お菓子時々パン日記

LAで製菓学校を卒業後、オランダ、ロンドン等を経て今は名古屋在住です。
私の作るお菓子やパン、その他色々の日記です。

BK191 ~1日目~  ピーナツバタームースなど

2006年06月12日 | CSCA

今週からは、BK191  Production Kitchen というコースです。

School Cafe では、パンやクッキー、マフィンなども売っているのですが、それらはCulinaryのクラスの担当になり、私たちが作るのはいわゆるケーキだけです。

クラスのメンバーを3つのグループに分け、それぞれChocolate, Custard and Tarte, Entremeを中心に作っていきます。私は一番面白そうなEntremeを希望しました。このコースでは終わりまで同じチームで活動するらしいので、他のチームが何をしてるのかよく分からないのがちょっと残念なのですが・・・。

前のコースから引き続き同じChef が指導してくれるという話だったのですが、事情があって変更になったみたいです。入学当初に教えてくれていたChef になりました。前のChef はクラシックなタイプのデザートはあんまり好きじゃないみたいで、ヨーロッパやNYで今流行っている最先端なケーキを作っていきましょうっていう感じだったのですが、今のChef はまた別のタイプのようで作る種類も大幅に変更になったようです。アメリカの人に受けるような慣れ親しんだ味のケーキを洗練された形で作りましょう、ということで。例えばPBJという名前のケーキはピーナツバター&ジェリーサンドと同じ味の組み合わせで、Concord Grape Jelly, Jelly Glacage, Peanut Butter Mousse, Chocolate Peanut Butter Filling, Buttered White Bread Baseをそれぞれ作り、ケーキの形に組み立てるようにします。ピーチコブラーはStreusel Base の上にPeach Compote Filling を載せ、その中にはCreme Brulee が入っているとか。今、Sprinklesなどでカップケーキが流行っているので、毎日違う種類の色んなカップケーキも作るみたいです。

今日と明日はまだ実際に売り物を作るのではなく準備のみということなので、時間にも余裕がありました。Entremeは8人のチームなのでそれぞれ手分けして色んな物を作り、私が主に作ったのは Peanut Butter  Mousseと、Pot De Creme。Peanut Butter Mousse、味見してみたらとーってもおいしかったです。材料はピーナツバター、ゼラチン、粉砂糖、生クリームだけなのですけど、これは出来上がりが楽しみ。

このコースでは作ったものは全部売り物なので、残念なことに自分で食べられないんですよね・・・。色々味見してみたいのにな~。自分で作ったものをCafeで買うのもなんだし。最後にChef のチェックを受けてOKが出たものだけをCafeに並べるのですが、OKじゃなかった物も持ち帰りは不可なんだそうです。まさかとは思うけど、わざと失敗して持ち帰りたい人が出るかもしれないからね~、と。売り残った分だけはもらえるらしいんですけど。

今日は出来上がったものは全然ないので、写真も無しです。なので今日はこないだオープン直後に行った牛角の写真をちょっとご紹介しますね~。

Old PasadenaのGreen沿いにあります。

店内は天井が高くて、いい雰囲気。

席に案内されるまでちょっとだけ待ったんですけど、その間も何が飲みたいか聞いてくれてお茶や水を持ってきてくれたり、メニューの説明なども丁寧で気持ちのいいサービスでした。味はどれも普通かな~って感じだったのですが、このAburi Style Ahi Tuna(奥のお皿です。焼いてるのもそう。)は気に入りました。ごま油で味付けしてあるのかなあ。たれなしでも充分おいしかったです。これはまた食べたい。


BK181 ~14日目~  飴細工仕上げ

2006年06月09日 | CSCA

今日の授業は

・Written Final Exam
・Final Practical Exam: Assemble of a final Sugar Showpiece

でした。

まず最初に筆記テストから。今回はマークシートだったのでそんなに難しくなかったです。

それから、昨日できなかった鳥の胴体を作りました。今日も何度も作り直して、でも納得いく形には出来なかったのですが、もう時間もなくなってしまうので適当なところで終わらせてしまいました。

で、飴細工を組み立てていったんですけど、途中なんども崩れたり壊れたりして、またまた半泣き状態に。よくテレビでコンテストの時に大きな飴細工が崩れ落ちたりしちゃってますけど、私のみたいな小さいのでもそうなっちゃうんだなあ、と。部品を作り直したり、鳥の羽を組み立てなおしたり、思ったよりずっと時間がかかってしまいました。やっと出来上がったのがこちらです。

