12日から15日まで東京にいっておりました。
金曜日は、月に一度のココロビオティックランチセミナー@自由が丘パティスリーシンプルモダンマクロビオティックを開催させていただきました。
初めてのご参加の方もいらっっしゃいましたが、とても和やかな雰囲気で過ごすことができました。
今回のテーマは「ココロを育む離乳時期から幼児期のカラダの変化」ということで
歯が生え始める時期からの急速な成長の話と、それに伴ういろいろな問題の解決方法をお話いたしました。
子どもが、ちゃんと一人で歩けるようになり、歯が生えそろって離乳が整ったころ、ママと子どもの関係は第一試練を迎えます。
2歳~4歳の約2年間。
子どもは母親からの自立を目指し、人間になるための最後の進化を遂げるときです。
このとき、子どもは怪獣となります(笑)。
「魔の2歳児」と世界共通で呼ばれる第1次反抗期
初めて子育てに苦痛を感じるママは少なくない のではないでしょうか?
そして、初めて我が子を叱るということに自己嫌悪を感じる時期でもあります。
共働きで最初の子どもが産まれ、赤ちゃん時代を経験した後、少しは楽になるのかしらと思いきや、「何でもかんでもイヤイヤ!」、駄々をこねて少しも言うことを聞かない第1次反抗期に入ります。ママの思いとまったく反対のことをしてくれます。
赤ちゃん時代の授乳やおむつ換えの世話はとっても楽しかったのに、このイヤイヤ期に「正直、手に負えなくてまいっている」「初めて子育ての大きな壁にぶつかった」と悩む方も多いですね。あれもこれもイヤイヤ、まるで怪獣のような、第1次反抗期は、1歳半~3歳頃に顕著に現れます。「魔の2歳児」と世界共通で呼ばれるのも、この第1次反抗期のことです。
その子どもによってその度合いや時期は様々、個人差ありますが、まだ、十分言語を習得しきれていない1歳半~2歳半くらいまでが一番大変な時期という気がします。何度か言って聞かせるとわかってくれる子もいれば、頑として言うことを聞かず、徹底的に反抗する子もいます。
いずれにしろ第1次反抗期は、子どもにとって大切な成長過程ですし、親にとっても子どもとの接し方、叱り方などを試行錯誤していく時期。安易な接し方をしてしまうと、後になって余計に手がかかってしまうことにもなるので「反抗=わがまま」という受け止め方をしないようにしましょう。
1歳半を過ぎれば、少しずつ言葉を覚え、オモチャや遊びにも興味津々。お店で欲しいものを見つけては、買ってもらうまで大声で泣き叫び、しまいには寝転んで手足をバタバタ……。
公園で遊んでそろそろ帰る時間になりと「まだ遊ぶ」とばかりに言うことを聞かないなんて日常茶飯事。「うちの子はわがままで……」とママはほとほと困り果ててしまいます。
確かに大人の目線で言えばわがままと写るかもしれませんが、「欲しい」「遊びたい」と地団駄を踏む子どもは、見方を変えれば、自己主張のできる子どもといえますね。勉強だってスポーツだって、意欲がなければ伸びないですよね。この意欲を上手に伸ばしつつ、我慢をしたり、譲ったりすることを徐々に学習できるのがいいですね。
一見わがままな行動は、「自分で何かをやりたい」という自主性と表現力の賜物。それを遮られてしまったから、かんしゃくを起こしているというわけです。
子どもが何かをするとき、例えば食べるとき、着替えるとき、出かけるときなど、時間の許す限り自分でしたいようにさせてみましょう。「待つ」ということは子育てにとって大切なキーワード。本人の納得いくまでやらせてあげる機会もたくさん作ってあげてください。
自立へのおおきなステップになるはずです。
大人と子どもの目の高さが違う分、見えているものも違います。
どうぞ、子どもの目の高さでものごとを理解してあげてみてくださいね。
他にもいろいろお話をいたしました。
今回のランチは、イースターアフタヌーンティ。
●オレンジとアールグレイのヴェリーヌ
●バタフライケーキ
●ストロベリータルト
●焼き立てスコーン(プレーン、ウォルナッツ)
●グラス ド フリュイ(ローズレッドストロベリー、クリムゾンフランボワーズ、
ブラックカシス、アメジスト ブルーベリー、塩ピーナッツキャラメル)からお1つ
●豆腐オムレツのサンドイッチ
●人参のラッペサンドイッチ
●ソイグルテンのサンドイッチ
お好きなお飲物(1ポット)
私は、梅醤番茶にいたしました。
頂いてしまうのがもったいないくらい綺麗で素敵なランチでした。
ご参加のみなさん、PSMMのみなさん、いつもありがとうございます。