今朝は日本時間の4時半ころに起きだしてFOMCの結果と相場を眺めていたが、直後から金市場ではスポット価格がスルスルと落ち始めて970ドル台へ。利下げ幅1%を織り込んでおり、それが0.75%に縮小したことが売り材料と伝えられている。確かに引き金にはなったものの、むしろ1000ドル乗せという新しいレンジにまだ馴染んでいないこと、イースター休暇前であること、ここまで激しく売り込まれていたドルの対ユーロでの自律反発が加わったことが、益出し売りを促し、後はプログラム売りが流れを加速したということ。
FOMCの声明文の解釈についてはメディアその他で詳しいので、そちらを見てもらうとして、フィッシャーダラス連銀総裁とプロッサーフィラデルフィア連銀総裁の2名が利下げ幅が大きいと反対したとなっている。インフレを警戒してのものと思われるが、声明文では表現からもインフレを警戒姿勢は前回より高まっているが、これからの数四半期で落ち着くとみていることに変わりはない。解釈の仕方はさまざまだが、インフレへの警戒を訴えることで闇雲な利下げへの市場の期待を牽制し、そのことで足元のドル相場を支えようとの配慮も働いたのではないだろうか。為替の水準は中央銀行ではなく財務省マターだが、信用危機(クレジットクランチ)の高まりと景気を考えると大幅な利下げが必要だが、さりとてここまで急落してきたドル(直前の17日にドルインデックスは過去最低値)の下げ足を加速させかねない。そうなると更なる危機を招きかねない。利下げも思うように進めるわけにはいかないわけだ。
事実、利下げ幅が市場の読みを下回ったことで、ドルは対ユーロで、とりわけ対円では急反発となった。ただ中身はドルショートの買い戻しとすると、一過性の戻りということか。いずれにしても、これでドルはスイスフランを下回り、円に次ぐ低金利通貨ということになった。そして来月も利下げは続くと見られている。
ところでゴールドマンやリーマンの決算内容の悪化の度合いが市場予測を下回ったことが、この先第2、第3のベア・スターンズの登場か?という不安心理を鎮静化させる作用があったとされる。それにしても一連の流れで明らかになったのは、「投資銀行」と呼ばれる米系の証券会社は、本体自体が(自己資本は元より)借入によりレバレッジを効かした投資会社に変貌していたということ。最近のような逆回転が始まると、アッという間に財務内容(バランスシート)が悪化してしまうわけだ。本体自体も構造的にヘッジファンドのようなものなのだ。
ドル円も100円ちょっとが戻りの限界となれば、次の下げに警戒ということか。
FOMCの声明文の解釈についてはメディアその他で詳しいので、そちらを見てもらうとして、フィッシャーダラス連銀総裁とプロッサーフィラデルフィア連銀総裁の2名が利下げ幅が大きいと反対したとなっている。インフレを警戒してのものと思われるが、声明文では表現からもインフレを警戒姿勢は前回より高まっているが、これからの数四半期で落ち着くとみていることに変わりはない。解釈の仕方はさまざまだが、インフレへの警戒を訴えることで闇雲な利下げへの市場の期待を牽制し、そのことで足元のドル相場を支えようとの配慮も働いたのではないだろうか。為替の水準は中央銀行ではなく財務省マターだが、信用危機(クレジットクランチ)の高まりと景気を考えると大幅な利下げが必要だが、さりとてここまで急落してきたドル(直前の17日にドルインデックスは過去最低値)の下げ足を加速させかねない。そうなると更なる危機を招きかねない。利下げも思うように進めるわけにはいかないわけだ。
事実、利下げ幅が市場の読みを下回ったことで、ドルは対ユーロで、とりわけ対円では急反発となった。ただ中身はドルショートの買い戻しとすると、一過性の戻りということか。いずれにしても、これでドルはスイスフランを下回り、円に次ぐ低金利通貨ということになった。そして来月も利下げは続くと見られている。
ところでゴールドマンやリーマンの決算内容の悪化の度合いが市場予測を下回ったことが、この先第2、第3のベア・スターンズの登場か?という不安心理を鎮静化させる作用があったとされる。それにしても一連の流れで明らかになったのは、「投資銀行」と呼ばれる米系の証券会社は、本体自体が(自己資本は元より)借入によりレバレッジを効かした投資会社に変貌していたということ。最近のような逆回転が始まると、アッという間に財務内容(バランスシート)が悪化してしまうわけだ。本体自体も構造的にヘッジファンドのようなものなのだ。
ドル円も100円ちょっとが戻りの限界となれば、次の下げに警戒ということか。
どうなるんでしょう?
益出しの金売りも多いでしょうが、ドル安株安のリスク回避の金買いも多いでしょうから、綱引きで1000ドルの攻防が続くのでしょうか?
薄氷が割れたらトリプル安?怖いですね、薄氷の利下げ。
月曜1030ドルだったのに。
ここまでフリーフォールだったのは一昨年の6月以来ですね。あのときはすぐに600ドルまで戻りましたが。
環境としては何も変わっていないので、戻しも早いと思ってますが、どうなんでしょうね。
試練でしょうね。この急落後もし2、3日で持ち直すことができたら金はまたもや新高値を目指すのではないでしょうか・・・・
もたついたり、900㌦台前半で膠着状態となったら、どこかで失望売りが入るでしょうね。下値は800㌦少し切れるくらいまであるのではと思っています。昨年の8月からの上昇で、休憩らしい休憩は殆んど取ってませんからどこかで一休みが必要ですね。その方が相場は長くなるでしょうから。
さすがに酔っていたようです。少しばかり現物のポジション減らそうと思います。やはり、ドル売りにはつながらない気がしてきました。結局は米国債にすがる姿がありありと見て取れます。その時を期待していましたが日本と同様デフレ不況に突入のようです。膨大な双子の赤字を持ってしても日本と同じく金利急騰などありえないかもしれないなどと考えています。