菅田将暉と有村架純が主演していてたくさん宣伝もなされていた話。宣伝ですでにストーリーや映画の雰囲気が伝わっていて、その通りの映画だった。ひとりでは見に行かない類の映画だったが、仕事も兼ねて行く機会があった。
感想は・・・さわやかな映画、というところか。静岡のさわやかハンバーグが食べたくなる映画である。学生時代から就職し、生活費を稼ぐことと会社のルールに従うことをいっぺんに求められ、価値観をガラッと変えないといけなくなる・・・のは各国共通ではなく、日本社会の慣習なのではないか。大学卒業後、アルバイトを経て資格を取り、限定的な仕事で正社員になった彼女と、アート系の活動から足を洗って就活に苦労した末に「就社」し、まずは5年ついてこい!と言われて残業もいとわず働くこととなった彼。働き方がすれ違いの根本ではないのかもしれないが(そうは描かれていないが)実際はその点が大きいのではないか。
あとは、夫婦の倦怠期にも似た状況であり、結婚して離婚するのもこんな感じの心情の流れがあるのかな、とぼんやり思ったり。★二つ、という感じの映画でした。それにしても映画はいい!平日の昼間から観る映画は最高。
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