鳥も、羽や尾で体の形は結構ごまかせたような。

基本的に全員同じパーツで組み立ててあるのですが、色が違うので全然印象も違っていて面白かったです。

ピンクっぽかったり、

オレンジだったり

みどりだったり。

これは落ち着いた色合いで好き。

この人は鳥の胴体、綺麗な形でした。

今日で授業は終わりです。卒業まではあと3週間あるのですが、その間は学校付属のSchool Cafeで売っているケーキを作るProduction Kitchenというコースになります。今のChef がそのまま指導してくれるのですが、今までカフェで売ってきたようなアメリカっぽいケーキ(キャロットケーキとか。もちろんヨーロッパっぽい物も並んでます。)ではなく、もっとCool でSexyな最先端なスタイルのケーキを作るわよ!と張り切ってくれているので、楽しみ。


BK181 ~13日目~  飴細工

2006年06月08日 | CSCA

今日の授業は

・Blow Sugar

でした。

ガラス細工のように、ポンプで空気を送って飴を膨らませて形作ります。

見てると別に難しくなさそうなんですけど、これがほんっとに難しかったです・・・。これで鳥の体の部分を作って、羽や尾はPullde Sugarで作りましょうっていうことだったのですが、羽とか作ってる時間なんて全然なし。というか、体の部分もできませんでした。今日はこれしかすることなかったのに。ずーっと試してたんですけど、どうしてもいびつな形になっちゃうし、Chefにも何度もマンツーマンで見てもらったんですけど、出来ない。もう半泣き状態でした。結局クラスの中で出来てた人は1人くらいしかいなかったんじゃないかなあ。明日も時間あるから大丈夫よってChef は言ってたけど、明日は全部組み立ててPresentationしないといけないので、心配。羽や尾は家で作ることにして、飴を持ち帰ってきました。

こちらは、Chefが今日仕上げていた作品。鳥と花には、エアスプレーで色をつけてあります。

授業のあとは、違うキャンパスでチョコレートのセミナーがあるというので参加してきました。早めに到着して最前列の席をキープしてから、近くにあるLe Pain Quotidienへ。アイスカフェオレと、アップルアーモンドタルト(みたいな名前だった気が)を買ってきてお昼ご飯。

思ってたよりも甘さ控えめでおいしかった。

このセミナー、明日筆記テストやノート提出があるし行こうかどうしようか迷ったのですが、講師は Captain TEAM USA at 2003 Coupe du Monde だった人だし、内容も 

Chocolate Techniqus & More!!
Origins of Couverture & a Chocolate Tasting!!!

だと書いてあったので行くことにしたのです。当然デモだと思ってたのに、内容は3時間ずっとチョコレートの講義でした・・・。座ってるだけで、ちょっと味見しただけで、思ってたのと全然違ってたのでちょっと残念。デモ見てみたかったな~。カカオの栽培とか、チョコの出来るまでとか、それなりに面白かったけど、折角すごい人が講師なのに話聞いてるだけなんて。


 
家に帰ってからはノートのまとめやテスト勉強、鳥の羽や尾を作ったりしてました。


BK181 ~12日目~  飴細工

2006年06月07日 | CSCA

***先週の金曜日分に、ジンジャーブレッドハウスの写真をたくさん追加しました***

 

今日の授業は

・Pulled Sugar Flowers

でした。

やっぱり基本はバラでしょう、と私はすっかりバラを作る気で行ったんですけど、違いました。Chef がこういう花を作るのよー、と見せてくれた本には菊の写真が。うーん、ちょっとがっかり。バラのが難しいのかなあ。
飴を引っ張って、細い花びらをたくさん作ってから、中心になるものに貼り付けていきます。

Chef は昨日壊れてしまったものを作り直して、今日はここまで作ってました。明日は鳥や枝を足すんだそうです。

一番上のが今日作った花です。なんだか海底っぽいですね。私たちは組み立てはまだしてません。私が作った花はこちらです。

Presentationする金曜日まで壊れないでいてくれるといいなあ。

 


