日本時間の昨夜のNY株の下げは、クレジットクランチというよりも、むしろ実体経済の減速あるいは後退懸念を映したもの。ただ、その境目は誰にもわからず、これだけ必死に中銀(ECB、FRB)が動いているにもかかわらず、果たして明らかな効果が出ているのかというと、いまだ不透明。相対を旨とするデリバティブの世界では、資産の評価自体が難しく、どの程度まで損失が拡大しているのか?すら把握できていないありさま。
ところで日本時間の今夜、4-6月期の金需要の統計が発表されている。需要は前年同期比で19%増加の922トン。高値圏ながら価格が安定するとインドなどで需要の高まりが見られるのは、経済成長(すなわち所得の増加)によるものだろう。さてさて今夜のNY株は、どうなるか?株式市場の安定に時間を要するならば更にひと揺れありそう。
ところで日本時間の今夜、4-6月期の金需要の統計が発表されている。需要は前年同期比で19%増加の922トン。高値圏ながら価格が安定するとインドなどで需要の高まりが見られるのは、経済成長(すなわち所得の増加)によるものだろう。さてさて今夜のNY株は、どうなるか?株式市場の安定に時間を要するならば更にひと揺れありそう。