マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

時差ぼけ

2010年05月12日 07時47分37秒 | 庵主の日記
昨夕、あまりにも眠たくて2時間ばかり布団の中。
そのためか昨夜は一睡も眠れず、交感神経優位状態。

トホホ。

その昔、海の底で呼吸をし、その後波打ち際に上陸を遂げた私達の先祖は、エラ呼吸から肺呼吸に変わる劇的な体験をし、生命のリズムを大きく進化させたんですよね。

月の満ち欠けによる<潮汐リズム>は、同じ自転によるものでも太陽とのかかわりから生まれる<昼夜リズム>とは大きく違いが見られます。
月とのランデブーを重ねながら太陽との主従関係をも成立させるという、宇宙規模の恋物語は、悲しくも時のズレを生じるのですね。

脊椎を持ったわたしたちは、日の出、日の入りと同調する24時間リズムに生活の主導権を与えることになったのですが、かつての甘い蜜月の面影は拭い去ることは出来ないようです。

まして、海を内在する女性にとって、陸地に着地を終えた今日でも、カラダの奥深くに常に潮汐リズムのチクタクが時を刻んでいます。

この潮汐リズム(24時間+α:50分)と昼夜リズム(24時間)のズレは、二週間もすると昼夜逆転となるのです。
この50分の月と地球の回転のズレは、私達が、確かに、宇宙の影響を受けて生きて居ることを如実にあらわしています。

時差の影響を受けやすい女性は、排卵の時期の寝不足などで、リズムを狂わせてしまうんです。

まさに、私の時差ぼけは、新月を迎えるこの時期の生理と同調した潮汐リズムに不調和した睡眠コントロールが地球生命の自然誌に反したということなのでしょうね。

それにしても、今朝は気持ちのよい始まり。

お天気に恵まれて、体調がもどるのを期待したいなぁ。