亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

5月、金ETF全体では残高2000トン突破

2010年06月01日 19時34分13秒 | 金市場
先週末のフィッチ・レーティングのスペイン国債の格下げ発表。欧州株の取引終了後に発表されたため、本日の欧州の動向が注目されていた。先週末のNY株はすでに発表後に下げていたので売りで反応するであろうとは見られていたが、3連休前ということもあり、割り引いて捉える向きが一般的だった。足元で取引が始まっている欧州市場は、日本時間の18時50分現在ほぼ全面安。ユーロがまた直近の下値を切ってきたが、フランス格下げの噂や、はたまたギリシャがユーロを抜けるなどという噂まであってかまびすしい。大方の期待を違(たが)うかたちで落ち着く気配がない。

金市場では今週もETFの動向が要注目となる。

結局最大銘柄「SPDRゴールド・シェア」は108.91トン増えた。これは09年2月の185.7トンに次ぐもの。ちなみに09年3月は98.15トンだった。この時はポールソンなどいくつかのヘッジファンドが買い進んだ。足元で「SPDRゴールド・シェア」は1267.93トンと過去最高の残を抱えるが、Barclays Capitalの調べでは金ETF全体で2004トンと初めて2000トンを突破したとしていた。こちらは5月27日時点のデータだが、5月は全体で152トンの増加と09年2月の220トンに次ぐ規模としていた。もちろん「SPDR」を含む数字。金ETFの場合も、機関投資家は流動性を気にするので、大きいところはより大きくという傾向がある。ところで週末の日経にも取り上げられていたが、国内でも和製の現物を言裏付けとする金ETFが登場する。こちらは地金を引き出せる。広がりが出そうだ。



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11 コメント

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困ります (ゆうすけ)
2010-06-01 20:07:00
先生の記事を拝見し勉強になっております。
1 ユーロが下げています。ギリシャ救済は一旦めどがついたように思えましたがドイツの世論調査でメルケル首相が非難され、6割強の支援反対にあっています。となればこれからはギリシャに限らず、スペイン、ポルトガルが支援を必要としてもドイツは支援できないでしょう。代わってフランスがとれるか。できません。フランスだって公務員天国はギリシャと同じです。
2 ユーロ体制が危機にあると思われます。日本でしたら、えい、日銀引き受けで乗り切れとなるのでしょうが、ユーロの中央銀行はそれは無理でしょう。この辺は理解が難しいところです。
3 金価格は今日も上昇気流に乗っています。しかし、ユーロ破綻は私にとってこまることがあります。今、ドイツワインを楽しんでいます。もし、ユーロ破綻になればドイツはマルクに帰ります。マルクは欧州で一番の強い通貨になるでしょう。結果どうなるか。ドイツワインがユーロ下落で安く買えたのにまた値上がりです。そうなれば、黙ってアサヒビールと焼酎のお湯割りに帰らざるをえません。
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Unknown (こがねむし)
2010-06-01 20:44:33
ドイツワインというと。ツエラー・シュバルツ・カッツしか知りませんが、おいしいですね。

K先生はタリスカーがお気に入りとのことで、ポンド高は困りますね。
わたしはアイラより、華やかな香りのする日本のシングルモルトが好きですので円安は関係ない・・・といいたいが、ピートだの大麦だのなんだの結局値上がりするんでしょう。

ということで何本かためこんでます。
余市は1986~1989など
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不気味な金価格 (katsan)
2010-06-01 22:10:02
ユーロの危機と騒がれつつも、静かに値上がりを続ける金価格、もはやプラチナや他の商品をぶっちぎりの快進撃、年金から中央銀行、ヘッジファンドなどの揃い踏み、おまけに一般市民の金貨ブーム一体どのあたりまで値上がりするのか不気味な様相です。現物の需給はひっ迫してはおらずむしろだぶつき気味、金、金とは言えど所詮金属の一種類、煮ても焼いても食べれません?いつかは売りまくられるとわかっていても、つい手元においておきたくなるのが人情なのでしょうか。
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手口 (fairlane)
2010-06-01 22:13:06
http://info.hd-station.net/focus/cot/gc.pdf

PDF注意です NYの手口

手口的にはギリギリ一歩手前ですが、どこまで伸びるか。。。。


酒は25kmほど自転車に乗った後の一杯だと、西友の激安第三のビールでもうまく感じます
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短文わかる (ナニユエ)
2010-06-01 23:16:44
日本が破産しないと困るunknownなひとは一人
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Unknown (Unknown)
2010-06-02 05:21:48
>短文わかる (ナニユエ)
日本が破産しないと困るunknownなひとは一人

ふざけたコメントばかりするな!
何言いたいのかさっぱりわからねえよ!
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拝啓 亀井先生 (ささやか)
2010-06-02 10:43:10
毎日楽しみにこのブログを見てる人の気持ちを、不愉快にするだけのようなコメントは削除する方向でご検討いただけませんか?

長文を書かれる方の気持ちはわかりますし、馴れれば先生の記事に合わせてコメントしてくださる、それだけの見識をお持ちの方々と推察してます。
でも…
>ふざけたコメントばかりするな!<なんてあんまりです。目にした時の不愉快な気持ち、ご推察いただき検討いただければ幸いです。
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2000トンですか? (Unknown)
2010-06-02 10:48:33
スパーダーばかりを気にして総量など見てもいませんでした。。これからもどんどん増えるでしょうが3000トンまで1年かからないのではないでしょうか?凄いことですね?NY先物の700トンが小さく見えてきました。時の流れでしょうか?
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Unknown (パリーグファン)
2010-06-02 11:09:30
鳩山首相、小澤幹事長の辞任は一言で言えば良かったが・・・?

