マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

禅から学ぶ心理学

2006年05月23日 23時40分11秒 | 友達 永久保存
久しぶりに日本メンタルヘルス協会の
講義に参加してきました。

テーマは「禅から学ぶ心理学」。

むちゃくちゃおもしろかった。

とらわられ、執着、こだわりが時として
生き方を固定して不幸を招くことがある。

お金は人を幸せにする道具なのに
お金に執着するとお金の奴隷になったり。

マクロで健康になろうとしたのに
食へのこだわりが周囲との不和を生み出したり。

今度はこだわらないことにこだわって
自分で窮屈な世界を作り出したり。



仕事にかまけて心に余裕がなくなると
今そこにある幸せを味わえなくなる。

そよ風が気持ちいい、
花がきれいだ、
ご飯がおいしい。

こんな小さな幸せの連続の最後に
「あー、良かった」と
死ぬことができるのでしょう。

とりたてて特別なことが無かった
人生だとしても。

ご飯を食べながら
「あれせな、これもさな」と
今を楽しめない生き方をすると
死ぬときに

「私の人生、最悪」

というのかもしれません。

喜び上手でありたいものです。

おばあちゃんの誕生日

2006年05月23日 21時39分13秒 | 庵主の日記

今日は我が家の長老、智恵子おばあちゃんの誕生日です。満96歳。明治43年生まれです。

あいにく今は入院中で、今日スタッフのハプニングで明日の料理教室の準備ができておらず、お見舞い兼バースディのお祝いに行くつもりが、行けずじまい。ごめんね、おばあちゃん。明日、仕事がすんだらすぐに行くからね。

あと、4年は頑張って長生きしてね。

尿管結石はそうとう痛い!

2006年05月23日 21時19分54秒 | 子育て講座 ココロビオティックセミナー

歯科衛生士のワタナベです。
昨夜から腸を摑まれたような痛みが時折走り、ナンダ、コレハ!!と思いながら、本日何事もなかったように出勤。

しか~し!2時過ぎ頃から、また、あの痛みが・・・。

仕方なく、奥さんに相談。いろいろ聞かれて、腎臓よねぇ。
う~ん。とにかく足湯。生姜シップどうしようか・・・。結石の疑いありだわね。とりあえず第一大根湯作るから飲んで。と緊急お手当て。
しかし、痛みの波は次々と押し寄せ、病院には行って診断は仰ごうということで、近くの市立の総合病院の泌尿器科に。
尿検査は、血尿。レントゲンには小さな石の影。奥さんが言っていたとおり、尿道結石と相成りました。

病院に着いたとたん、あれだけ痛かったわき腹が嘘のように治まり、どうしよう?と思ったけれど、診断ではやっぱり結石と出て、良かったのか悪かったのか。
奥さんと相談して、痛み止めの座薬と利尿のための漢方を頂くことに。でも、利尿については、小豆と第一大根湯でなんとかしよう。腎臓が腫れているとのことなのでサトイモパスターしなきゃ・・。

動物食か陰性食の過多によることが原因?
うぅ・・。
デートのたびの外食とアルコールが・・・。

反省の一日でした。

どくだみでも煎じて飲も。

松見歯科診療所待合室は、地域のコミュニティースペースです。

2006年05月23日 14時39分44秒 | スタッフのブログ

私が勤める松見歯科は、相当変わっています。
歯医者ですが、お米や野菜の販売、本の販売、チケットの販売自然食品の販売・・・etc。しかも全てボランティア。
受付の私は、こんな楽しいお仕事にも関わっていけるので、毎日がすごく変化に富んでいます。

今受け付けのカウンター前では、産直コーナーが店開きです。

 

生ごみリサイクルの吉田さんの講演に感動し着々と有機無農薬の元気野菜作りを目指されている大林ファームさんの飛び切り美味しくって新鮮で、しかもびっくりするぐらい安いお野菜や、元木のおっちゃんのこだわり玄米、合鴨農法で有機無農薬のお米を作っている立石農園のつやつやお米、蛍がクリスマスのイルミネーションのように飛び交う水田の宮田さんの蛍米など、安心農作物を生産者から消費者に直売できる架け橋として、スペースや私たちスタッフもご協力させていただいております。


うれしい頂きもの

2006年05月23日 14時06分27秒 | 庵主の日記

当院は高松の片田舎、端っこで、まだまだ畑や田んぼがたくさんあります。
患者さまも畑を持っていらっしゃる方が結構いらっしゃって、時々みんなで食べてやと、袋一杯のお野菜が届きます。

新鮮で、作った人の顔が分かる。こんな贅沢な食材はありません。
今朝、今が旬の、空豆とおたふく豆、蕗を一杯いただきました。スタッフと分けて感謝しながら料理します。

飯のコース第3回 料亭たん熊のレシピ 本格胡麻豆腐

2006年05月23日 01時28分30秒 | マクロビオティック料理基礎 飯(はん)
先週土曜日、マクロビオティック料理教室 飯のコース(初級)を開催いたしました。

