お菓子時々パン日記

LAで製菓学校を卒業後、オランダ、ロンドン等を経て今は名古屋在住です。
私の作るお菓子やパン、その他色々の日記です。

レモンメレンゲタルト

2007年04月30日 | タルト


Lemon Meringue Tart

レモンメレンゲタルトです。イタリアンメレンゲは今回もサントノーレ口金を使って絞り出しました。ちょっと隙間があいちゃいましたね・・・。

さくさく感が長持ちするように、タルトの底にはアーモンドクリームを薄めに敷いてから焼いてあります。

焦げ目を綺麗につけるのって、難しい・・・。

タルト生地を多目に作っておいて、おやつ用にココナッツタルトを焼きました。


Coconut Tart

ルミさんのレシピです。ココナッツパウダーを使うところをココナッツファインで代用してしまったのですが、大丈夫でした。生クリームが多目に入っているせいかクリーミー。焼いて冷めた時よりも、冷蔵庫でしっかり冷やしてからの方がずっとおいしかったです。パウダーを使えばきっともっと舌触りがなめらかになるのでしょうね~。夫が気に入っていたので、今度はパウダーで作ってみようと思います。


ベーコンエピ

2007年04月28日 | パン


Bacon Epi

今日はベーコンエピを焼きました。ちょうどお昼に焼きあがったので、ランチにしました。やっぱり焼きたてパンはおいしい~。

ちょっと水分が多かったせいか、形がしっかり出なかったのが残念です。エピは「麦の穂」という意味なのですが、先が丸くなってしまったのであまりエピっぽくなりませんでした。

粗引き胡椒をと一緒にベーコンを巻き込んで焼いてあります。先っぽのパリパリの皮もおいしいし、ベーコンの脂がしみ込んだ生地の部分も好き♪


ミルクパン

2007年04月26日 | パン


Milk Bread

久しぶりにパンを焼きました。Surfasに買出しに行った時にフレッシュイーストを見かけたので買ってみたのです。かなり量があって(500g位)どうしようか迷ったのですが、お店の人が冷凍しても大丈夫だと言うし結構安かったので。

学校に通いだす前は朝食用によくパンを焼いていたのですが、通学中は家でパンを焼く余力なんてなく、卒業してからもなんとなくパン焼きは再開しないでいました。だからパンを焼くのはすっごく久しぶり。そのせいか、感覚が鈍っていて(という程のちゃんとした感覚なんて別に無かったとは思うのですが)、やたら大きいサイズのパンが出来ちゃったり、成型にとまどったり。やっぱり日頃から焼いてないとダメなんだわ・・・。でも、焼きたてのふわふわパンはやっぱりおいしくて満足♪

今日は学校で習ったレシピで、ミルクパンにしてみました。水は使わずに水分はミルクと卵だけのパンです。久しぶりに生地を捏ねて、ふわふわのパン生地の気持ちよさを思い出しました。全部同じ生地ですが、写真でいちばん奥がソーセージロール、真ん中がロールパン(のつもり。形めちゃくちゃ・・)、手前はひも状にしてくるっと丸めたプレーンなパンです。他にクリームパンやハムチーズロールも作りました。

アッツアツのクリームパンです。まだクリームがとろんとろん。昨日作ったロールケーキに使ったカスタードが残っていたのでちょうどよかったです。なんだかぽっかり穴があいててクリームがあまり無い様に見えますが、そうでもないんですよ♪

パンを焼くのって楽しい~と思い出したので、フレッシュイーストが新鮮なうちにどんどん焼いてみようと思います。


プレーンロールケーキ

2007年04月25日 | ロールケーキ


Roll Cake with Pastry Cream

ふっくらカステラのような生地のロールケーキです。

・・・・。本当は、小山ロールを作るはずだったのです。だいぶ前のdancyuにレシピが載っていたのをとってあったので。表面の焼き色がとっても美味しそうなのです。この小山ロールは、エスコヤマの小山シェフがTVチャンピオンの決勝大会のために作り、お店でも毎日1000本以上も売れる大人気商品なのだそう。いつかお店に行ってみたいけど、兵庫だし駅からも遠いようだしなかなか難しそうです。

