昨夜はADPの民間雇用統計が前月比マイナスになったのはサプライズといえたが、ISM製造業景況感指数が前月比でプラスになったことが、直近の各種データの流れから意外感はあった。つまりそっちの方がサプライズということだった。プラ・マイ両サイドでサプライズがあったわけだ。まぁ、この時期何があっても不思議はないのだけれど。ISM製造業の結果やFRBの景気見通しが「緩やかながら回復」を印象付けるが、最近日経で見かけたシティ・グループの副社長だかが言っていた、「米国景気はVでもLでもなく、ナイキのロゴマークの(跳ねている方が)やや下振れているイメージ」という表現を思い出してしまった。目にしたときに、思わず“うまい!”と笑ってしまった。
さて米失業保険申請件数は、予想にそった線で波乱なし。ところでバイカル湖に1600トンの金が沈んでいたとか、その映像があるとかという話は、聞きませんなぁ。まぁ、その手の話は昔から出ては消えてというころが多く、当方はあまり関心はない。その手のストーリー・テラーがどこかにいて、その類の話を好きなひともいるのは事実。そもそも近世というんだろうか、この100年くらいで大きな金鉱脈が見つかったのはカリフォルニアとか南アだが、帝政ロシアの時代にそれほどの規模の金というのも疑問。本当ならプーチンあるいはロシア中銀総裁が泣いて喜ぶでしょう。ところで先日の書き込みで、タングステンに金メッキあるいは金プレートという地金の話があったが、以前からその手の話はあって目新しさはない。だから金地金を買う時は(社)日本金地金流通協会の会員企業や登録店で購入するようにという啓蒙活動が行われてきた経緯がある。ちゃんとした取扱会社や業者さんでは調べるので見分けはつく。
2008年秋から暮れにかけて、ある国内の高名な評論家が、「米系の金融機関が3万トンの金を空売りした、だからこの秋に金が急落した。その金は米国の中銀が貸した」と真顔でインタビューに答えているのを見て驚くということがあった。まず世界各国の中銀の保有分を集めても3万トンもない。少し突っ込んで金の世界を調べていれば、そんな間違いはしなかったはず。罪なのは、発言者を見て、そうした発言を鵜呑みにするひとが多いということだった。気をつけましょう。それだけ金についての基礎情報が知られていないということでもあるわけで業界の取り組みも求められるということですね。
バイカル湖の金の話より、7月のIMFの金売却量は16.8トンで8月も同程度売っていると見られ、すでに保有金売却の残量は100トンを切っていると見られる・・・・ことの方が当方には注目と思われる。IMFからの供給が終わった以降の需給バランスはどうなる?
さて米失業保険申請件数は、予想にそった線で波乱なし。ところでバイカル湖に1600トンの金が沈んでいたとか、その映像があるとかという話は、聞きませんなぁ。まぁ、その手の話は昔から出ては消えてというころが多く、当方はあまり関心はない。その手のストーリー・テラーがどこかにいて、その類の話を好きなひともいるのは事実。そもそも近世というんだろうか、この100年くらいで大きな金鉱脈が見つかったのはカリフォルニアとか南アだが、帝政ロシアの時代にそれほどの規模の金というのも疑問。本当ならプーチンあるいはロシア中銀総裁が泣いて喜ぶでしょう。ところで先日の書き込みで、タングステンに金メッキあるいは金プレートという地金の話があったが、以前からその手の話はあって目新しさはない。だから金地金を買う時は(社)日本金地金流通協会の会員企業や登録店で購入するようにという啓蒙活動が行われてきた経緯がある。ちゃんとした取扱会社や業者さんでは調べるので見分けはつく。
2008年秋から暮れにかけて、ある国内の高名な評論家が、「米系の金融機関が3万トンの金を空売りした、だからこの秋に金が急落した。その金は米国の中銀が貸した」と真顔でインタビューに答えているのを見て驚くということがあった。まず世界各国の中銀の保有分を集めても3万トンもない。少し突っ込んで金の世界を調べていれば、そんな間違いはしなかったはず。罪なのは、発言者を見て、そうした発言を鵜呑みにするひとが多いということだった。気をつけましょう。それだけ金についての基礎情報が知られていないということでもあるわけで業界の取り組みも求められるということですね。
バイカル湖の金の話より、7月のIMFの金売却量は16.8トンで8月も同程度売っていると見られ、すでに保有金売却の残量は100トンを切っていると見られる・・・・ことの方が当方には注目と思われる。IMFからの供給が終わった以降の需給バランスはどうなる?