日本国民はもう一度真剣に国土防衛を考えねば駄目だ。

1 日本の国内から中東まで軍事力を展開する米国との軍事同盟の見直しは出来るのか、出来ないのか?

2 沖縄、佐賀、山口、神奈川、青森など一部の地域にのみ米軍基地の負担を押し付けて、知らんぷりを決め込んでいる醜い自分をたちをもっと認識すべきだ。

3 オバマ、ルースの高笑いが聞こえる。
米国は当初から一切自民党が決めた案を見直す気などはなからなかったのだ。
争う日本人を見て楽しいだろうね?
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S氏も金買い推奨! (パリーグファン)
2010-06-02 15:46:52
引用が長いですが苦にならない方は読んで見てください。長文が嫌な方はパスしてください。



S氏の相場観:一人負け日本
12時17分配信 サーチナ

 日本は対外債務がない。数年前まではこれほど誇らしい事はなかったかと思いますが、今となってはこれこそが日本の最大の損失という事になりそうなのです。

 まず、これまでの状況を見てみると、勤勉だった日本人はお金を稼いでも全てを使おうとはせず、多くのお金を貯蓄に回してきました。その額は今尚1400兆円を超えており、世界一の貯蓄国家という事になります。そして、世界一の金持ち国家であるのに、そのガードは非常に弱く、諸外国から揺すられれば次々とODDや、IMFへの拠出という形で資金を搬出したり、外国債券を買ったりということを繰り返してきました。

 お金を貯めることに生き甲斐を感じてしまった日本人のお金は、何とかして使わなくては経済がしぼむのは当然であり、個人が使わないなら国家が使ってやろうという事なのかもしれませんが、民間と違って経済の空気が読めない国家は経済が下降し始めてもその無駄遣いを止めようとはしませんでした。

 そして、結果として国民の財産はいつのまにやら日本国債を中心とした債権に取って代わったのですが、保有率は世界二位に落ちたとはいえ、日本は米国債の保有額は巨額になっておりますし、その他の国々の債権も沢山保有している状態なのです。そして、その債権は国家の物であるのですが、これもまた国民の預貯金がベースとなっての債権であるのです。

 まあ、諸外国からの借金まみれよりは良いと考えられる方もいらっしゃるかも知れませんが、それはあくまでも経済が正常だったらという事が前提でありますし、あくまでも返してもらえるなら・・・という事が前提です。さて、ここ一年で借金まみれになった欧米は我々にお金を返してくれますでしょうか?

 特に心配なのはユーロです。目先はともかく将来的に維持できるはずもなく、最終的には崩壊かそれに近い形での結末になるかと思います。流石に世界一の軍事力を持つ米のドルは崩壊しないとしても、それなりに売られる事になるでしょう。

 こうも世界中で借金が膨れてくると、実は借りた者勝ちという事になり、貸した方が一方的に損をする可能性が高まるのです。結局、世界の経済は崩壊するしかないシナリオに乗って走っているだけで、その方向が変わろうという気配は今のところ、どこにも見えません。何とかお金をばらまいて暴落を回避しようというだけの話であり、最終的に経済を立て直す前には世界中でデフォルトが起こるというシナリオ以外は見えません。

 今更どうにかなる物でもないとは思いますが、個人ができる対応はあります。それは、今すぐに定期預金などを解約し、ゴールドを買いに行くことです。利息は付きませんし、値段は流動的ですので損することもあるでしょう。しかし、ゴールドはデフォルトするということがありませんし、世界中どこでも換金できるのです。ゴールドがあって困ることなどありやしないのです。

 ただ、あくまでも皆が行動する前に行動しなくては意味はありません。例えば、10人に1人が定期預金を解約するなどということにもなれば、もはや国債の暴落は避けられず、完全に手遅れという事になるのです。どういう訳なのかは知りませんが、今尚不安はあるがお金は銀行にという矛盾に気づかない人が多いのです。多くの人が気づく前に行動しなくては意味がありませんが、今ならまだ間に合うと思って良いでしょう。

 また、ゴールドだけでは心配だという方もいらっしゃるでしょうし、私も専門は株であります。こんな状況でも買える株はありますし、例え下げるとしても問題はそのタイミングであり、臨機応変にやれるのが株であります。上手く資産を分散し、どんな混乱があろうとも乗り越えて行く自信はありますので、これからも出来る限りの事を書き続けていきたいと思います。

 もちろん、今すぐにという事ではなく、もう少し時間が掛かることとは思います。それが故に多くの人が逃げずに銀行にお金を預けているのでしょうけどね・・・。とりあえず、先行きは見えましたので、後は時期の予測ですね・・・。絶対に見逃さないつもりでこれからも相場を監視していきたいと思います。(執筆者:S氏<日本株第1号、カリスマブロガー>)



ちなみにこのS氏はサーチナ、ヤフー御用達の人ですがネットではそれなりに批判もされている人ですから念のため。
この世に完全な人はいないし、功ある人でも輝きは一瞬ということを常に意識する必要があるでしょう。
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