小山ロール、なんと卵黄を7個!も使います。卵白は4個。別立てで、はちみつも入っています。表面にしっかり焼き色をつけたつもりだったんですけど・・・。

なんかもうこの時点で失敗の予感。もっとしっかり焼くべきですよねえ。天板からはずす時に、表面にしわもよってしまいました。案の定?この焼き色が表に出るように巻こうと裏返しにしたら、紙にくっついた箇所が所々はがれてしまいました。はぁ、悲しい・・・。しょうがないので、ラップを使って残りの部分もはがしてしまいました。なので出来上がりは最初の写真のような普通の?ロールケーキです。カットも下手ですね・・・。

生クリームにカスタードを少し混ぜたクレームルーローを全体に塗り、カスタードに生クリームを少し混ぜたクレームムースリーヌを真ん中に絞り出してから巻いてあります。レシピでは栗の甘露煮も巻き込むのですが、うちに無かったので省略。

ふわふわのカステラのような厚めの生地でカスタード風味のクリームを巻いてあるので、想像通り優しい味。でも見た目が全然違うー。きつね色でおいしそうな表面のロールケーキを作りたかったのに~。また近々チャレンジしてみます・・・。


マドレーヌ2種

2007年04月24日 | 焼き菓子


Madeleine

久しぶりに、ふんわりタイプのマドレーヌを焼きました。いつもはアーモンドパウダー入りでバターたっぷりのしっとりタイプを焼くことが多いのです。このふんわりタイプは学校で習ったもの。卵をしっかり泡立てて使います。でも一晩寝かせるし、そんなに泡立てる意味があるのかはちょっと不明。今度泡立てずに作って比べてみよう。レモンゼストが入っているのでほんのりレモン風味で、やっぱりこれもおいしいな~♪


Strawberry Madeleine

こちらはイチゴ入りにしました。フリーズドライのイチゴを使っていますが、以前のようにパウダー状にはせず、小さく砕いて生地に混ぜ込んだだけです。ジャムと違って余計な甘味がないので普通の生地を使えるし、イチゴの味もよく分かるし、これでいいかも。やっぱりふんわりタイプの方がイチゴマドレーヌにはあっていたみたいです。


シュークリーム

2007年04月23日 | シュー生地


Cream Puff

ルミさんの新刊「知りたがりの、お菓子レシピ」を最初に眺めて、一番作りたかったのがこのミトンズシュークリームです。でも生菓子だし結構たくさん出来そうなので、今回友達が遊びに来た時に作ってみました。

シュー皮は普通の作り方ですが、このミトンズシューはクリームの作り方が独特なのです。カスタードと生クリームをあわせたものなのですが、カスタードはかなり煮詰めてぼってりと重くし、あわせる生クリームもぼそぼそになるまで泡立ててしまいます。生クリームをこんなになるまで泡立てたのなんて初めてでちょっと面白かったです。固く煮詰めたカスタードは粉くささが飛んで卵や牛乳のこくが凝縮され、そこに分離寸前まで泡立てた生クリームをわざとむらが残るように混ぜ込むことで、口の中に卵とミルクの味わいが広がって美味しくなるのだそう。

このクリームが本当においしいのです♪とってもミルキー。この写真を見ていて、また食べたくなってきました~。クリームだけいくらでも食べられてしまいそうです。このクリームをたくさん味わいたくてシューに詰めすぎてしまって、最初の写真のように不恰好な仕上がりになってしまいましたが・・・。

たっぷり詰まっています。シュー皮は低温で乾燥焼きするのでかなりざくざくになりましたが、本の写真だともっと焦げ色がついてますね~。

この本、シュークリームは基本の「ミトンズシュー」の他に、シュー皮にビスケット生地を乗せて焼く「ビスケットのせシュー」と、2種のクリームを使う「クロカンクリームのエクレア」が載っています。クロカンクリームは、キャラメライズしたアーモンドを砕いてプラリネにしたものをホイップクリームとあわせたもの。もう一種のクリームはミトンズシューと同じなので今回はこれも作ってみました。

本ではシンプルな形のエクレアなのですが、お団子みたいに小さい丸をつなげたものを作ってみたくてこんな形にしてみました。でもイマイチですね・・・。しかもクロカンクリームの絞りがガッタガタだし。下にはミトンズシューと同じクリームもかくれています。こちらもナッツが香ばしくて美味しかったです。

今回はどちらもかなりミニサイズで作ったのですが、今度は普通サイズでクリームたっぷりでまた作ってみたいです。家でこんなに美味しいシュークリームが食べられるなんて幸せ。作りたてですしね♪


