Cream Puff
ルミさんの新刊「知りたがりの、お菓子レシピ」を最初に眺めて、一番作りたかったのがこのミトンズシュークリームです。でも生菓子だし結構たくさん出来そうなので、今回友達が遊びに来た時に作ってみました。
シュー皮は普通の作り方ですが、このミトンズシューはクリームの作り方が独特なのです。カスタードと生クリームをあわせたものなのですが、カスタードはかなり煮詰めてぼってりと重くし、あわせる生クリームもぼそぼそになるまで泡立ててしまいます。生クリームをこんなになるまで泡立てたのなんて初めてでちょっと面白かったです。固く煮詰めたカスタードは粉くささが飛んで卵や牛乳のこくが凝縮され、そこに分離寸前まで泡立てた生クリームをわざとむらが残るように混ぜ込むことで、口の中に卵とミルクの味わいが広がって美味しくなるのだそう。
このクリームが本当においしいのです♪とってもミルキー。この写真を見ていて、また食べたくなってきました~。クリームだけいくらでも食べられてしまいそうです。このクリームをたくさん味わいたくてシューに詰めすぎてしまって、最初の写真のように不恰好な仕上がりになってしまいましたが・・・。
たっぷり詰まっています。シュー皮は低温で乾燥焼きするのでかなりざくざくになりましたが、本の写真だともっと焦げ色がついてますね~。
この本、シュークリームは基本の「ミトンズシュー」の他に、シュー皮にビスケット生地を乗せて焼く「ビスケットのせシュー」と、2種のクリームを使う「クロカンクリームのエクレア」が載っています。クロカンクリームは、キャラメライズしたアーモンドを砕いてプラリネにしたものをホイップクリームとあわせたもの。もう一種のクリームはミトンズシューと同じなので今回はこれも作ってみました。
本ではシンプルな形のエクレアなのですが、お団子みたいに小さい丸をつなげたものを作ってみたくてこんな形にしてみました。でもイマイチですね・・・。しかもクロカンクリームの絞りがガッタガタだし。下にはミトンズシューと同じクリームもかくれています。こちらもナッツが香ばしくて美味しかったです。
今回はどちらもかなりミニサイズで作ったのですが、今度は普通サイズでクリームたっぷりでまた作ってみたいです。家でこんなに美味しいシュークリームが食べられるなんて幸せ。作りたてですしね♪