先週のNY金価格は3月18日の米FOMC(連邦公開市場委員会)にて決定された、半年で3000億ドル(約28兆円)の長期国債の買い取りを中心とする市場への資金供給策、いわゆる量的緩和策を受け、反転急騰。日本が祭日となった3月20日の取引では一時960ドルを突破する場面も。その後は、週末ということもあり利益確定の売りで値は抑えられたものの953ドルと950ドル台前半の取引に落ち着いた。逆に為替市場ではドルが主要通貨に対し急落状態となった。主要6通貨に対するドルの総合価値を表すドル指数(ドル・インデックス)は先週4.1%の下落となっている。85年のプラザ合意以来の大幅な下げと伝えるものもあったが、プラザの時はもっと値動きは大きかったようなイメージだが、こんなものだったのだろうか。一方で米債券市場の値動きは、わずかな時間に10年債の利回りが0.5%(3.0%→2.5%)もの変動は驚きだった。
今週は、米財務省ガイトナー長官による金融安定化策とりわけ不良資産買い取りについての細目が発表される見込みで、その内容に対する市場の評価が注目点になりそうだ。保険大手AIGの高額ボーナス支払い問題で、長官自身への非難の声が議会で高まっており、注目度はさらに高まった。加えて、この発表自体が当初の予定から1週間以上遅れていることもあり、その点でもいかに説得力のあるものを提示できるかにかかっている。24日(火)にはバーナンキ議長、ガイトナー長官の議会証言もある。週前半に上下双方に動きがありそうだ。
金市場の内部要因では、金ETFが引き続き残高を伸ばし、代表銘柄のスパイダー・ゴールド・シェアは3月20日も11.31トン増加で先週1週間で合計57.78トンの増加となった。年始からも合計334.31トンの増加で一銘柄で1114トンと過去最高を突破している。一方、インドや中東などではスクラップの売り戻しが高水準で続いており、月間で200トンを超える売り戻しとの報告もある。金ETFを中心とする投資需要の増勢と高水準のスクラップの売り戻しの綱引き状態にある。2008年のデータは現在集計中だが、スクラップは1100トン程度と見られているので、足元の売り戻しの量はまさに“津波”状態といえる。それをETFがこなしている状況。コップに半分の水を、もう半分しかないと見るか、まだ半分残っていると見るか・・・という話。インドの3月の金輸入量も不調に終わった様子だが、ここは4、5月と需要期に入る。
今週は、米財務省ガイトナー長官による金融安定化策とりわけ不良資産買い取りについての細目が発表される見込みで、その内容に対する市場の評価が注目点になりそうだ。保険大手AIGの高額ボーナス支払い問題で、長官自身への非難の声が議会で高まっており、注目度はさらに高まった。加えて、この発表自体が当初の予定から1週間以上遅れていることもあり、その点でもいかに説得力のあるものを提示できるかにかかっている。24日(火)にはバーナンキ議長、ガイトナー長官の議会証言もある。週前半に上下双方に動きがありそうだ。
金市場の内部要因では、金ETFが引き続き残高を伸ばし、代表銘柄のスパイダー・ゴールド・シェアは3月20日も11.31トン増加で先週1週間で合計57.78トンの増加となった。年始からも合計334.31トンの増加で一銘柄で1114トンと過去最高を突破している。一方、インドや中東などではスクラップの売り戻しが高水準で続いており、月間で200トンを超える売り戻しとの報告もある。金ETFを中心とする投資需要の増勢と高水準のスクラップの売り戻しの綱引き状態にある。2008年のデータは現在集計中だが、スクラップは1100トン程度と見られているので、足元の売り戻しの量はまさに“津波”状態といえる。それをETFがこなしている状況。コップに半分の水を、もう半分しかないと見るか、まだ半分残っていると見るか・・・という話。インドの3月の金輸入量も不調に終わった様子だが、ここは4、5月と需要期に入る。
(*^_^*)
どうか宜しくお願いします(こうなりゃ捨て身の懇願だ。貴方方が動かないとワタシ、何もできない)
m(__)m
やってくれました・・・侍Japan
まさかの延長から、ミラクルゲーム
さすが、前半注目です
それにしても、経済もこれくらい分かり易ければ、ボンクラ脳ミソでも分かるのですが・・・