亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

トラわれる

2005年06月21日 15時47分34秒 | 金融市場の話題
“トラわれ”といってもタイガースの話ではない。昨年ドル売りポジションを持っていることがわかり評判になったウォーレン・バフェット翁。20日、アイダホでの記者会見でのたまう「(ドル安を予想したポジションは)当社のコカコーラ株への投資とおなじようなもの」つまり長期見通しということですな(長期保有で実りを手にした)。「米国が採っている政策は、長期にわたるドル安になる可能性が高い。来週や来月、来年というレベルの話ではない」・・・んだと。日々の値動きに囚われるなという話だが、囚われないと成り立たないディーラー稼業の人々のコメントとこうした長期投資の人々のコメントを同じ次元で捉えない方がいいでしょう。どちらが正しいという性格のものではなく、目的によるわけ。こちら(一般投資家)は両方に聞く耳を持てばよい。両者の視点の違いを頭に入れてね。

混乱続く(ように見えている)ユーロだけど、1.2ドル台で止まっている。次の波を待っているところで急反転は考え難くなってしまったのは事実だが、あまり「揺らぐ○○○」とか「独仏沈み×××」とかの見出しに囚われない方がいいのではと思う。ルクセンブルクは7月10日に国民投票を当初の予定通り実施するという。「すべて凍結」というイメージで伝えられているが、そうでもないのだ。

暑い!食事で外に出たら夏だった。東京は30℃以上だろう。真夏日というんだろうか。
東京はカラ梅雨模様、沖縄は梅雨末期の豪雨。
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