混迷続くリビア情勢だがカダフィ政権側はアルカイダの仕業としていて、テロとの戦いを助けない米欧ということで非難の声を高めているとの報道。ほんとなら何だか稚拙というか・・・・。リビアは産油国だけに表面的な民主化以外にも石油利権がからむので一筋縄では行かない。
反体制派は政府軍の攻撃で一時は劣勢と伝えられたが首都トリポリの東方向のシルトに進軍していると伝えられている。ここはカダフィの出身地らしい。当然阻止しようと政府軍は空爆を含め徹底抗戦ということらしい。航空戦力や重火器で圧倒的に有利と見られる政府軍が、簡単に撃破されるとは思えないのも事実で、報道の信憑性も疑う必要性がある。
ただし、いずれにしても本日はアジアの時間帯から原油が一貫して強含みに推移し、金価格も刺激されている。テーマが米雇用統計など米国マクロ(≒米金融政策の方向性)よりも北アフリカ・中東(MENA)情勢にフォーカスされていることによる。相場に年始から降って湧いたようにMENAが新たな変数として現れ、しかも材料として手垢が付いていない。この機に乗じて金銀にも攻勢を!というファンドも多いと見られる。
そこに格好の材料として入ってきたのがサウジ情勢のニュース。サウジでは内務省が5日、国内での抗議行動や行進を全面的に禁止すると国営テレビを通じて発表したとのこと。今月11日をサウジの「怒りの日」とする呼びかけがフェイス・ブックを通じて行われており、相応の支持が集まっているとされる。選挙の実施、女性の権利の拡大、政治犯の釈放を求めているとのこと。この辺りのテーマは民衆の支持を集めやすいと見られる。これは要注目だ。いま原油が上がるとロシアはウハウハだろうなぁ。米国もユーロ圏も金融当局は“よもや”の環境の現出に、これはコマッタ、コマッタということだろう。ドル・インデックスが売られてきているのだが、下放れると金は更に上げることになる。
http://www.guardian.co.uk/world/interactive/2011/feb/27/libya-tripoli-unrest-gaddafi-map
空爆と言葉で言えば簡単ですが、市街地を空爆したら玉石ともに砕きますからね・・ 地上勢力無しに空爆してもさほど効果がないのはイラク、アフガンで証明済み
どうも報道が信じられないです
しかしこのせいで、東京金価格は1983年1月22日以来、28年ぶりに上場来高値更新ですが
先生も花粉症持ちだったと記憶してますが、今年の花粉は凶悪ですね 私は性能5割ダウンしております 3月末まで復旧しそうもありません
世の中にたえて杉花粉のなかりせば、春の心はのどけからまし。
以前にはご迷惑をおかけしました。
コメントの書き方の正解は分かりませんので
管理人の亀井様が好ましくないと思われたら
削除してください。
花粉症は今年はひどいですね。
特に目の周りが痛くなります、
ジルテックという服薬と塗り薬でなんとか
我慢できます。
しばらく旅行にでかけていましたが最近
金価格が上昇しています。投資家ではありませんが政治経済に興味がありますから金、為替、
穀物、原油、株などの変動には注視しています。その変動である程度の世の中の動きが予想できます。これからも拝見させてください。
たまにスモッグのようなものが発生しますが(笑)、上海はもっとひどいらしい。
汚染大気が流れる西日本の人には失礼であるが、私は風上に逃げてきたのかも。
ところで豊島先生の愛猫が亡くなったそうで、しばらく日経コラムもお休みだそうです
離脱の間、連投でひとつよろしくお願いします。