BK181 ~11日目~  飴細工

2006年06月06日 | CSCA

今日の授業は

・Poured and Cast Sugar Work

でした。

昨日の続きです。今作っているこのShowpieceが、Final Practical Examになるんだそうです。だから気に入らなかったら授業中に何度作り直してもいいわよ、と。形は基本的にChef のデモと同じように作っていき、色だけは自分の好きにしていいそうです。大きすぎると壊れやすいからサイズには気をつけてね~と言いながら自分の作品を組み立てていたChef なのですが、ふとした拍子にそれが崩壊・・・。テストの直前にも起こりうることだから、心配な人は予備も作っておきなさいと言われました。

今日は葉っぱに見立てたような細長い丸い棒と、台座になる部品をいくつか作りました。グラニュー糖に卵白を少し入れて湿らせたものを型にぎゅっと押し込めて型抜きした物も作った。これは台座と本体(?)の間に入るみたい。

飴はちょうどいい固さのうちに作業しないとすぐ固くなってしまうので、なんだかんだと忙しくてカメラは持っていたものの写真は全然撮れませんでした。固くなってきたら電子レンジでちょっと温めるんですけど、クラスに一台しかないからちょっと不便。

明日は花を作るんだそうです。

写真が全然ないのもなんだか寂しいので、今日は夫がこの前行ったインドやイラン、韓国のお土産のお菓子をご紹介しますね~。

これはイランのお土産。サフランキャンディです。サフランが入ってるのがよく分かります。珍しいですよね~。なんとなくまだ食べてないんですけど、どんな味なのかなあ。

これはSoan Papdiというインドのお土産

最初はおそるおそる(笑)かじってみたんですけど、さくさくしてて、ちょっとミルクっぽいおいしいお菓子でした。ついつい手が出てしまい、すぐなくなってしまいました。リトルインディアに行ったら同じようなの売ってるかなあ。

これもインド。Badam Halwaと書いてあります。

ねっちりしてて、あ~、外国のお菓子なんだなあっていう味。

こちらは韓国のお菓子です。繭みたいですね~。お店で出来たてを試食した時にはふわふわでおいしかったそうなのですが、時間がたっているせいか、ねっちりした歯ごたえ。というか、噛み切るのが大変。中にはナッツが入っていました。箱にはハングル文字のほかに、宮中茶菓って漢字で書いてありました。あと、カタカナでクルタレって書いてあった。なんだろう、クルタレ。


BK181 ~10日目~  飴細工

2006年06月05日 | CSCA

今日の授業は

・Poured and Cast Sugar Work

でした。

今週はずっと飴細工の勉強です。まず、ビデオを2本見ました。暗いし、朝早いし、眠気に襲われて大変でした。

そのあとは、Chef のデモ。今の教室は湿度が多目だからということで、グラニュー糖ではなく、Isomaltという色づかない砂糖を使います。こちらの方が湿度を吸収しにくいんだそう。Poured Sugarは、320度(華氏)まで熱した砂糖をマットの上に流して固めるだけです。色はパウダーカラーを足してつけるのですが、好きな色でいいと言われたのでChef と同じ緑にしておきました。明日は花の作り方を習うらしいのですが、それにはPulled Sugarというのを使い、それは砂糖がまだ熱いうちに手で何度もひっぱって空気を入れ、ツヤをだしておきます。ツヤが出た状態で冷ましておき、明日また暖めて使うのだそう。花の芯にする(?って言ってたと思う)用に、Isomalt、キャラウェイシード、カソナードの上にも砂糖をたらして、固めました。

Chef は今日ここまで組み立ててました。

明日、花とか鳩(?って言ってたような)とか作って、これに足すんだそうです。私が今日作ったのはこちら。

明日、上手に出来るといいなあ。


BK181 ~9日目~  ジンジャーブレッドハウス

2006年06月02日 | CSCA

今日の授業は

・Gingerbread House

でした。

前日に家で屋根だけ作っていこうと思っていたのですが、作り出したらなんだか楽しくなってきて、木とか柱とか色々作ってしまいました。気がついたら12時過ぎていて、ちょっと寝不足・・・。

