亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

どこまで戻りを取れるのか

2014年01月03日 22時27分14秒 | 金市場

New year rallyとも言うべき金の上昇が本日3日のNY時間外取引でも続いている。2日のNYコメックスのフロア取引は前日比22.90ドル高の1225.20ドルで終わったが、その後の時間外でも値を伸ばし1230ドル台前後でNY入りしそうだ。

昨日書いたが中国需要の高まり、年始のリ・バランシング(組み入れ資産の比率変更)にともない買いが入っている、株が大きく売られた、そもそも1200ドル近辺は売られ過ぎ・・・・等々いろいろ背景が指摘されている。インドが輸入規制を一部緩和というものもあった。

金以外の貴金属が買われていることから、リ・バランシングは入っていると思う。いわゆるインデックス(Index)の買い。中国?上海のプレミアムは上昇している。一方、SPDRゴールド・シェアの残高は年始初日も3.6トン減った。足元で起きているのは、取りあえず昨年大きく売られた反動ということだと思う。ただし目先の動きとしては、薄い中で年末に下値割れを敢えて阻止し力技で持ち上げた動きが、今を作っていそうで、どこまで続くのかというよりどこまで上値を取れるかがポイントになりそう。いろいろありそうだ。


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