マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

座禅断食しませんか?

2009年07月07日 20時27分08秒 | 自然医食のお手当て 掌(しょう)のコース
自然あふれる香川の里山で心と体をリセット!
短期間で驚きの効果が!

夏は毛穴も広がり、汗をかいて
デトックスにいい季節ですね。

肉体的にも精神的にも排毒能力が高まっている時期なので、ぜひこの季節に、心身ともに本来の自分にリセットされてはいかがでしょうか。

松見歯科診療所主催
座禅断食の会

日 時  7月19日(日)~21日(火)

場 所  NPO・綾上子どもの里インターナショナルスクール(ACIS) 



松見歯科診療所では、一昨年の砂浴に続き、今年は<座禅断食>を開催いたします。

砂浴の時もそうでしたが、すでに、県外からのお問い合わせが多数寄せられております。
ぜひ、地元の方にもご参加いただき、断食によるカラダのパラダイムシフトに遭遇してほしいと思います。

「あ~、カラダってこんなにクリアだったんだ」って感じていただけるはずです。

今回ご指導頂くのは、自然医食デザイン 代表 三浦直樹医師です。



■三浦直樹医師プロフィール



1968年大阪生まれ。小児科・内科医。約10年前より、家族の癌をきっかけに、各種自然療法・手技療法・心理療法などの研究・実践を開始。

生活習慣の中に自然療法を取り入れることで、『患者自身が自分の主治医となる』ことを指導している。また、現在は『食』の大切さを強く認識し、日本人にふさわしい生活習慣の普及を目的とした(有)自然医食デザインを設立。

現在、全国で講演活動を行っている。 「病気とは必ずしも否定的なものではなく、本来の自分を見つける気づきのチャンスであり、その後の人生をさらに豊かにするきっかけである」という考えのもと、『笑い療法』を取り入れるなど楽しく前向きに病気と取り組むことをモットーとしている。

<座禅断食との出会い>三浦直樹医師コメントより

私自身が座禅断食を知ったのは昨年の4月頃でした。

座禅断食会の主宰者で臨済宗の僧侶でもある野口法蔵先生の著書『人間の頂』を読み、野口先生へ大きな興味を持ったのがきっかけでした。

そして実際に野口先生にお会いして座禅断食会に参加することになったのですが、その効果の高さを実感し、その後の5ヶ月間で実に6回もの断食会に参加させていただきました。

さらにタイミングよく指導者研修にも参加させていただき、断食会の指導許可をいただきました。

今までにも個人的に何度かの断食を行い、半断食セミナーの指導もさせていただきましたが、従来の伝統的な断食法は効果を実感できるまでの日数が長く、何かと忙しい現代人にとっては決して万人向けの方法ではありませんでした。

その点、座禅断食は断食期間も2泊3日(実質7食)と短く、程度の差はありますが全ての方に宿便の排泄が見られますので、健康な方であればどなたでも気軽に参加していただける断食会だと思います。

また、断食会自体が新潟大学医学部の有志からの依頼によって始まっていますので、その効果を示す医学的データも数多く、個人的にも驚くべき結果が出ています。

座禅が大変そうとよく聞かれるのですが、本格的な修行ではないので時間も20分と手頃な時間です。

座禅中は数息(すうそく)といって、呼吸ごとに数を数えていきます。

息を吸って吐くたびに「ひとーつ、ふたーつ」と数えていきます。

雑念が入ると数字をいくつまで数えたか判らなくなるので、
また1から数えなおします。

最初は100まで数えられることをめざしますが、なかなか難しい。

どうしても雑念が入ってしまいます。

100まで数えられるようになれば、1~10まで数えることを繰り返します。

数に意識を向ける事で、日常の雑念をなくし、「無」になる時間を作ることが目的です。

この脳(思考)を「無」にすることが非常に心身の健康にとって大切なことで、自律神経の働きも整うのです。

左脳的にストレスを感じると、それにつられて生理学的本能を司る脳幹が反応してしまい、交感神経が優位になって心拍数や血圧が上昇したり、様々なストレスホルモンが分泌されてしまうのですが、数息や読経などを行うと左脳的な思考と脳幹が分離され、本来の自律神経の働きが取り戻せるようになるんですね。