まず、屋根をアイシングでつけました。これが意外と難しくって。型紙通りの大きさならぴったりはまるはずなんですけど、ジンジャーブレッドが焼いているうちにちょっと膨らんでしまい、そして屋根瓦やら壁にもフォンダンを貼り付けてあるのでもっとかさばってしまい、ちゃんとはまるようにナイフで少しずつ削ったり屋根を貼り付けなおしたりして手間取ってしまいました。そのあとは、煉瓦を敷き詰めたり、庭に芝生(ドライのディルを使ってみました)を生やしたり。出来上がりはこちら。

玄関のアップ。

木は、マシュマロを溶かしてフードカラーで色を付けたものに、シリアルを混ぜ込んで形作りました。煉瓦はジンジャーブレッドです。窓辺にある植木には、花代わりに緑と赤の粒胡椒をつけてみました。

みんなが作った家を見て周るのも楽しかったです。みんな色々考えますね~。こちらは壁にリングイネが貼り付けてあります。

大きな灯台。キャンディたっぷりで重そう。

これはBear Beachというタイトルがついてました。クマやサカナが泳いでいて可愛い。

ちょこんと出てるニワトリが気に入りました。

マジパンで作ってある犬やウシも可愛かった。

砂漠をラクダが歩いてます。全面にシナモンがふってあるので、近づくといい香り。

これ、近くで見て大ウケしちゃいました。本物のアスパラやブロッコリー、パイナップルの葉を使ってあります。

これもウサギがあちこちにいて可愛かった。畑にはキャベツとスイカとにんじんが。

細かいところまで綺麗に出来てます。

最後に、とにかく誰もが認めた今日一番上手だった人のものです。

テーマはアップル。りんご農園です。

入り口には看板がかかっいて、ちょっと写真では見えにくいのですが窓の中にはキャラメルアップルが並んでます。電気もついてる。

煙突も本物みたい。ジンジャーブレッドに刻みをつけてから焼き、そこにロイヤルアイシングを塗りこんだんだそう。

庭に積んであるカボチャも上手だったし、鍬や鋤もプレッツェルやアイシングで作ってあって、見ていて楽しかったです。

ジンジャーブレッドハウス、思っていた以上に作るのが楽しかったので、またクリスマスにでももっと時間をかけて作ってみたいな~。


BK181 ~8日目~  ジンジャーブレッドハウス

2006年06月01日 | CSCA

今日の授業は

・Gingerbread House

でした。

昨日の続きです。

昨日帰ってきてから、どういう風に飾ろうか考えていて、白い壁に緑の屋根でグリーンゲイブルズっぽくしようかなあ、と。でもだったら最初っからちゃんと考えて、窓とかそっくりにすればよかったな~。色はアイシングを塗ればいいのかなあと思ってたんですけど、Chef に聞いてみたらフォンダンを薄く伸ばして板状にして貼り付けるといいと教えてくれたのでそうしてみました。フォンダンはウエディングケーキを作ったときのと同じものです。窓をたくさん作っちゃったので、なかなか手間がかかりました。今日中に家は完成させちゃって土台も作り出したいなあと思っていたんですけど、そんな時間は全然なし。今日はここまで作りました。

思ってたより大きかった、この型紙・・・。幅は30センチくらいあります。組み立てようとおもったらなんかパーツの数が少なくて、よく見てみたら屋根はそれぞれ1枚の型紙で2枚ずつ焼かないといけなかったらしいので、またジンジャーブレッドの生地を作って焼き足したりとバタバタしちゃいました。家で作業してもいいと言われたので持ち帰ってきたかったんですけど、継ぎ目のロイヤルアイシングが全然乾いてなくて不安定なので置いてきました。屋根は持ち帰ってきたので、これから屋根瓦を貼り付けちゃう予定。玄関の前にひさしをつけてポーチも作りたいんですけど、時間あるかな~。

ジンジャーブレッドハウス、作り出してみたらなかなか面白いです。もっと時間をかけられればいいのにな~。家だけならまだしも、土台になる庭も作らないといけないし。明日の9時半には、もうPresentation です。

みんなが作ってるのを見てみたら、ピラミッド型とか、ジンジャーブレッドで作った木とか暖炉とか、出来上がりが楽しみなのがたくさん。明日もたくさん写真撮ってきますね~。


BK181 ~7日目~  ジンジャーブレッドハウス

2006年05月31日 | CSCA

今日の授業は

・Citronettes
・Gingerbread House

でした。

Citronettesは、この前作ったOrangettesとほとんど同じです。使うものがオレンジの皮じゃなくてレモンの皮になっただけ。甘そうに見えますけど、ちょっと苦味もあっておいしいです。

