本日は、FOMC後ということで、市況を掲載。
12月13日のNY市場の金価格は、引き続きユーロ圏情勢に影響を受け続落。取引終盤は、この日開かれたFOMC(連邦公開市場委員会)の声明文の公表を前に、小動きに。さらに声明文にて、新たな刺激策が見られなかったことを嫌気する売りが出たことから、NY時間外取引にて薄商いの中、結果的に下げ幅を拡大することになった。 金価格は週明けから前週のEUサミットの結果を危機解決策として不十分とする複数の格付け会社の見通しの発表もあり、ファンドの手仕舞い売りが断続的に出て弱含みに推移。13日は、仏ストラスブールの欧州議会にてファンロンパイ大統領が、常設の安全網として来年7月に設立を前倒しした「欧州安定メカニズム(ESM)」の融資能力を現行の最大5000億ユーロから拡大する方向性を打ち出した。ところがメルケル独首相が、この方針に強く反対と伝えられたことから、まずユーロが急落状態に。年始1月以来となる1ユーロ=1.3057ドルの安値に沈んだ。このタイミングで金にも売りが出て下落。不透明な環境を嫌気し換金売りという流れ。それでもNYコメックスの先物価格は前日比5.10ドル安の1663.10ドルと大崩れせずに通常の取引を終了。 このところドル建て金価格は、ユーロの対ドルレートへの連動性を高めており、相関性は0.7と極めて高くなっている(30日移動平均線)。逆の表現をすると、ドルとの逆相関性を高めており、主要通貨に対するドル高は金の下落という状況となっている。 注目のFOMCについては、政策変更は見られなかった。金利は0.00~0.25%に据え置き、最大2013年半ばまでこの状態を続け、FRBが保有する償還期限の短い国債を売り長いものに乗り換える政策(オペレーション・ツイスト)も継続。家計支出は増加しており景気は引き続き穏やかに回復としたが、世界的な金融市場の緊張は引き続き経済見通しに対する著しい下方リスクともしている。この辺りも前回も同様。むしろ他の下振れ要因への言及が消えたことが、「やや改善」というニュアンスになった。結局、追加策を示唆する内容が見られなかったことから、年末の手仕舞い的な見切り売りが金市場では見られ、通常取引終了後のこの段階でさらに30ドルほど下げることになった。
でも金貨は電話で買うわけにいかないから、土日になる
んだなぁ・・・・・・
はたまたクリスマス休暇前のポジションクローズなのか。。。でも例年こういう動きはないよなぁ。。
別に何にも慌ててないし、またか。。という心境ではあります。
ここ数回、格付け会社について書かれてますが、自分はその公平さについては懐疑的です。元々国家の格付けなんて勝手格付けだし。差別ではないのですが、どうもあちらの方は「審判」の公平さを強調しつつ、そのウラで平然とえこひいきするんで、どうも今回の件も今ひとつ信用できません。
メジャーの審判を見ればよくわかる話で、あの人たち、平気でゾーン可変だし、選手の好き嫌いで判定変わりますからね。。。
WBCのディビットソン審判のようなとんでもないのもいますから。
なんか政治相場で、いまひとつ勉強に身が入らない環境です。