お坊さんは毎日この「無」になる時間があることも、長生きの理由の一つだと思います。

高校が真言宗の学校で、毎朝全校生徒で般若心経を唱えていたこともあり、いまだに般若心経は唱えられるのですが、雑念が入ると必ず間違うんですよね。

お経をあげる時はお経に集中しなければなりません。
これも立派な「無」になる時間です。

日本でも昔から仏教的な治療法の一つとして、同じお経や念仏をひたすら唱えるという指導が行われ、それなりの効果を上げています。

もちろん、お経自体の有り難い波動もあるのでしょうが、
非常に理にかなった方法だと思います。

私の座禅断食の師匠、野口法蔵僧侶も、病気治しの方法として「延命十句観音経」を10万回となえるという方法もお勧めされています。

10万回唱えるには、1日1時間唱えて約3年、1年で終えるには毎日3時間ほどの時間が掛かります。

その間、完全とは言わなくても「無」になる時間を持つことや、声を出して腹式呼吸を行うことなどを考えれば、必ず健康には良いと考えられます。

色々と治療法を悩むのなら、こういう単純な行をまず実践してみるというのもよいかもしれませんね。


座禅で頭を「無」に、断食で消化器を「無」にと、座禅断食は同時に味わえるので、とても面白いと思いますよ~!

本断食は毎回たった2日半ですが、準備期間や断食明けの食事を入れると、少なくとも月の半分は節制しないといけません。

夏のビールの飲みすぎにもブレーキがかかっていいかもしれませんね(笑)。

                                 三浦直樹


《座禅断食セミナー・日程表》


1日目 7月19日(日)

(朝食は自分で抜く)
(昼食は自分で抜く)

17:00 会場集合・オリエンテーション
18:00 座禅①(20分間)
19:00 座禅②
20:00 座禅③
21:00 座禅④
21:20 自由時間
23:00 就寝


2日目 7月20(月)

6:00 起床
6:30 清掃or読経
7:00 座禅⑤
8:00 座禅⑥
9:00 座禅⑦
9:30 生姜湿布体験会
12:00 座禅⑧
13:00 合掌行(20分)?
     野菜ジュース
15:00 座禅⑨
16:00 座禅⑩
16:40 講話
19:00 座禅⑪
20:00 座禅⑫
21:00 座禅⑬
21:20 自由時間
23:00 就寝


3日目 7月21日(火)

6:00 起床
6:30 清掃or読経
7:00 座禅⑭
8:00 座禅⑮
9:00 明けの食事①開始
10:00 明けの食事②開始
12:00 入浴等
13:00 オリエンテーション
14:00 解散

20分の座禅が終わると基本的に休憩です。
読書や散歩や休息に使っていただける時間です。

断食の気を紛らわす(笑)ために、三浦先生の講話や松見歯科診療所院長、スタッフのプチセミナーなども計画中です。


参加の条件
現在病気療養中の方、健康上問題をお持ちの方は、ご参加になれない場合があります。心臓病をお持ちでニトログリセリンを服用されているの方や、糖尿病でインシュリンをご使用の方、またこれ以外にも人工透析を受けている方は参加できません。また1年以内に手術の経験がある方(小手術の場合は半年以内)も参加できません。

服装

ジャージや作務衣などのリラックスできる服装で、安座に適したものでご参加下さい。


持参品

マグカップ、お箸、タオル、歯ブラシ、パジャマ、座禅用座布、筆記用具など


ご参加者の方には全員、参加に当っての誓約書を交わします。
その前に、体調などのアンケートをご提出いただきます。
場合によっては、ご参加いただけないこともございますので
あらかじめ、ご了承願います。

