全般的に凪(なぎ)とまでは言えないが静かな展開。金市場も昨夜のコメックスは上下で約9ドルの値幅に入る展開。まぁ、静かといえばドル円に勝るものはなくて、82、83円台の引けがどこまで続くのかという展開で、これじゃコメントを求められても答えようがなかろう・・・と思ったりする。
1月31日に92ドル台の高値を記録したWTI原油は続落で86ドル台まで下げているが、その1月下旬に北海ブレントが100ドルを突破した際に、オャ!と思った方も多かろう。長くエネルギー界に君臨してきたWTI原油の地盤沈下を感じさせたからだ。昨夜もWTIは下げたけど北海ブレント(3月もの)は上げていた(+1.90ドル)。知らなかったのだが、サウジアラビアの国営石油会社アラムコは、既に昨年の1月つまり1年前から米国向けの原油輸出価格をWTIではなくエネルギー市場情報会社が算出する指数に変更しているのだそうな。投資銀行系の資金がドタバタやって賑わったが、それも退潮という感じだし、かの市場も構造変化の最中ということか。
一方で米農務省(USDA)が発表した穀物需給報告で期末在庫が下方修正されたコーンが急騰し7ドルに乗せたとか。年末に穀物の茅野さん(ユニパック・グレイン)からそのような方向の話を飲みながら聞いたので、それなりに関心を持って見ていた。東証にも小麦ETFなどが上場されており、昨年夏のロシア禁輸発表後に急騰するということがあった。まだまだ国内のETFは取引量が少ないが(流動性に劣る)存在を知られていないことも大きな背景だと思う。東証でも大証でもどんなETFがあるか見てみると、こんなものもあったのかと思うのではないだろうか。なんだか、取りとめがなくなったが、特記事項なしということ。
多くの方々が3連休ですね。ゆっくりお休みくださいませ。ワタクシも日曜日に宜野座村に参ります。
・・・・日曜というのは間違いで土曜日。日曜は練習は休み。土曜日に小川ヤクルトとの練習試合。