昨日は、
●鏡で見る健康チェック●マクロビオティック望診法講座
を開催いたしました。
今回は第2回目で、<宇宙の法則について>お話いたしました。
●生物の発展からの考察
人間の進化の不思議
発生学から見る進化の不思議
<乳房>にみる世界観(母親の呼び方)
●カラダの構造と機能とその意味
進化による体内時計の変化と宇宙の法則(呼吸、睡眠、排泄)
内臓系と体壁系
●生物的進化による食べ物の原理
●マクロビオティック陰陽について
●五行学説について
午前午後の2時間のこのクラスは、お話したいことがありすぎて
2時間は短いなぁって感じます。
でもあまり一方的に詰め込んでもね(笑)。
宇宙を見たときに、潮汐リズムと昼夜リズムのズレがどうして起きるかというところで、地球と月と太陽の関係が自転や公転の複雑さに頭を抱えそうでしたので、特別にそれぞれの関係がよくわかる映像を見ていただきました。
「おもしろかった」
でしょ?
ですか?
また、お家でも見れるのでご家族と楽しんでくださいね。
ご質問に「スピリチュアル性と科学との捉え方が難しい」ということについて、
改めてカラダの構造と<思い>の存在の場所についてお話いたしました。
<思>という漢字は田と心を組み合わせていますが、それは、私達の進化の過程が大きくかかわっているのです。
田とは脳(頭)を俯瞰してみた象形です。
心は心臓です。
つまり<思>というものは脳と心臓で生まれることを古代の人は感じていたのでしょう。
私達のカラダは内臓系と言われる口から肛門までのミミズと体壁系と言われる脊椎を芯にして頭と手足という機能体で構成されています。
その昔、私達が進化の過程で無脊椎だった頃のミミズのような<内臓系>のシンボルとなるのが心臓(心)。その後進化し脊椎を持つようになりどんどん発達した<体壁系>のシンボルになるのが脳です。
ですから、<思い>の位置を確認する時に、頭と感じたり、胸のあたりと感じたりするわけです。
この二つのシンボルは人間という生命体の中で深く繋がり、係わりあっています。
しかし、時に、脳の活動が盛んであったり、心の活動が盛んであったりすることで、
頭人間(科学)と心人間(スピリチュアル)という個性が出てきます。
本当はどちらも一つの思い(同じもの)であるわけですが、どういう感受性で捉えるかによって、表現がかわるのですね。
あなたが、人間は宇宙の影響を受けて土から生まれて土に還ると表現するか、人間の大本は原子(元素)から成り死んだら原子(元素)に分解されると表現するか、どちらがフィットするかの違いです。
科学はより森羅万象を論理的に研究して分析して答えを導き出すというものなわけです。
ここで言う原子や分子など自然科学の一分野の化学においての歴史を紐解いてみても、それは、万物の性質の根源を探究する歴史であり、古代の哲学者らは様々な物性が少数の基本的性質の混合により多様性を発現していると考察してきたわけです。
古代ギリシャでは、万物の根源にアルケーという呼名を与え水であるとした人、空気であると考えた人、火であると考えた人、土だと考えた人がいたり、それぞれがアルケーであるという立場を採った人、アルケーが、火・空気(風とも)・水・土の四つからなると、後世にいう四元素説を唱えた人もいました。
古代インドでは、『存在』を構成するものは、地・水・火・風の四大であり、この四大以外にはないという論や、人間のからだは地・水・火・風・苦・楽・霊魂の7つから構成されているとか、生きているものは、地・水・火・風・苦・楽・霊魂・虚空・得・失・生・死の12の要素から構成されると論ぜられてきました。
さらに、古代中国では世の中は「陰」と「陽」(つまり「闇」と「光」)から成り立っていて(陰陽思想)、更に「木」「火」「土」「金」「水」の5つの物質(五行)から生まれた(陰陽五行説)とされます。
我が讃岐は弘法大師<空海>の地であり、真言密教と深くかかわりを持っておりますが、万物の構成要素として、「地」・「水」・「火」・「風」・「空(くう)」・「識」の六大とされています。
こうしてみると、化学用語である原子や元素なるものは、人間が我が身の不思議を考察するなかで、その構成要素、基本的な成分があるという考え方世界感はとても、哲学的・思想的・宗教的でもあり、実験の積み重ねの大元には「世界論・宇宙論・世界観」なるとてもスピリチュアルであるところが面白いなぁって思います。
さて、それでは望診法に人間の生い立ちや歩んできた道への科学が必要なのかということになりますが、顔一つ覗いた時に、眉の形、目の形・大きさ、鼻、口とそれぞれに刻まれている宇宙が見えてくるわけです。
そして、あるべき姿の宇宙に調えていくことが、望診法の役割なのではないかと思うのです。
次回は、いよいよ、望診の細かな法則を見つめていきたいと思います。
●鏡で見る健康チェック●マクロビオティック望診法講座
を開催いたしました。
今回は第2回目で、<宇宙の法則について>お話いたしました。
●生物の発展からの考察
人間の進化の不思議
発生学から見る進化の不思議
<乳房>にみる世界観(母親の呼び方)
●カラダの構造と機能とその意味
進化による体内時計の変化と宇宙の法則(呼吸、睡眠、排泄)
内臓系と体壁系
●生物的進化による食べ物の原理
●マクロビオティック陰陽について
●五行学説について
午前午後の2時間のこのクラスは、お話したいことがありすぎて
2時間は短いなぁって感じます。
でもあまり一方的に詰め込んでもね(笑)。
宇宙を見たときに、潮汐リズムと昼夜リズムのズレがどうして起きるかというところで、地球と月と太陽の関係が自転や公転の複雑さに頭を抱えそうでしたので、特別にそれぞれの関係がよくわかる映像を見ていただきました。
「おもしろかった」
でしょ?
