亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

にわかに高まった金融不安、対応策発表との話

2008年07月14日 07時44分08秒 | 金融市場の話題
日本時間の今朝6時過ぎにウォール・ストリート・ジャーナルのネット版が(事情通の話として)伝えるところによると、米金融当局は現地時間の今夜、ファニー、フレディについてのやはり何らかの対応策を発表とのこと。

本日予定されているフレディ・マックの短期債入札(30億ドル)を座視するにはリスクが高すぎるということ。これは、そうでしょう。(記事には具体的な時間は触れられていないが)考えられる時間帯は東京の株式市場の寄り前。・・・となると現地時間の8時前に発表ということだろうか。連銀(FRB)の“窓”を開く対象(直接融資の対象)を拡大するたびに当座の安心感は戻るが、逆に本体(FRB)の健全性への懸念も高まるることにつながり時間との勝負か。結局、それはドル価値の問題に帰ってくる。そしてドルを守るために、また口先介入があったり、実際に行動を取ったりという方向か。いろんな出方が考えられ難しいですね。

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