12月23日のNY市場の金価格は薄商いのなか途中買われる局面があったものの終盤・・・といっても短縮取引だが4.6ドル安で終了。これで3日続落。20日に20ドル強上げたこともあり週足では陽線。14日に急落したことで注目していたファンドのネットロング（純買い越し量）だが、今週は市況でも400トン割れへと書いたが、日本時間の今朝方発表されたCFTCのデータでは364.3トンとなった。ロングが減少、ショート増加という構造。ロングが前週から13％減った。数年前ならこれでもまだ高水準だが、このところの動向からは、目先筋はほとんど振い落されたような格好になる。いわゆるコア（核）部分への浸食があるのや否やという段階に入ることになる。それでもまだ1600ドル台を維持というイメージだ。
新興国中銀は相変わらず買っているようだ。IMFのデータでは11月にトルコという新顔が登場した。なんと41.3トン買っている。中銀版GAP（純金積立）のロシアは先日10万オンスとしたが8万1000オンス（2.5トン）に修正。その他細かい買いも売りもある。いずれも1トン未満の動き。それよりも今週は年末ということも手伝いETFの減少が目立った。最大銘柄「SPDRゴールドシェア」は今週25.32トン減った。月初からは43.96トンと目立って減少。11月の54.98トン増加を相殺するような動きになっている。ETFが否かは不明だが14日にはポールソンの手仕舞いの噂が流れていたようだが、仮にその通りであっても不思議はなかろう。動向は2月15日まで不明。
いまクアラルンプールに行っている友人から当地のビックマックの値段を知らせるメールが来た。前回はNYからだったが、行く先々の（今の）値段を調べておいてほしいといったことを覚えていて律儀にメールをしてくれる。Thanks!
「流石イスラム圏、クリスマスなんて言ってるのはショッピングモールの一部ぐらいで、街中はヒジャブ（顔だけ出してる）姿の若い女性が多いし、人によってはニカーブ（目だけ出してる)姿も希に居ます」ということだったので、「下手に女性に声など掛けるとムチ打ち100回やけんね！」と返信しておいた。
