週末に公表されたECB(欧州中銀)による23トンの売却は、このところの上昇に対する利益確定売りの切っ掛けにされた程度。もちろんワシントン協定に沿ったもの。中国からはまたエコノミスト(大学教授、「著名」と紹介されていた)から、1兆ドルを越えた外貨準備を使って金価格の下げたところを狙ってドルから金にすべき、との提言がなされたとのニュース。「中国の金準備は1.3%で、他の多くの国に見られる3%の水準からは遥かに低い」としている。最近の傾向として中国内部からはこうした声がたびたび聞こえてくるのだが、金融当局はこの問題にはノーコメント。いうまでもなく影響が大きいので触れられないということ。IMFでは金は通貨にあらずということだしね(金廃貨)。イラク問題でNYタイムズが報じたラムズフェルド国防長官の政策変更を提言するメモの存在が明らかになっているが、思うのは、こうしたメモの存在がリークされること自体がブッシュ政権のレイムダック化を示すということ。事ここに至って“イラク攻めは間違いでした”とは認められないので、どのように乗り切るかブッシュ政権というより大統領自身の器量、度量が問われる局面ということか。何事も始末が難しい。金市場はクリスマス休暇前のひと相場という展開か。
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今日の株式市場の動きが変だと思ったら、出てきました。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20061205AT3L0504W05122006.html
これを受けての為替の変動だとしたら大きな材料を内包している可能性が高いと思います。
これからボラティリティの上昇となるかはわかりません。
もし大変動があっても、「金」が動かなかったら本物ですけど・・・
株は餅つき相場でしたね。夜半過ぎに・・・
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20061205AT3S0501305122006.html
が出たようで、朝見たのですが、こうも見事な展開とは思いませんでした。
これで振り出しに戻ったのですが、為替が戻っていません。「金」も上値が重そうです。
まだ先になりそうですね。
そろそろ相場も休暇を織り込んで板も薄くなるでしょうから店じまいの準備に取りかかるとしましょう。