ですか?
また、お家でも見れるのでご家族と楽しんでくださいね。
ご質問に「スピリチュアル性と科学との捉え方が難しい」ということについて、
改めてカラダの構造と<思い>の存在の場所についてお話いたしました。
<思>という漢字は田と心を組み合わせていますが、それは、私達の進化の過程が大きくかかわっているのです。
田とは脳(頭)を俯瞰してみた象形です。
心は心臓です。
つまり<思>というものは脳と心臓で生まれることを古代の人は感じていたのでしょう。
私達のカラダは内臓系と言われる口から肛門までのミミズと体壁系と言われる脊椎を芯にして頭と手足という機能体で構成されています。
その昔、私達が進化の過程で無脊椎だった頃のミミズのような<内臓系>のシンボルとなるのが心臓(心)。その後進化し脊椎を持つようになりどんどん発達した<体壁系>のシンボルになるのが脳です。
ですから、<思い>の位置を確認する時に、頭と感じたり、胸のあたりと感じたりするわけです。
この二つのシンボルは人間という生命体の中で深く繋がり、係わりあっています。
しかし、時に、脳の活動が盛んであったり、心の活動が盛んであったりすることで、
頭人間(科学)と心人間(スピリチュアル)という個性が出てきます。
本当はどちらも一つの思い(同じもの)であるわけですが、どういう感受性で捉えるかによって、表現がかわるのですね。
あなたが、人間は宇宙の影響を受けて土から生まれて土に還ると表現するか、人間の大本は原子(元素)から成り死んだら原子(元素)に分解されると表現するか、どちらがフィットするかの違いです。
科学はより森羅万象を論理的に研究して分析して答えを導き出すというものなわけです。
ここで言う原子や分子など自然科学の一分野の化学においての歴史を紐解いてみても、それは、万物の性質の根源を探究する歴史であり、古代の哲学者らは様々な物性が少数の基本的性質の混合により多様性を発現していると考察してきたわけです。
古代ギリシャでは、万物の根源にアルケーという呼名を与え水であるとした人、空気であると考えた人、火であると考えた人、土だと考えた人がいたり、それぞれがアルケーであるという立場を採った人、アルケーが、火・空気(風とも)・水・土の四つからなると、後世にいう四元素説を唱えた人もいました。
古代インドでは、『存在』を構成するものは、地・水・火・風の四大であり、この四大以外にはないという論や、人間のからだは地・水・火・風・苦・楽・霊魂の7つから構成されているとか、生きているものは、地・水・火・風・苦・楽・霊魂・虚空・得・失・生・死の12の要素から構成されると論ぜられてきました。
さらに、古代中国では世の中は「陰」と「陽」(つまり「闇」と「光」)から成り立っていて(陰陽思想)、更に「木」「火」「土」「金」「水」の5つの物質(五行)から生まれた(陰陽五行説)とされます。
我が讃岐は弘法大師<空海>の地であり、真言密教と深くかかわりを持っておりますが、万物の構成要素として、「地」・「水」・「火」・「風」・「空(くう)」・「識」の六大とされています。
こうしてみると、化学用語である原子や元素なるものは、人間が我が身の不思議を考察するなかで、その構成要素、基本的な成分があるという考え方世界感はとても、哲学的・思想的・宗教的でもあり、実験の積み重ねの大元には「世界論・宇宙論・世界観」なるとてもスピリチュアルであるところが面白いなぁって思います。
さて、それでは望診法に人間の生い立ちや歩んできた道への科学が必要なのかということになりますが、顔一つ覗いた時に、眉の形、目の形・大きさ、鼻、口とそれぞれに刻まれている宇宙が見えてくるわけです。
そして、あるべき姿の宇宙に調えていくことが、望診法の役割なのではないかと思うのです。
次回は、いよいよ、望診の細かな法則を見つめていきたいと思います。