この連休は30日帰国で海外、そこから1、2日とカレンダー通り仕事で3,4,5で原稿仕事と思っていたが3日は片付けや資料整理で1日終わってしまった。
連休の間にFOMCそして米4月の雇用統計と重要イベントを通過したが、雇用統計が予想より良かった以外は、他はパッとしなかった。ただしパッとしなかった他の経済指標を雇用統計がカバーした形となった。振れの大きい指標というのは、以前から知られているが、4月の雇用者数の増加は前月比16万5000人で、前回の8万8000人が上方修正された3月の13万8000人よりも多かった。2月に至っては、雇用者数の増加は上方修正の結果33万2000人で2010年5月以来の水準となった。前回は数値が下がったにも関わらず評価されなかった失業率も7.5%で改善とされた。労働参加率は変わっていないが、数値が下がったことが改善と解釈された。
これで5月1日のFOMCで新たに盛り込まれた、「労働市場とインフレ見通しの変化に伴い、委員会は適切な緩和政策を維持するために資産購入のペースを加速もしくは減速させる用意がある」との文言の「加速」の受け止め方は後退し、引き続きQE3終了方向の見方が台頭することに。
おそらくFRB内部でも見通しがつきにくい状況に至っているとみられる。とりわけ物価の上がりにくい状況が生まれていることが、バーナンキ議長の懸念事項として膨らんでいることだろう。
1480ドル台に買われていた金だが、雇用統計発表後には1455.40まで売り込まれた。ただし、流動的な環境を受け徐々に買戻しの動きに時間外では1470ドル台前半で終了。
連休の間にFOMCそして米4月の雇用統計と重要イベントを通過したが、雇用統計が予想より良かった以外は、他はパッとしなかった。ただしパッとしなかった他の経済指標を雇用統計がカバーした形となった。振れの大きい指標というのは、以前から知られているが、4月の雇用者数の増加は前月比16万5000人で、前回の8万8000人が上方修正された3月の13万8000人よりも多かった。2月に至っては、雇用者数の増加は上方修正の結果33万2000人で2010年5月以来の水準となった。前回は数値が下がったにも関わらず評価されなかった失業率も7.5%で改善とされた。労働参加率は変わっていないが、数値が下がったことが改善と解釈された。
これで5月1日のFOMCで新たに盛り込まれた、「労働市場とインフレ見通しの変化に伴い、委員会は適切な緩和政策を維持するために資産購入のペースを加速もしくは減速させる用意がある」との文言の「加速」の受け止め方は後退し、引き続きQE3終了方向の見方が台頭することに。
おそらくFRB内部でも見通しがつきにくい状況に至っているとみられる。とりわけ物価の上がりにくい状況が生まれていることが、バーナンキ議長の懸念事項として膨らんでいることだろう。
1480ドル台に買われていた金だが、雇用統計発表後には1455.40まで売り込まれた。ただし、流動的な環境を受け徐々に買戻しの動きに時間外では1470ドル台前半で終了。