やはり薄商い

26日の引け間際の急騰劇について27日にここで、薄商いにつき中東紛争の再燃などと解説されているが、あまり当てにならないとした。果たして昨夜26日のコメックスの出来高が発表されたが、25513枚（1枚＝100オンス）のスカスカ状態。先週聞いたところによると引け間際に1000枚くらいの買いが入ったとのことだったが、この出来高なら値も飛ぶだろう。今年のコメックスの出来高の瞬間最大風速は34万1189枚だった。1000ドル突破の直後で利益確定売りと買い向かいでここまで盛り上がった故に、この日と比べるには無理がある。直近で20ドル超1日で上がったのは今月の17日で、その時が15万6666枚。先週末の急騰劇は、ある大物投資家の買いという噂もあるようだが、これもワカラン。年末、期末のウィンドウ・ドレッシングではないか。

それにしても、ガザ空爆で国際世論がイスラエルのやり過ぎを非難するなかでブッシュ政権のそれは擁護にまわるもの。確かにハマスは交渉相手ではないのだけれど。

国内の取引は株式、商品ともに本日が最終。みなさまお疲れさまでした。

海外はまだまだ続く・・・・で今夜はケースシラー住宅価格指数他の注目指標が日本時間の23時と24時に発表される。