抹茶のシフォンケーキ

2007年04月19日 | シフォンケーキ


Green Tea Chiffon Cake

ホワイトチョコ入りの抹茶シフォンです。これもルミさんの新刊から。

抹茶が10gも入っています。作っている時から抹茶のいい香り。一晩冷蔵庫で冷やしてから型出ししました。

いつもより高さが出ませんでした。最後にメレンゲをあわせるときにちょっと混ぜすぎちゃったのかも。表面に出ているホワイトチョコレートが焦げていて、なんだかミルクチョコかレーズンが入ってるように見えますね~。

チョコが溶けて、穴がぽこぽこ開いちゃってます。溶けてないチョコはところどころに見えるだけ。細かく刻みすぎちゃったのかなあ。でもホワイトチョコの味はしっかりします。本によると、焼いて1日目は抹茶の香りが立ち、2日目はホワイトチョコの風味が増すとのこと。今度焼いたら、1日目に食べてみよう。

この本にはもう一種類、ほうじ茶のシフォンケーキのレシピも載っていて、そちらもどんな味がするのか楽しみです。


Tops でランチ。

2007年04月18日 | 外食(LA)


Pastrami Sandwiche - Tops

パサデナのWalnut沿いにあるTops に行ってきました。お昼時だったので混んでいて、テーブルを確保するのもちょっと大変。

ボリュームがすごいというのは聞いていたので、一応控えめに2人で1つのサンドイッチ、スモールサイズのチリフライとズッキーニをオーダーしたのですが・・・。上の写真の通り、ものすごい量の食べ物が出てきました(笑)。ポテトに突き刺さっているフォークやトレーから大きさを察して下さい。これ本当にSサイズなのかなあ。もちろん、Sサイズを一人分ずつ頼んだんですよ。

サンドイッチの具、すごいですよね~。これ、1つを半分にカットしてある状態です。たっぷりのパストラミ、パテ、トマトとレタスが入っていました。もう、パンなんてどこにあるか分からない位。食べるのが大変でしたが、おいしかったです♪

ズッキーニフライも香ばしくておいしかったけど、もちろん食べきれず・・・。ポテトと一緒に持ち帰ってきました。ほんと、これでスモールサイズだったら、ラージなんてどんな量なんでしょうね。見てみたいけど、オーダーする勇気はちょっと出ないかな~。


バニラプレッツェル

2007年04月17日 | クッキー


Vanilla Pretzel

これもルミさんの新刊に載っていた、バニラプレッツェルです。これにももちろんバニラビーンズが入っています。レシピでは1/6本ということだったのですが、なんだか少ないような気がして1/3本位入れてみました。これでもまだ本の写真よりもバニラの粒が少ないかな~。ルミさんのレシピのバニラ量通りに作ると、どうも出来上がりのバニラ感?が足りないような気がするんですよね~、いつも。バニラの種類が違うのでしょうか?(ちなみに私が使っているのはタヒチ産のバニラです)

生地には卵は入らず生クリームが入っています。生地作りは短時間ですぐ出来ましたが、プレッツェル型に絞り出すのがちょっと難しくていびつな形がたくさんできちゃいました・・・。

バニラの香りで、何故かミルキーな感じもあって美味しいです。


ヴィエノワ

2007年04月16日 | クッキー


Viennois

ルミさんの新刊から、ヴィエノワという名前のクッキーです。ウィーン風という意味だそう。

バターとお砂糖をしっかり泡立ててから卵白と粉とあわせてあります。この、しっかりバターを泡立てる作業が軽い食感を作るためのポイントだそう。たしかに、軽くてさくさく。コーンスターチやショートニングを使わなくてもこんなに軽いクッキーになるのですね~。

バニラの粒々が見えるでしょうか?でもこれはもうちょっとバニラを増やした方がよかったです。本に載っている写真ではもっとバニラの粒がたくさん見えるのです。

本の写真を真似して撮ってみたのですが・・・。

このクッキー、軽くて普通においしかったとは思うのですが、本当にこれでよかったのかちょっと疑問。焼きがちょっと浅かったかなあ。なんだか香ばしさが足りないような気がするし、「さらさらと口溶けがいい」とまでは言えないような。もっとバニラを増やして焼き時間もちょっと長めでまた作ってみようかな。オーブン・ミトンの本物が食べてみたいです。


ベリーのショートケーキ

2007年04月15日 | ショートケーキ


Berry Cake

ベリー系のショートケーキというオーダーをもらって作ったケーキです。形のいいイチゴが揃わなかったので、カットしたものをデコレーションしました。中はスポンジ3段でイチゴとホイップクリームをはさんであります。

