亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

台風沖縄カレーそば

2009年05月27日 22時37分00秒 | 徒然(つれづれ)
珍しく2回目の更新は、先日の沖縄出張で見つけた珍しくもおいしい「そば」の紹介。沖縄料理といってもいろいろあるが、一番身近なものが沖縄そばだろう。豚の三枚肉やソーキといって骨付き肉をのせた沖縄そばに「じゅーしー」と呼ばれる「炊き込みご飯」との組み合わせがポピュラーなセットメニューとなる。

その「そば(すば)」がおいしい店はいくつかあるが、以前那覇在住の友人に連れて行ったもらった店は、カツオだしが利いたツユがおいしい店だった。那覇空港近くの「那覇そば 那覇亭」がそこだが、今回数年ぶりに行ったら店の場所もメニューも変わっていて小さな驚きだった。いわゆる伝統的なメニューに加え、いろいろ面白そうなユニークな名前のメニューが並んでいた。どれも写真付きで壁でも紹介されているのだが、皆うまそうなのだ。

そこで選んだのが写真のそば。「台風沖縄カレーそば」。ご飯がセットになったものを頼んだが、まず「台風」とはと思いながら箸でスープの中を探ると沖縄そばの麺が出てくる。それをルーに絡めて食べると、なぁ~~んだ、「台風」とは「タイ風」の掛け言葉なのだった。カレーはココナツミルクを使ったタイカレー。しかし、辛くない。しかも(いわゆる)そば屋のカレーのようにだし汁でルーを作ったと思われるが、これが沖縄そばの腰のある麺に非常によく合う。しかも上に乗った揚げた麺の食感も非常に良くてベストマッチ。辛味が欲しい人には別に香辛料が付いてくるのでそれを入れればOK。興味本位だけで頼んだメニューだったが、一緒にいった地元の友人も思わず「これ、うまい!」と。「うん、うまい!」。普通のカレーでは沖縄そばは負けてしまいそう。しかし、この“台風”カレーならば相性バッチリ。麺を食べ終わったあとは、そこに今度はご飯を入れて、そのまま台風カレーライスとしてパクパク。完食したが、これが見た目以上の結構なボリュームなのだった。いわゆるB級グルメの範疇に入るのだろうが、それを超えた創意工夫が感じられた。また食べたい。

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