「部屋で映画見るから」
ワインに一杯満たして部屋に上がる私に、
「下で一緒に見ようよぉーー」と父。
「何見るの?」と母。
「え、借りてきたのはポーランドの映画と、聞いたことのないアメリカのコメディで
幸せのポートレートとかいうやつ。あ、そういえば
『この男、凶暴につき』と『秋刀魚の味』も図書館で借りたわ。」
というわけで、一緒に「秋刀魚の味」を見た。
小津安二郎監督の代表作であるこの作品、
奇(く)しくも主人公は「みちこちゃん」24歳。岩下志摩。大変美人。
父や弟のために、気丈に「まだお嫁に行く気はないのよ」と言う。
父は今の幸せを噛みしめつつも、娘を嫁にやらねば、と思う。
それだけなのだが、なんとも染みる。
幸せは、「それが幸せなんだ」と決めてかかって、先手必勝で
勇気を出してみて初めて得られるものなのだと思った。
なんというか、そうあってほしいような気がする。
とくに、他人とその感想を言い合いたくないような、映画だな。
今日は、強風で電車が止まったり止まりそうになったりしながら
自分から友人に誘った落語を見に行って、
その子に合わせて落語の場所を出て、で即効で別れ、
手持ち無沙汰になって、でもそれでいいのだと思えるようになって、
本を買って家に帰って、親とワインを飲んだ、そんな一日だった。
けっこう、私の中では面白い一日だった。
同じ事象に対して、昨日と今日とで違う反応をしてる自分を
見たのだから、それは面白いといえると思う。
もう一本、映画見ようかな・・・本を読むには酔いすぎた感がある。
ワインに一杯満たして部屋に上がる私に、
「下で一緒に見ようよぉーー」と父。
「何見るの?」と母。
「え、借りてきたのはポーランドの映画と、聞いたことのないアメリカのコメディで
幸せのポートレートとかいうやつ。あ、そういえば
『この男、凶暴につき』と『秋刀魚の味』も図書館で借りたわ。」
というわけで、一緒に「秋刀魚の味」を見た。
小津安二郎監督の代表作であるこの作品、
奇(く)しくも主人公は「みちこちゃん」24歳。岩下志摩。大変美人。
父や弟のために、気丈に「まだお嫁に行く気はないのよ」と言う。
父は今の幸せを噛みしめつつも、娘を嫁にやらねば、と思う。
それだけなのだが、なんとも染みる。
幸せは、「それが幸せなんだ」と決めてかかって、先手必勝で
勇気を出してみて初めて得られるものなのだと思った。
なんというか、そうあってほしいような気がする。
とくに、他人とその感想を言い合いたくないような、映画だな。
今日は、強風で電車が止まったり止まりそうになったりしながら
自分から友人に誘った落語を見に行って、
その子に合わせて落語の場所を出て、で即効で別れ、
手持ち無沙汰になって、でもそれでいいのだと思えるようになって、
本を買って家に帰って、親とワインを飲んだ、そんな一日だった。
けっこう、私の中では面白い一日だった。
同じ事象に対して、昨日と今日とで違う反応をしてる自分を
見たのだから、それは面白いといえると思う。
もう一本、映画見ようかな・・・本を読むには酔いすぎた感がある。