側面にはイチゴを貼り付けてみました。

いつにもましてナッペがダメダメでした・・・。ふぅ。ごめんなさい・・・。それに、飾るのが楽しくてフルーツをどんどん乗せちゃったけど、カットが大変だったかな~。


バニラのパウンドケーキ

2007年04月13日 | パウンドケーキ


Vanilla Pound Cake

小嶋ルミさんの新刊「知りたがりの、お菓子レシピ」から、バニラのパウンドケーキです。この本、最初は次に日本に帰った時に(もしくは日系書店で見かけたら)買おうと思っていたのですが、やっぱり我慢できなくて日本から送ってもらいました♪何を作ろうかとワクワクしながら本を眺めて、最初バニラのパウンドケーキを焼いてみることに。「おいしい!生地」も写真がたくさんでとても丁寧な説明がありますが、この本も本当に詳しくコツが書いてあります。

バターをしっかり泡立てて作るタイプのケーキです。最後に粉と混ぜるまで、10分以上ハンドミキサーで泡立て続けます。こういうお菓子を作ると、キッチンエイドが欲しくなってしまいます。なーんか踏ん切りが?つかなくてまだ買えないのです。

バニラのケーキですが、生地に混ぜ込むバニラビーンズは1/5~1/4本しか使っていません。焼いている途中から、バニラの優しい香りが漂ってきて幸せな気分になりました。

焼きあがってまだ熱いうちに、種をとったあとのバニラのさやを使って作ったバニラ風味シロップをうちます。

バニラの粒々が見えますでしょうか?もう、ほんとにいい香りなんです。

「おいしい!生地」のフルーツケーキは3日目からが食べ頃ということで待たないといけませんでしたが、これは当日から食べられるということで早速味見をしてみました。

やさし~い甘さと香りのケーキです。軽いけど、シロップをうってあるのでしっとりもしていて。美味しいです。作り方は似ていますが、フルーツケーキとはまた違う口当たりでした。次は何を作ろうかな~♪


スイートポテトパイ

2007年04月11日 | 焼き菓子


Sweet Potato Pie

さつまいもを頂いたので、スイートポテトを作りました。冷凍庫に以前作ったパイ生地もあったので、パイにすることに。

低温のオーブンでじっくり焼いたさつまいもは甘くてほくほくしています。このままバターをつけて食べてしまいたいのをガマンして、スイートポテト作り。といっても、味見をしながらバター、生クリーム、お砂糖、卵黄を足していっただけです。パイ生地の上に絞り出してから焼きました。

これはゴマを振ってちょっと和風に。

これはゴマをアーモンドスライスにかえただけです。絞り出し方もちょっと変えてみました。

これは、スイートポテトにラム酒とラムレーズンも加えてから焼いてあります。こちらの方が風味がよくて好きでした。でもパイ生地の焼き上がりがイマイチですねぇ。

冷めるのを待ちきれなくて、まだ熱々のパイをカットしてみました。中身はまだとろりとしています。ふわーんといい香りでおいしかった♪バニラアイスを添えたら、きっともっとおいしかったことでしょう。でもうちには無かったのです。


オレンジと紅茶のパウンドケーキ

2007年04月10日 | パウンドケーキ


Orange & Tea Cake

たかこさんのレシピで、オレンジと紅茶のパウンドケーキです。自家製オレンジピールをたっぷり入れました(レシピの倍近く)。紅茶はアールグレイで、オレンジと香りがよくあいます。

卵白はメレンゲにして入れてあるからふわふわだし、生クリームが入っているせいか、しっとりとして食べやすい口当たりです。これ美味しくて大好き。


クミンのパイクッキー

2007年04月09日 | クッキー


Cumin Cookie

ルミさんのレシピで、クミンのパイクッキーです。塩味のパイクッキーが3種類紹介されていたのですが、どんな味かなと思ってなんとなくクミンのものを作ってみました。ビールやワインに合うって書いてあったけど、そんな感じです。バターに粉類を切り込んでいって、生クリームでまとめた生地をパイカッターで切り分けてから焼きました。さくさくの層状になっていてまさにパイクッキー。クミンってこれだけだとカレーのような風味があるんですね。

レシピを見て、ちょっと量が多めかな?と思いつつそのまま作ったら、この袋に4つ分も出来ました。