埋蔵金伝説は日本にも多い。
船井の「タングステン金塊とアメリカ謀略説」がセットになった話はいちおうそれなりの人物のブログで記述されている訳であり全くの出鱈目なら金投資の普及に悪影響だ。金のイメージが益々悪くなる。
金などは所詮信頼できない。
株式投資なども昔に比べて普及したがやはり普通のまともな人はやらない。相場師のイメージ。
確かに、投資信託、ETF,外貨預金、FX・・と投資対象は拡大し誰もが投資してるように思われているが実はマイナーな存在だ。商品などはもっとマイナーだ。金投資に対する印象は残念ながら無関心、嘲笑、博打、変わり者が集う世界といった見方をする向きも多い。
タングステンの話は2年くらい前に見た記憶がありますが、確かBBCが報じたのですよね そうなると信憑性を持つのも当然とも思うのです
前に英国保有金が純金では無かったので、ひび割れたという話もありましたが、あれもテレグラフとロンドンタイムズの報道でしたので信憑性がありました
ロマノフ王朝の金はさすがにヨタ記事とは思いましたが
BBCやテレグラフまで信用できないとなると困りますね
スペインの首相が来日したニュースを聞いていて「EU加盟の際の財政赤字の許容基準は確かGDPの3パーセント?」とか言っていました。
スペインのその比率が実は10パーセント以上あるとかドイツやフランスなどのEU中核国でも3パーセントをもう守れないとか?
いずれにしても日本の国債残高は900兆円を越えた(統計の取り方ではもっと多いらしい?)訳であり、日本のGDPを500兆円?とすれば何ともう200パーセントに迫る水準です。
いくら国債の95パーセントが国内で消化されているとしてもこの異常な国債残高は一体どうしてなのか?
桁が違う。アメリカなどは別にしても、戦争してる訳でもないですし?
何故そこまで国債を発行する必要があったのか?今更言っても後の祭りですが?
現物の裏づけがないゴールドリース契約も莫大な額です。
最近でも金にまつわる話では雑誌やWEBなどに面白いのがありますが信用できません。
金購入は現物なら田中貴金属、住友、三菱、地方でしたら、地銀本店でも扱っていますから、そこで買うのが安心です。
翌年「飼育」でめでたく芥川賞をとるのだ作品的には「死者の奢り」の方が格段に上だろう。
以来大江は「マイナー」な作家として多くの作品を世に出す。大江をマイナーな作家と言う場合は実は誉め言葉なんですね。
芥川賞は登竜門に過ぎません。受賞で満足してろくな作品を書かない作家、作品自体を出さない作家は酷いですよ。余談御免!
金は現在の日本人にはマイナーな存在だが将来
はもっと広く普及していって欲しい。
亀井先生を始め心あるアナリストのお考えも同じだと思いますので普及啓発、投資環境の整備・改善が望まれます。
今はマイナーな金も大江のように将来大化けするかも知れません。
私は極論すれば
お金もないのに私たち日本人が分不相応な暮らしやライフラインなどをエゴから求め続けた結果だと思います。
収入の範囲内で支出するのが当たり前だと思います。
敢えて極論を述べますが
将来の世代に負担の付回しをして例えば自分の高額なガン治療などを求める、特に老人が私は嫌いです。実は私も老人ですが・・。
長生きは罪悪だと最近思います。
社会に負担をかけなければまだしもでが・・。
昔はがん年齢などになる前に自然と死んでいた。それが案外幸せだったのではありませんか?
当ブログには関係の無い話で恐縮ですが、
「尊氏さん」のコメントに触発されて思わずコメントさせて戴く気持ちになりました。
私には89歳になる老母が居ます。
戦後の大混乱期を父と供に凌ぎ、私たち4人の兄弟姉妹を育て、高度成長期とそれ以降には父母の共働きで、高等教育を授けてくれました。感謝の言葉も言い様が有りません。
今、死期を迎えつつありますが、祖父や祖母の潔い死生観を思うと、この国の繁栄に酔った結果、母の死生観は祖父母とは異なってしまったように思います。
このような事を書くことは親不孝の一言に尽きますし、思わず知らず涙してしまいますが、如何にして母に日本人の潔い死生観を思い出して貰うか、日々苦しんでいます。
亀井さん
金と世界には無関係な話で申し訳ありませんが、お気に触ったら削除するようお願いします。
ことは別として、
個人的に気になっているのは、偽UBS銘金塊事件。
純度99%の偽物作って、1Kgでいくら儲かるのかしら。それとも嫌がらせ?
ハマコー先生がモンゴルの金鉱山投資の話に乗って大損、逮捕されましたが、
ちょっと考えるといくら埋蔵量金1000トンの金鉱山開発について、何億円単位
でブローカーにお金を渡しても、どんなリターンが考えられるのか、少し考えたらわかるはず。
それを考えられないのが、金を怪しく考えているが故かもしれませんね。
ハマコー先生も、山師に騙されちゃ、おしまいですな。