マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

翡翠色のグリンピース

2006年05月26日 20時06分08秒 | 庵主の日記

今日の料理教室で作ったグリンピースのソフトクラッカーの材料となるグリンピースですが、昨日夕方、買出しに出かけるとき、まだOGのグリンピースはで回っていないんだよなぁと右佳先生とぼやいて空豆で代用しようと話をしていたのですが、買出しから帰ると飯台の上にグリンピースが・・・。ご近所の方がご自宅で作っておられる豆を(もちろんOGです)持ってきてくださっていました。

感動!欲しいときに、すっと用意されていたかのように手に入るなんて・・・。

これも、マクロビ効果?

翡翠色が美しい、5月の旬です。

右佳先生のマクロ日和 5月のレシピ

2006年05月26日 18時57分31秒 | スタッフ講座マクロ日和&なごみCafe
今日は、月に一度の<右佳先生のマクロ日和>料理教室でした。5月の爽やかな季節はアウトドアでと企画したピクニックのランチボックスでしたが、あいにくの雨。晴れていたら屋外でと思っていましたのに残念。でも、気分はピクニック♪です。

 
メニューは、ライスバーガーとピクルス、車ふとセロリの胡麻煮、グリンピースのソフトクラッカーです。

 試作を重ね、ライスバンズの歯ざわりや焼き具合、香ばしさと、かぶりついた時のイメージを大切にレシピの開発をしました。また、ハンバーグとなるベジ具材の選択とソースのジューシー感にこだわっての完成です。昨日までいろいろと悩んだり変更したりと右佳先生、半徹夜でのレシピ作りでした。
本番の今日、本当に美味しいライスバーガーとなり、どこにも負けない最強バーガーの出来上がりです!

 

付け合せには、右佳先生がおうちご飯でよく作るという車ふとセロリの胡麻煮、簡単ノンシュガーピクルス。車ふの和テイストとセロリが不思議とマッチした胡麻煮は何気ない一品ですが、セロリ嫌いの方でも美味しいと唸らせるつわもの。彩りも鮮やかで爽やかなピクルスはライスバーガーにぴったりでした。

 
 

グリンピースのソフトクラッカーは、塩味を効かせさくさくと香ばしい美味しさです。中に胡桃のローストを混ぜました。ちょっと焼きすぎちゃったのがたまにキズですが・・。

ハーブティーは、我が家のプランターから。アップルミント、ペパーミント、スペアミントを摘み立てのフレッシュハーブをたっぷり使いました。ピンクの彩りにハイビスカスの乾燥花びらを数枚落としました。甘味は手作りの金柑の甘露煮(砂糖なし)を底に沈めて自然の甘さを加えました。




5月のゆるりまんま

2006年05月26日 00時58分29秒 | マクロビランチCafe ゆるりまんま
今日は、月に一度のマクロビランチCafe ゆるりまんまがオープンしました。

お客様は9名。愛媛県や岡山県からのご参加も頂き本当にうれしく思います。5月のメニューは、玄米お粥パンのサンドイッチ、黒豆のポタージュ、グリーンアスパラの稗クリームグラタン、高野豆腐のエスカベーシュ、金柑と甘酒クリームの紫陽花ジュレ仕立て、たんぽぽコーヒーでした。 

 
お粥パンはいつもより少し薄めに天板で焼きます。ふんわりやわらかく焼きあがるように、山芋をすりおろして混ぜています。
焼けたパンに。グルテンのブロックをカツにしソースをたっぷりつけ人参の蒸し煮とともにサンド。隠し味にトマト味噌ソースと粒マスタードが入ってます。他には蓮根の蒸し煮と胡瓜のスライスに、稗クリームを使い玉ねぎのみじん切り、胡瓜のみじん切り、沢庵のみじん切りを入れ、塩コショウ、オリーブオイルと少量の酢で味を調えたベジマヨタルタルソース、味の引き締めにひじきのたいたんを散らしました。どちらもジューシーで、我ながら本当に美味しかったです!

アスパラの稗クリームグラタンも簡単で穀類の摂取につながる一品です。

 

高野豆腐のエスカベーシュは、昨日から作ってマリネ液に漬け込んで冷蔵庫で保管していたものです。白身魚より美味しい!と評判の無何有庵レシピです。



黒豆のスープは、はじめ野菜と一緒に澄んだフォンでお出ししようと思っていたのですが、黒豆を圧力鍋で煮るととっても甘くて・・・。汁ごとミキサーにかけ、豆乳で伸ばしポタージュにしました。甘酒クリームで少し甘味を入れたのがポイントです。



デザートは、先日作った金柑の甘露煮を中に隠し、お手製玄米甘酒クリームをかけ、その上に、桃、みかん、ハイビスカスの花で色づけたピンクの甘酒に寒天を溶かし、小さくさいころにカットしたものを、紫陽花のごとく華やかに散らしたきれいな冷菓です。

ゆるりまんまは、私の料理心を刺激する大切な時間です。レシピも何にもなく頭に描いたことを。実現させていきます。飯・羹・霽華のコースで味わえないメニューをお楽しみいただけるとうれしいです。

飯、羹のコースを修了されている、Iさんが久しぶりにおい出て「無何有庵が恋しくて恋しくて」とおっしゃってくださいました。本当にうれしいことです。

来月のゆるりまんまもよろしくね