今日は、月に一度のマクロビランチCafe ゆるりまんまがオープンしました。
お客様は9名。愛媛県や岡山県からのご参加も頂き本当にうれしく思います。5月のメニューは、玄米お粥パンのサンドイッチ、黒豆のポタージュ、グリーンアスパラの稗クリームグラタン、高野豆腐のエスカベーシュ、金柑と甘酒クリームの紫陽花ジュレ仕立て、たんぽぽコーヒーでした。
お粥パンはいつもより少し薄めに天板で焼きます。ふんわりやわらかく焼きあがるように、山芋をすりおろして混ぜています。
焼けたパンに。グルテンのブロックをカツにしソースをたっぷりつけ人参の蒸し煮とともにサンド。隠し味にトマト味噌ソースと粒マスタードが入ってます。他には蓮根の蒸し煮と胡瓜のスライスに、稗クリームを使い玉ねぎのみじん切り、胡瓜のみじん切り、沢庵のみじん切りを入れ、塩コショウ、オリーブオイルと少量の酢で味を調えたベジマヨタルタルソース、味の引き締めにひじきのたいたんを散らしました。どちらもジューシーで、我ながら本当に美味しかったです!
アスパラの稗クリームグラタンも簡単で穀類の摂取につながる一品です。
高野豆腐のエスカベーシュは、昨日から作ってマリネ液に漬け込んで冷蔵庫で保管していたものです。白身魚より美味しい!と評判の無何有庵レシピです。
黒豆のスープは、はじめ野菜と一緒に澄んだフォンでお出ししようと思っていたのですが、黒豆を圧力鍋で煮るととっても甘くて・・・。汁ごとミキサーにかけ、豆乳で伸ばしポタージュにしました。甘酒クリームで少し甘味を入れたのがポイントです。
デザートは、先日作った金柑の甘露煮を中に隠し、お手製玄米甘酒クリームをかけ、その上に、桃、みかん、ハイビスカスの花で色づけたピンクの甘酒に寒天を溶かし、小さくさいころにカットしたものを、紫陽花のごとく華やかに散らしたきれいな冷菓です。
ゆるりまんまは、私の料理心を刺激する大切な時間です。レシピも何にもなく頭に描いたことを。実現させていきます。飯・羹・霽華のコースで味わえないメニューをお楽しみいただけるとうれしいです。
飯、羹のコースを修了されている、Iさんが久しぶりにおい出て「無何有庵が恋しくて恋しくて」とおっしゃってくださいました。本当にうれしいことです。
来月のゆるりまんまもよろしくね