いまマーケットの構図は「FRB<ECB」でECBの方が資金供給量が多い=ECBの金融緩和の度合いが大きい(=欧州の方が事態は深刻)ということで、ドル高ユーロ安。したがって保合(もちあ)いながら金も売られ気味。うがった見方だが、これがドル危機回避の究極の演出ならまさにオスカーものだわ。ところで7月の中国のCPI(消費者物価)が5.6%となっていた。6月が4.4%。政府目標が3%。ここで初期から取り上げた豚肉の上昇が話題だが、人民銀行は引き締め策を取っている。・・・・しかし、一方で「国内企業の外貨持ち高の制限撤廃」などということを昨日付けで実施している。中国も外の世界にマネーを流そうとしているわけ。とにかく、ここでドルの急落はアカンわけです。金が上がらないことは、この局面では世のため・・・というと、わかり難いが、そう思うのです。資金供給など常態化している日銀まで敢えて宣言するところは、“国際協調”とか“(国際的な)本気度”をアピールするための“おつきあい”ということか。
LINはよく打った!!・・・いや、こっちの話です・・。。
LINはよく打った!!・・・いや、こっちの話です・・。。
日本に於けるサブプライムローン問題はひとまず沈静化したと思いきや、本国のアメリカでスーパー巨人のウォルマート株が急速に下げだし、今夜の市場の足を引っ張る展開。
住宅の陰りが、一般消費財にも影響を与えているのか見極める必要がありそうです。
○この中で石油だけがわずかに値を上げている。
○為替は心理的節目の116円台に突入しました。FF金利の動向は?ドルがどれだけ踏ん張れるのか注目しましょう。
○しばらく小動きだった金は果たして上昇するのか?
15日午後現在