まだ3回目ですから、陰陽の話など料理以外の理を盛り込んでの教室です。毎回3回目ぐらいまでは、予定時間を大幅に超えてしまうほど質問も多く、私的にはやりがいのある時間です。

今回のメニューは、煎り大豆の茶飯、切り干し大根と高野豆腐の焚いたん、胡麻豆腐、蓬団子の味噌汁、お手当てで生姜シップを致しました。

茶飯は玄米も大豆も香ばしく煎ってから圧力鍋でもっちり炊き上げます。三年番茶の香りがたまらないご飯です。



切り干し大根と高野豆腐の焚いたんは、マクロビメニューの定番。常備食として冷蔵庫に置いておきたい一品です。ゆっくりと火を入れ、やわらかく焚いていきます。砂糖など一切使わなくても切り干し大根の甘さだけで十分。作った翌日など、びっくりするぐらい甘くなります。



そして、今回のメインディッシュはなんといっても胡麻豆腐。
フランスのたん熊で修行をしてきた友達が教えてくれたレシピで作ります。正食クッキングスクールで習う胡麻豆腐よりもさらに時間をかけ約40分じっくりと練り上げていきます。葛と練り胡麻と水の配合も若干違います。

これが、また本当に美味しいのです。やわやわぷり~んとした濃厚な味わいは、料才(料理の才能)賢母じゃないのよ・・とおっしゃるNさんにして、絶対にこれは作ってご主人にあっと言わせるわ!と料理の腕の見せ所と張り切らせてしまうぐらい。初めてこんなに美味しい胡麻豆腐を食べたと皆さんが自作の胡麻豆腐にご満悦です。



せっかくなので、わさび出汁醤油と別に、玄米甘酒クリームをかけて、デザートでもいただきました。



蓬団子の蓬は4月に山で摘んできた蓬の若芽をさっと湯がき冷凍保存していたものを擂り鉢で丁寧にあたりもち玄米粉とあわせて練ったものを団子にしました。
芹が手に入ったので、青みに。今日は、豆、麦に続き、米味噌の味噌汁ということで、5年ものの自家製黒豆味噌を使いました。麹の量が多い白味噌仕立ての味わいで甘味のある味噌汁です。



お手当ては、生姜シップ。生姜の成分が血行を促し、さまざまな病気や症状に効くマクロビオティックの外用のお手当てには欠かせないものです。

  

   あちらこちらで、お手当て中。みんな気持ちよくって寝ちゃいそう。

 血行が良くなって赤くなってきます。

生姜シップのお手当ての詳細は、掌のコースのカテゴリーをご覧ください。



 

夏の花、衣替え。

2006年05月23日 01時16分11秒 | 庵主の日記

天才庭師てんさんに発破をかけられながら、診療室玄関の花の植え替えをしました。

まだまだ、名残りの花をけなげに咲かすパンジーを夏の花に植え替えるのはいつも心苦しい作業です。できるだけ咲かせてあげてと思うあまり、時には夏の花の苗が出払ってしまうことも・・・。

そんなわけで、先週から、天さんに頼んで今日の日を植え替えの予定に決め、日ごろの行いが吉と出たかお天気も上々。絶好のガーデニング日和となりました。

まずは、花の苗を買いに近くのガーデニング店を何件か回り、少しづつ色々な種類の花を買いました。昔、まだ院の手伝いをしていない頃は、種から育てたり、摘心した枝を挿し木にしたりして増やしていましたが、今は苗を寄せ植えにしてのささやかな楽しみです。

てんさんの奥様のさとぴぃも手伝ってくださり、三人で夕方まで土作りをしながらプランターに次々と植え替え。
「お腹すいたよぉ~」と叫びながら、7時ごろまでかかってようやく半年に一回の植え替えが終了したしました。

出張

2006年05月23日 00時54分08秒 | 庵主の日記

月に2度ほど出張で大阪に行きます。
片道2時間の自分だけの時間です。
鞄に詰めてきた読みそびれている本を開き、車窓の景色をぼんやり感じながら・・。ガタンゴトンとリズムを刻む列車のBGMはいつしかうとうとと居眠りを誘います。これも、また楽し・・・。

瀬戸の日暮れの風景は、日常からの脱出のお決まりのシーンです。


薔薇の開花

2006年05月23日 00時25分17秒 | 庵主の日記

5月の半ばを過ぎると、窓を開け放ち流れくる風は花々の華麗な歌声・・。
潮風に触れ日の当たる山の斜面に育つみかんの花の狂おしい香り、真っ白に輝くジャスミンの芳香、野ばらの甘い誘惑、偽アカシアの気品に満ちたささやき。薫風とはまさにこのゴージャスな季節の名前。

我が家では、薔薇の開花が始まりました。