実は(と、誰に向かって言うわけでもないが)、にわかに社会福祉士に興味がある。たぶん、近くに児童養護施設を出た若者を支援するアパートがあると知ったことや、阿部彩さんの『子どもの貧困』を読んだことがきっかけだった気がするが、子育てについて(大体たいしたことではないのだが)考えることが日常的すぎてよくわからない。とりあえず、子どもの貧困の分野では日本は後進国だな、児童虐待なんて絶対に肯定できないな、こんなご時世にうちの子は(母親も父親も割とまともで稼ぎがあり、本人も障害などなく)幸せものだな、などと思っていて、児童福祉に関わる仕事に関心があり、その専門職として社会福祉士ってアリなのかな?みたいな思考回路だ。
ただ、こないだまで労働分野、労働者の福祉や人権、みたいなところに関心があったのに、なぜ?と思う自分もいる。大体、私は弱者に心を寄せて助ける、といった優しい人間ではなく、基本的に上から目線で政策などを考えるほうが得意。なのになぜ?
今日もふとそのことを考えている時間があった。結局、子どもの貧困の現場で何が起こっているのか知りたいのだ。助けたい、とか、役に立ちたいというより、知りたい。それでいいのか?という問いはとりあえず置いておいて、今日の出来事でした。
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