビル内へ会社関係者以外の人が乱入し、何かしらの事件がいくつか起こった
2.警察や自衛隊からの天下りかどうかは知らないが、退職後のおじさんの再就職先としての警備会社の人手が溢れた、使い先を探していた
3.セコムの営業努力、

などか?
ポイントなのは、入館証さえ持っていればよいということ。社員による個人や企業の重要情報持ち出し等の犯罪には無効である。

検証の一つとして、セキュリティー対策大好き国家、シンガポールの姿がある。セキュリティー、リスク回避、とか、いかにもアメリカが好きで得意そうな市場分野ではないかと思ってしまう。金融商品、保険商品などに似て、ひとに「こんなに恐ろしい!」ということをアピールすれば、潜在的需要を容易に引き出せるからだ。

セコムその他の企業背景、それらの海外投資家比率、シンガポールのそれ、などが検証材料か。

セキュリティー国家の行く末として、ひとつの姿に「ベルリン、僕らの革命」に描かれた世界があるかもしれない。この映画はおすすめです。


・・・
というようなことを今日のWhats newで言おうかなと思っていた。回ってこなかったので、なんとなくここに記してみました。
明日、あさってが終わったら、頑張れゴールデンウィーク。溜まった宿題と格闘する予定。もちろん遊びもありますが。