Citronettesは全然手間がかからないので、今日のメインはジンジャーブレッドハウスでした。お菓子の家。いつか作ってみたいなあとは思ってたんですけど、こんな形で作ることになるとは。昨日、型紙を見つけながらどんなのを作ろうかと考えていたんですけど、Chef の説明では、カラフルなキャンディで飾ったりする子供向けのじゃなくて、3日もかけて作るんだから出来る限り本物に近い物を目指しなさい、と。見本として数年前の生徒が作ったという家を見せてくれました。

Chef 的には、これも見本とは言えないそうなんですけど・・・。もっとWorkmanshipで隅々まで綺麗に仕上げなさいと。でもまあ基本はこんな感じらしいです。窓は板ゼラチンで、木はコーンフレークなどで作ってあるそうです。煙突の煉瓦は細切りアーモンドだそう。家じゃなくても、ジンジャーブレッドが土台になっていればソリとかランタンとか、なんでも作っていいということでした。私は、最初これぞお菓子の家~っていうようなクリスマスっぽいシンプルなのを作ろうと思っていたんですけど(こんなのです。このサイト、すっごく充実してます。型紙もたくさんあるし、お勧め。)、こんな形の本当の家って見たことないし、違う型紙で作ってみることにしました。

ジンジジャーブレッドの茶色はシナモンとかジンジャーとかのスパイスの色かと思っていたら、違いました。たっぷり入るモラセス(糖蜜?)の色なのですね~。焼き上がり、いい香りです。でも今は食べられないけど。

手前に見えるリボンの先みたいなのは、煙突になる予定。

窓ガラスは板ゼラチンもいいけど、こちらの方法のが本物ぽく見えると言われたので、アイソモルト(色付かない砂糖みたいなの)を320度(華氏)まで熱してから冷ましてキャンディにし、それをくだいたものを窓枠の中に入れてジンジャーブレッドと一緒に焼きました。たしかに、ガラスみたいに見えるかな?写真でわかるでしょうか・・。これ以外にも、歩道に敷き詰めようと思って煉瓦用のも焼いてみました。

このジンジャーブレッドはテストとして評価対象にはならないらしいし、食べられる物ならば何を使ってもOK、売ってるキャンディやクッキーや何でもいいわよ~ということで、どうやって飾ろうか考えるの楽しいです。今日は学校から帰ってきて、久しぶりにRlphasへ行き(いつもTrader Joe'sばかりなのです)、ガムとか、グラハムクラッカーとか買ってきました。でもこれって、全然お菓子作りじゃないですよねえ。工作みたい。面白いからいいけど。コルドンブルーでこんなことするとは思わなかったな~。


BK181 ~6日目~  実技テスト

2006年05月30日 | CSCA

今日の授業は

・Practical Exam - Chocolate Box with two kinds of Candies

でした。

Presentationは9時45分ということで昨日のうちにタイムスケージュールを考えてたんですけど、時間が足りないんですよね~。しょうがないから初めに考えたものより飾りを減らしたりしたんですけど、でもどう考えてもぎりぎり。全く余裕なし。なので6時から3時間45分、必死で頑張りました。タイムスケージュールどおりぴったりに進み、5分前に仕上がったので5分でテーブルを綺麗にして、45分ぴったりにどうにかPresentation 出来ました。ふぅ~。こんなに長時間集中したのは初めてかも。まだ仕上がってない人も結構いたんですけど、今のChef は厳しいので、時間ぴったりに全員作業を止めるように指示が。そして、テーブルはそのままの状態で30分間教室から出て行きなさい、と。

Chef の採点中は、カフェで早めのお昼ご飯を食べてました。みんな、疲れ切っていて口数も少なめ・・・。まあでも無事終わってよかった~。夕べは夢の中でもChocolate Boxを作ってました、私。出来上がりはこちら。

側面とふたは、Transfer Sheetを使ってチェック柄にしてみました。バラと葉はModeling Chocolateです。中身はこんな風。

茶色いのがCarioca Truffles(コーヒー味のガナッシュを固めて切り分けてから、表面だけにココアをふって側面はダークチョコでコーティング)、もう1つはSplitter Truffles(アーモンドとヘーゼルナッツを、プラリネ入りのホワイトチョコで和えた)です。

出来上がってる人のものだけ、いくつか写真を撮ってきました。私は普通に四角い箱にしちゃったんですけど、みんな色んな形にしてあって面白かったです。

まずは丸形。

星形のも。上に乗ってるのは何だろう・・?

