昨日の“アブダビ効果”には疑問の声もあるが、やはり一定の鎮静作用はありユーロドルは1.47ドル台に押し戻されている。すなわちドルが戻りに転じているわけだが、どこまで戻ることができるか。ドル円の戻りも急だが、戻りの“頭”が低くなっており、こちらは上値が切り下がっているイメージ。金価格は乱高下。1日に20ドル幅の値動きは日常茶飯事になってきた。明日29日は米7-9月期GDPの改訂値が発表される予定になっている。速報値が+3.9%と予想を上回ったのは、住宅の落ち込みを輸出(外需)がカバーした面が大きかったと記憶しているが、改訂値ではさらに上方修正されるという見方がある。とはいえさすがに10-12月期は減速は免れないだろうから、高目の数値が出ても市場は無視するのだろうか。FRB内部でも前回同様12月の利下げについては意見が割れているように見受けられるので、以前も書いたが利下げ期待の“振れ”がドルを突き動かし、金価格の振れも大きくすることになる。
最新の画像[もっと見る]
- 先行きのゴールド押し上げ要因が育っている 4日前
- 益出し売りに沈むNY金 6日前
- 円建てゴールド過去最高値更新 2週間前
- NY金は年末2600割れを見るのか、YouTube2025年6つの視点 1ヶ月前
- NY金終値で史上最高値更新 11ヶ月前
- 月末のインフレデータ(PCEコア)通過 1カ月ぶり高値 11ヶ月前
- 中央銀行以外のゴールド公的購入とは 12ヶ月前
- 中央銀行以外のゴールド公的購入とは 12ヶ月前
- 中央銀行以外のゴールド公的購入とは 12ヶ月前
- NY金、年初来最大の1日あたり上昇率 1年前
悲観の中で生まれた相場 2000年前後
懐疑の中で育つ 2005年前後
そして楽観の中で成熟する段階に入ったのでしょうか?
このブログでも書いていますが、直接聞くとまた違ったニュアンスも楽しめ聞き入ってしまいました。
急激でなければドル安はアメリカにとって悲観材料だけでないというお話しは共感でした。
12月11日が楽しみ?になってきました。