ほっぷ すてっぷ

精神保健福祉士、元新聞記者。福祉仕事と育児で「兼業」中。名古屋在住の転勤族。

愛知川で沢下り

2010-08-30 07:17:18 | Private・雑感
沢登り、という単語は聞いたことがあったけど、
実態はいまいち知らなかった。
なぜ、登山道ではなく沢を登ったり下ったりするのか。
わざわざ濡れる必要なんてないんじゃないか。

なんて思っていたのだが。
これは、すばらしい夏の遊びだ。
全身で自然と戯れた気がする。これが今までにない満足感。
それに、いつもの登山口から40分ほど登り、
ちょっと尾根を超えればこんな遊び場所(沢)があるなんて、と
私の住む三重県四日市市そのものを見直してしまった。

29日日曜日、私の山の師匠らおじさんたち5人と訪れたのは、
三重県と滋賀県の県境、鈴鹿山脈のやや滋賀県よりを流れる愛知川(えちがわ)。
朝明渓谷(朝明茶屋)~中峠~大瀞(こっから愛知川)白滝の谷~朝明のルート。
ほとんどが沢「下り」で、自然の滑り台やら飛び込みスポットやらが満載
沢用の沢足袋(裏がフェルトで滑りにくく、ゴム製ブーツのような形で砂が入りにくい。
全体的には水を通す素材)、「水の中をじゃぶじゃぶ歩ける格好」(化繊のTシャツ、ズボン)
を借りたりそろえたりして行きました。
沢に着てすぐに、腰まで使って歩くようなところ。いつものザックを水に浸からせて
歩くのにとても抵抗がありましたが、だんだん楽しくなってきた。

沢だから、両脇はふつうの岩がごろごろしているところがほとんど。
だから、そこを歩いても進める。
水の流れる場所を歩くか、脇を歩くかはその人次第。
6人のパーティーで、性格もそこに表れてる気がして面白かった。
私は、途中からじゃぶじゃぶと進んで浸かっていました。

ひんやりと、キレイに澄んだ水が肌に優しく、快感だった。
滝状になっている部分など、水圧に押し流される形になるのだが、
その押し出される感じが、たとえば子どもが友達と相撲やら鬼ごっこやらを
やるような感覚で、楽しい。

明るい太陽の下、時折吹く風は少し秋の気配。
夏の終わりに、滑り込みセーフで夏ならではの遊び方を満喫した一日でした。

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