こちらはピアノ形。

棺桶形!も・・・。

一番形が上手だなあと思ったのはこちら。

ビーチにある、監視小屋(?なんて言うんでしょうね?)ですね~。すごい。梯子も綺麗にできてるし。型紙色々作ってありました。これを作ったのはTeaching Assistantの人です。さすが。

授業のあとはCareer Servicesに行って、昨日のうちに書いてみたResumeとCover Letterのチェックをしてもらいました。直した方がいい箇所をいくつか教えてもらったので、これから清書です。大学の時に履歴書のOKが出るまで就職課に通ったのを思い出します。

明日からは3日間かけてGingerbread Houseを作ります。これから型紙探さなきゃ。


BK181 ~5日目~  ファッジ・マシュマロ

2006年05月26日 | CSCA

今日の授業は

・Orange Squares
・Fudge
・Marshmallow

でした。

今日はどれも2人1組で作りました。オレンジスクエアは、マジパンにオレンジピールを加えて好きな形にし、チョコにくぐらせたものです。

オレンジピールが少なかったのか、マジパンの味が強い。オレンジオイルも入れたんですけど、あんまり分かんなかった。

マシュマロは、湯煎で溶かしたゼラチンを泡立てているところに熱いシロップを加えてかなりしっかり泡立てたものをコーンスターチと粉砂糖をあわせたものの上に落として固めました。板状のものと丸いのと2種類。

好きな味にしていいと言われたので、オレンジエクストラクトを加えました。何も入ってないもはゼラチンの味が目立っていてちょっと・・・という感じだったのですが、オレンジ味の方はおいしかった。丸い方、ぽよぽよに柔らかくてさわってると気持ちいいです。板状の方は固めるのに時間がかかるので、来週切り分ける予定。

ファッジは、溶かしたチョコにバターとコンデンスミルクを加えて固めただけです。簡単~。

ナッツは塩水にくぐらせてあるので、ほんのり塩味が効いててそれもおいしい。今日作ったのは本当のファッジの作り方とはちょっと違うみたいです。本来は熱いミルクとシロップをあわせたものに冷ましながら空気を入れて結晶化させるらしいです。たしかに、前にお店で食べたものをちょっとしゃりしゃりしてて今日のとは違ったような。Chef は、今日の作り方のが滑らかでおいしいから好きだと言ってました。私はどっちも好き。

さっさとこの3種類を作り終えてからまたChocolate Box の練習をしようと思ってたんですけど、あんまり時間がなくて途中まで組み立てたところで終わっちゃいました。月曜がメモリアルデーで学校もお休みなので、連休で今日からバケーションに行っちゃってる生徒も多く(10人位いなかった)、Chef がじゃあちゃんと学校に来ているあなた達にはちょっとご褒美ね、ということで今日は2人1組で作ってよし、さらに授業もいつもより1時間早く終わらせましょう、ということになったのです。

来週の火曜日はChocolate Boxの実技テスト。私はまだテンパリングが不安なので練習用にチョコを持ち帰ってきました。ちょっとは上達するといいなあ。中身も2種類作らないとなので、どれにするか決めなくちゃ。


BK181 ~4日目~  トフィー・ナッツブリトル

2006年05月25日 | CSCA

今日の授業は

・Toffee
・Nut Brittle
・Orangette

でした。

トフィーもナッツブリトルも、カラメルにバニラやベーキングソーダを入れて固めるだけです。Orangetteは、オレンジの皮の細切りをシロップでゆっくりじっくり透明感が出て苦味がなくなるまで煮るだけだし。さっさと終わらせちゃってすぐにChocolate Boxの練習に取り掛かろうと思ってたんですけど・・・。なんだか今日はどれも上手に仕上がりませんでした。

まず、トフィーは300度(華氏)まで熱しなさいって言われてたんですけど、どうやらそれよりも温度が低かったらしくて、Crystalizedしてしまいました。なんか真っ白。ナッツブリトルはそんなことはなかったんですけど、ディップしたチョコがきちんとテンパリングできてなくて、こんなふうなっちゃいました。

