亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

イラクまだ3万人必要

2006年12月06日 00時09分40秒 | トピック
本日は“つれづれ”。午後からはまったく市場の動きを見てなくて24時を前にして帰宅したところ。まず今朝はイラク情勢に関連するニュースが目に付いた。撤兵を前提に進んでいるように見える米イラク駐留軍の話だが、やはり米軍中枢部からは逆に増派の話が出ているとされる。治安の回復のためには現在14万人のイラク駐留米軍にあと3万人の増派が必要とされ、米軍の任務はバグダッド市内をパトロールしイラク人部隊をトレーニングするのが任務という。結局ラムズフェルドらネオコンが主導したイラク戦争だったが、それも終わった。ボルトン国連大使も再任が難しくなったとの話。そもそも「IT化」を兵員の合理的配置などテクニカル面で生かし、最小人員で最大効果を狙ったラムズフェルド流近代戦は、戦闘行為では効力を発揮したが、治安維持という統治の現場では通用しなかったということ。イラクの現場という面からは、結局ハイテクへの過信から生まれた失敗ということに。

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