マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

明歴々露堂々

2009年07月18日 23時00分00秒 | 庵主の日記
一点も隠すことなく、明らかに露われている・・・。

真理は、あなたの目の前にあるのです。

天地(あめつち)は、隠すものなどないのです。
全てを堂々と、ありのまま訓えてくれます。

曇る心眼は、恐れと怯え。

無心になることです。

求めない、囚われない。



自由自在に、美しく。

露は、まあるく、コロコロと笑いながら
あなたの足元の草のベッドで光り輝いています。

堂々と。



露ほど生きて明らかに
歴然とすれば堂に入るものなのです。


露に学べてこそ、
眼下の真理に出会うことができるのです。















マクロビオティック料理教室<基礎クラス>飯のコース 第6回目

2009年07月18日 20時32分13秒 | マクロビオティック料理基礎 飯(はん)
今日は、マクロビオティック料理教室<飯のコース>を開催いたしました。

今日は梅雨明け?ってくらい、よいお天気でした。
が、連日の雨なので湿気も多く、
外はむっとした一日でした。

こんな日は爽やかに過ごしたいですね。

と、今日にぴったりなメニューを作りました。



■夏のちらし寿司
■酢の物
■豆乳スープ
■茶山椒
■グリーンティのババロア



爽やかな甘味の秘密は、柚子酢、梅酢、本味醂で作った寿司酢にドライのアプリコット。

具は、出汁醤油で焚いた干ししいたけ、高野豆腐、人参のみじん切りに枝豆。
飾りは、リンゴジュースで焚いた酢蓮根、炒り豆腐、三度豆、ミニトマト、自家製紅生姜。



夏になると恋しくなる酢の物。
甘味は、巨峰。酸味は柚子酢とアップルビネガー。
巨峰の代わりに梨などもあっさりと美味しいですよ。



お茶がらを使った茶山椒。
京都では高級品なんですよね。



お寿司に入れる人参と高野豆腐を焚いた煮汁をスープに。
豆乳を入れて、具は人参とセロリ。



茶山椒のあまりの(笑)お茶を使ってババロアにしました。
蜜の上に抹茶と金粉を散らしたのですが、ちょっと流れてしまいました(失敗~)。

皆さん、とっても上手に作ってくださり、美味しかったですね。
ごちそうさまでした。

今日の話題はなんと言ってもIさんの7号食のご報告。
10日間で5kg近くウエイトダウン。
ず~っと目に出ていた赤みが取れました。
シミも薄くなり、お顔がすっきり小顔になりました。

よく頑張りましたね。

皆さんも、是非、一度は体験して欲しい7号食です。
(指導者の元でなさってくださいね)
次に続くのは誰かなぁ~。


















魔法のめがね

2009年07月18日 19時03分02秒 | 庵主の日記
今朝の新聞に、22日の日食を見るためのめがねに
欠陥商品が出たことを伝えていました。
この魔法のめがねは欠陥があると失明の危険性があるのだとか・・・。



マクロビオティックの魔法のめがねは

「陰と陽を見極めるためのもの」・・・・陰陽二極論。

果たしてそうなのでしょうか?

陰と陽。

その相対する二つの質は、
私達の目を
時には狂わせてしまうことがあります。

男と女

知る、知らない

エライ、エラクナイ

若い、歳だ

右、左

太っている、痩せている

有る、無い

・・・・・・・。

永遠に続く二つの対立は
互いに、相手の存在があればこそ見えてくるもので、対するものがなければ存在しないものでもあるのです。

マクロビオティックを学ぶ私達は特に、物事を対立するものの上に立って捉えがちですが、本当にそれで真理を得ることができるのでしょうか?

陰と陽を知らずして、マクロビオティックを語ることはできませんが
マクロビオティックを知らずして、陰と陽を語ることもできません。

皆さんの魔法のメガネ、
欠陥ではありませんか?


マクロビオティックを知るならば
陰と陽の分別心をさらりと捨て去って
二元的な対立を超えた宇宙を感じることです。

そこに真理という核が脈打っていることでしょう。

もっと、自由に!


そこに、魔法のめがねが用意されています。