チョコがつやつやじゃなくてにごっててカッコ悪いです。

でもとにかくChocolate Boxの練習したかったのでやり直さず。こちらも、どうもテンパリングが上手に出来なくて。やっぱり苦手だわ。こないだOrange Truffleのテンパリングが出来てたのはたまたまだったのでしょう・・・。テンパリングマシン欲しいよ~。

これはテンパリングできてないとカッコ悪いだけじゃなくて強度もなくなってしまうので、やり直しました。Chef が壁紙を使ったところは、Transfer sheetを使ってみたんですけど、この写真だと分かりにくいかな・・・?

どうもこれもちゃんとはテンパリングできてないと思います。明日、またやり直す時間があるといいな~。

Orangetteは、煮て少し乾かしてからグラニュー糖をまぶしました。

普通はもっと太めだと思うんですけど、これは明日作るOrange Squareというものの飾りに使うらしいので、それ用に細くしなさいということで。ちょっとだけチョコにディップしてつまんでみたけどおいしかった。


BK181 ~3日目~  キャラメルアーモンド・チョコレートボックス

2006年05月24日 | CSCA

今日の授業は

・Caramel Almonds
・Splitter Truffles
・Chocolate Box (Demo only)

でした。

キャラメルアーモンドは、アーモンドにキャラメルを絡め、3粒ずつ固めて下半分をチョコにディップしたもの。Splitter Trufflesは、細切りのアーモンドとチョップしたヘーゼルナッツに、ホワイトチョコとプラリネペーストを混ぜたものを絡めたものです。これも固まってからダークチョコをディップしました。どちらか1つだけ作ってみなさいということで、おいしそうだったSplitter Trufflesを。

ものすごく大量に出来ました。200個くらい作ったかなあ。半分の量でもいいかどうか聞いた人がいたんですけど、カリキュラムがこのレシピを要求しているから一人ずつ全量作りなさい、と。大量に作る練習?根気?も授業のうちなのでしょうか。

Chocolate Boxは、来週の実技テストの課題です。今日はChef が作ってるのを見てただけでした。明日からはこれを練習しなさいね、と。テンパリングしたチョコで箱を作って、中に2種のチョコを入れるというのが課題です。箱の形や飾り、チョコの種類はなんでもいいみたい。Chef の箱は、まず飾りにModeling Chocolate(チョコとコーンシロップを2:1で合わせたもの)でリボンを作りました。

なんか太くて大きいです。ウエディングケーキのTopper にリボンを作りたいって私が言ったときもこのタイプのリボンを作るように言われたんですけど、私は細めのが好きだったの変えちゃったんですよね~。左後ろに見える4つの丸は、箱の足になる部分です。

箱に模様をつけるのに、こういうテクニックもあるわよ、ということで壁紙を使って方法を教えてくれました。こんなふうに凹凸がある壁紙に

今回は赤く着色されてるココアバターを塗って、軽くスパチュラで表面をなでると、凹の部分だけ赤くなります。それを固めてから、普通にテンパリングしたチョコを流して固めれば模様つきのチョコの板が出来上がり。用意しておいた型紙に沿ってこのチョコを切り分け、こんな風に組み立てていきます。

組み立て終わったら、絞り出したチョコで継ぎ目などを隠せば出来上がりです。

中身はこんなふう。

明日の授業では、とりあえずChef のデモと同じような感じで作ってみようと思います。テストの時はどんな風にしようかな~。


BK181 ~2日目~  トリュフ仕上げ

2006年05月23日 | CSCA

今日の授業は

・Tempering Chocolate
・Truffle Finishes

でした。

テンパリングは前にも習ったのでざっと復習のみ。もう温度計は使わないで見た目や指で触った感じで判断できるようにしましょうとのことでした。

Port Truffle は中身を丸めたあと、ミルクチョコレートにディップしてとげとげになるようにチョコレートフォークでつつきまわせば出来上がり。

Carioca Truffle は板状に固めてあるものを四角く切って、表面だけにココアをまぶし、表面以外の面にセミスィートチョコをディップ。



Orange Truffle は、こんな型を使いました。

これにチョコを流しいれ、

逆さにして固めてから、中身を絞り出し、その上からさらにチョコを流して固めます。私はなんだかテンパリングに苦手意識があって、今回は温度計も使わなかったしきちんと固まってくれるかどうか心配だったんですけど、この通り。