お申し込み、お問い合わせは、松見歯科診療所 受付087-881-2323 
川田まで。

上記申し込みフォームをご提出頂き、ご参加費の入金をご確認した上で、お申し込みの受付完了とさせていただきます。

なお、7月10日以降のキャンセルにつきましては、ご返金致しかねますので万障お繰り合わせの上、ご参加をお決めくださいませ。


松見歯科診療所スタッフ一同、ココロを込めてサポートさせていただきます。
安心してご参加くださいね。















マクロビオティック料理教室<応用編>羹のコース 第5回 開催いたしました。

2009年07月07日 15時14分13秒 | マクロビオティック料理応用 羹(こう)


先週の金曜日の羹のコースでは「海の幸をマクロビオティックしよう」というテーマで、フェイクフィッシュなにぎり寿司を作りました(笑)。

にせもの、まがいもの、まねもの、もどきなど、マクロビオティックを嗜好する方の中には、嫌う方もいらっしゃいますし、気持ちも解らなくはないですが、そこは無何有庵 羹のコース。研究熱心に遊び心満載に、楽しくクリア。
だって、おいしいんですもん、これが!
しかも、本物そっくり♪ってサプライズ、楽しくないですか~?



ほら!

今回は13種類のお料理を作りましたよ~。



えびさん
:豆腐と人参のすりおろしで作りました。尻尾は牛蒡の笹がきを揚げたもの。



お魚さん
:ひえでつくったお魚のナゲット



マグロの漬け
:トマトの醤油漬け→これが結構脂がのっていて~(笑)ノンオイルだけど。



数の子
:アマランサスのぷちぷちがおいしい~の。



いくら
:パールタピオカの人参の絞り汁漬け



うに
:豆腐と人参のすりおろしを調味してますよん。うにっぽい!



あわび
:干ししいたけなんだなぁ、これが。でもあわびな味。



貝柱
:エリンギが貝柱に!!



田作り
:牛蒡の素揚げに米飴と醤油の飴をからめて。



鰻の蒲焼
:今回は豆腐と山芋で作りました。



牡蠣フライ
:舞茸と山芋なんですが、これが牡蠣フライっ!



そして、おまけのデザート。
胡瓜のすりおろしにレモンピール、トマトの種の部分、一番下の層に玄米甘酒で甘味をいれました。これ、おいしい~。と、好評でしたね。



さてさて、もどき料理(笑)いかがでしたか?
楽しいでしょ


次回は7月17日(金)、今度はフェイクミート。「畑のお肉をマクロビオティックする」がテーマです。

250gのステーキでも作りますかぁ(爆)

いろいろ、使えるメニューをご紹介いたしますのでどうぞお楽しみにね。
もちろん、単発参加もOKですよ。














養のコース 第4回 開催いたします。

2009年07月07日 10時13分42秒 | マクロビオティック料理入門 養(よう)
4月から新期スタートしたマクロビオティックスタータークラス<養のコース>も第4回を迎え折り返し地点に参りました。

レギュラーご参加の方、単発の方とご一緒しながら、
いつも穏やかになれる私がいます。

マクロビオティックを意識しながらも
無意識でいられるような・・・。

自然体でお料理が楽しいって思えるクラスです。

たくさんの知識を習得する飯のコースと比べるとゆるやかな時間が過ぎていきます。


このクラスから、飯、羹、霽華、基、と進んでいかれると理想的。
同時進行で、まなびまくろでマクロビオティック医学のエッセンスもかんじてほしいなぁ。

余裕があれば、神草で中医も知ると幅がひろがります。

無何有庵に来られる方は、基本暮らしの中にマクロビオティックを取り入れて行くことを目的にされている方が大半だから、そうもいかないだろうけれど
基礎を何度も繰り返し学ぶこともおすすめです。

わたしも未だに発見することや気付くことが一杯ですもん。


第4回  7月9日(木)

玄米混ぜご飯
豆腐ハンバーグ
クリームスープ

血行の改善、虫刺され、脱毛などのお手当て・生姜油


前回は雑穀ご飯をアレンジしましたので、またまたマクロビオティックハンバーグですね(笑)

今回は夏になりましたので、お豆腐を使います。
クリームスープは冷製スープにしましょう。

さて、まぜごはんは何にしようかなぁ?

どうぞ、お楽しみに。
8名の方とご一緒いたします。