日銀の金融政策決定会合。さすがに限られた弾は温存というか、それこそ弾薬庫が空になる事態を回避という感じ。そもそもECBもFRBも様子見を決め込む中で、この時期この環境で、ひとり派手な動きも取れずという感じ。それでも何もせずというわけには行かなかったのか、株価指数ETFを3.3兆円から6兆円に・・・・と。
かつて単独の機関として日本株の最大保有者は日本生命だった。それを質的異次元緩和の導入でいつしか日銀がトップの座に座った。これでさらに日生に水をあけることになる。もちろんこんなことは、日銀以外やっていないが、その国の株式の最大保有者が中央銀行というのもなぁ・・・と。今や日銀の後から出てきて“爆買い”したGPIF(公的年金)の存在があるのだけど。しかしETFの買いは2%の物価目標の達成にどれだけ役立つのか。
すでに債券市場(日本国債)を歪めてしまっているが、株式市場は参加者が多いのですぐにどうのこうのは、なさそうだが。
2%の目標というと、もう取り下げた方ほうがいいのではないかという指摘がある。引くに引けず出口が示せぬ政策が長引くほどに、外野(我々)は先を心配し守りを固める。
足元で原油がまた怪しくなっているが、WTIも30ドル台に入ってくると、また弱気論が台頭しそうだが、そもそも需給は緩いわけで、中国による戦略的な備蓄も終わったようで、そのあたりも関係しているのだろう。
かつて日銀の政策は、残念ながら一時を除き国際金市場の材料にはならなかった。それが今年1月のマイナス金利導入以降注目材料となってきた。中銀の金融政策の限界論的な部分で注目されているわけだが、身構えたものの今回は不発に終わることになった。
かつて単独の機関として日本株の最大保有者は日本生命だった。それを質的異次元緩和の導入でいつしか日銀がトップの座に座った。これでさらに日生に水をあけることになる。もちろんこんなことは、日銀以外やっていないが、その国の株式の最大保有者が中央銀行というのもなぁ・・・と。今や日銀の後から出てきて“爆買い”したGPIF(公的年金)の存在があるのだけど。しかしETFの買いは2%の物価目標の達成にどれだけ役立つのか。
すでに債券市場(日本国債)を歪めてしまっているが、株式市場は参加者が多いのですぐにどうのこうのは、なさそうだが。
2%の目標というと、もう取り下げた方ほうがいいのではないかという指摘がある。引くに引けず出口が示せぬ政策が長引くほどに、外野(我々)は先を心配し守りを固める。
足元で原油がまた怪しくなっているが、WTIも30ドル台に入ってくると、また弱気論が台頭しそうだが、そもそも需給は緩いわけで、中国による戦略的な備蓄も終わったようで、そのあたりも関係しているのだろう。
かつて日銀の政策は、残念ながら一時を除き国際金市場の材料にはならなかった。それが今年1月のマイナス金利導入以降注目材料となってきた。中銀の金融政策の限界論的な部分で注目されているわけだが、身構えたものの今回は不発に終わることになった。