つやつやに成功しててよかった~。Chef にもテンパリングがよく出来てると褒められました。でも、底の部分がちょっと厚くなっちゃった。

それに、一部のチョコはこんな風に表面に気泡ができてしまいました。

まだ中身が残ってるので、明日は気泡も無く回り全部が均等に薄くなるように頑張ります。中身はもっとオレンジ風味が強くてもよかったかな~。

Cassis Truffle は中身を丸めてからホワイトチョコレートにディップし、さらにパウダーシュガーをまぶしました。

これはテンパリングもチョコの厚みもOKでした。味もよかったんですけど、でも中身がちょっとなめらかじゃないというかなんというか。昨日のうちに作っておいたので、ディップする前にもっとしっかり溶かしてよく混ぜておかないといけなかったみたいです。

みんな2種類ずつ作ったので、Port Truffle や Carioca Truffleを作った人と、私のOrangeやCassisをちょっと交換してもらいました。

左がPortで右がCariocaです。Cariocaはほんのりコーヒー風味。PortもほのかにアルコールっぽいのでこれがPortなんでしょうね。

今日は授業の終わりに就職課の人が来て、卒業までの6週間、どういうスケジュールで活動していけばいいのかということを説明してくれました。学科はワインのクラスで終了だと思ってたら違ってた。私はまだ就職するかも分かんないんですけど、「Professional Dvelopment Seminar」ということでこれもしっかり成績がつけられるみたいです。一週目に個人面談、2週目までにレジュメを書いてセミナーに出席、3週目までに就職希望先を提出、などなど・・・。親切ですよね~。卒業までに就職が決まらなくても、決まるまで面倒みてくれるんだそうです。面談の予約はしてきたので来週までにレジュメを書かなきゃ。見本をもらってきたんですけど、英語で書くなんて大変そうだわ・・・。


BK181 ~1日目~  トリュフ4種

2006年05月22日 | CSCA

今日からは、BK181  Advanced Techniques Moduleというコースです。1週目はチョコレート、2週目はジンジャーブレッドハウス、3週目はシュガーショーピースの予定。

今日の授業は

・Orange Truffles
・Carioka Truffles
・Port Truffles
・Cassis Truffles

でした。

どれも中身を作っただけで、明日仕上げ予定です。デモは4種類全部だったんですけど好きなのを2種類選んで作りなさいとのことで、私はOrange と Cassisを作りました。Orangeはオレンジジュースやグランマニエを入れて温めた生クリームに泡立てた卵黄を混ぜ、それにセミスイートチョコを加えたもの。Cassisは温めた生クリームにカシスシロップやCreme de Cassisというリキュールを加え、ホワイトチョコと一緒に溶かしたもの。ホワイトチョコにカシス入れたら、綺麗なピンク色になりそうじゃないですか?でも実際の色は、こんな。

なんかがっかり~。

Cariocaは、ホワイトチョコとセミスイートチョコを溶かしたもにバターをココア、インスタントコーヒーを加えたものです。Portは、セミスイートに生クリームとバター、ポートを加えただけ。みんなで、ワインクラスでポートとチョコをあわせたらとっても合ってたもんね~って言ってました。私はその時欠席だったから知らないんですけどね・・・。

あっという間に作業が終わったので、9時半くらいからはチョコに関するビデオを観ました。

それから、先週のウエディングケーキなどのテスト結果と、総合成績が渡されました。総合ではA、ウエディングケーキもPortfolioも満点でした♪頑張りが報われたというもの。

あと、Chef がシュガーショーピースはこんなの作るのよ~って、以前自分が作ったものを見せてくれたんですけど、とても自分でこんなのをお砂糖から作り出せるとは思えません・・・。

フルーツバスケット。これは吹いて作るんだそう。ガラスみたいですね。プラムの質感は、コーンスターチなどをまぶして作ったそうです。

ピエロ。ストライプのリボンが可愛いです。

Asian Ladyだそう。髪の毛くるくる。

シュガーショーピースが、このコースのFinal Practical Examです。こんなの作れたらすごいな~。