本日は都内のホテルで午前10時から金の調査で知られるGFMS(ゴールド・フィ-ルズ・ミネラル・サービシィズ)社のプレゼンテーションがあった。データ自体は9月に発表されているので目新しさはないが、その後の状況の変化に関心はあつまる。ただしこれも想定内だった。わが意を得たりという部分は、インドや湾岸諸国で金価格の見通しに対する“expectation”が高まっているというところだった。以前、「悲観の中で生まれた相場が、懐疑の中で育つ」として書いた際に、インドや湾岸諸国で金価格の見通しが強気に転じているとした。まさにそうした状況が起きており、価格のサポート役になっているというのが、本日のプレゼンでも示されていた。
本日の日経本紙朝刊で気になった記事は、7面にあった「みずほ証券 最終赤字」というもの。その赤字の原因が「海外証券で評価損」という件(くだり)。先行して赤字に転落した野村証券と違い米住宅ローン証券化事業を手掛けてはいなかったという。今回、評価損が膨れ上がったのは、デリバティブ金融商品の評価見直しに準ずるものと思われる。つまり独自に決めた理論値(推定値)を実勢に合わせて見直したら評価損が膨らみ、最終赤字に膨らんだというもの。これは欧米の銀行、証券会社でも同じことが言えるのではないかとの、臆測を呼ぶことになる。
本日の日経本紙朝刊で気になった記事は、7面にあった「みずほ証券 最終赤字」というもの。その赤字の原因が「海外証券で評価損」という件(くだり)。先行して赤字に転落した野村証券と違い米住宅ローン証券化事業を手掛けてはいなかったという。今回、評価損が膨れ上がったのは、デリバティブ金融商品の評価見直しに準ずるものと思われる。つまり独自に決めた理論値(推定値)を実勢に合わせて見直したら評価損が膨らみ、最終赤字に膨らんだというもの。これは欧米の銀行、証券会社でも同じことが言えるのではないかとの、臆測を呼ぶことになる。